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水曜日, 11月 29, 2023

【募集!】公募型DXイノベーション愛媛プロジェクト|地域課題をデジタルソリューションで解決へ

トライアングルエヒメ広報事務局が、市町共通の広域課題を深掘りし、デジタル技術の実装・定着から県内全域への横展開で、新たな価値を創造する「トライアングルエヒメ公募型DXイノベーション愛媛プロジェクト」をスタートさせます!
そこで、全国から、市町とともに地域の課題を解決するデジタルソリューション・アイデアを募集します!

共創プログラムに取組む背景とは?

愛媛県では、令和4年度からスタートしたデジタル実装加速化プロジェクト
「トライアングルエヒメ」事業からさらに一歩踏み出します。

愛媛県内の市町共通の広域課題を深掘りし、デジタル技術の実装・定着から県内全域への横展開で、新たな価値を創造する「トライアングルエヒメ公募型DXイノベーション愛媛プロジェクト」がスタートします。

事前に県内自治体からヒアリングした地域の課題に対して、日本全国の企業からデジタルソリューション・アイデアを募集し、県・市町・ソリューション提供企業のみなさんとともにプロジェクトを組成。

ネットワーキング・ワークショップ等を通じて地域課題の解決に向けた新たなアプローチを官民連携で立案・ブラッシュアップし、県・市町・企業の『チーム愛媛』で次年度以降の実装を目指します。

この事業の推進にあたり、地域の課題を市町とともに解決し、愛媛県のアップデートに向けて協業いただけるデジタルソリューション提供企業の募集を開始しました。

デジタル実装の聖地・愛媛から、地域の課題を地域と共に解決しアップデートする
地域イノベーションモデルを一緒に創っていきませんか?

公募型DXイノベーション愛媛プロジェクトの概要

▶︎対象企業:日本全国のデジタルソリューション提供事業者
▶︎参加費:無料
▶︎主催:愛媛県企画振興部スマート行政推進課

対象となる地域課題テーマ(ジャンル)

◎ 広域観光の実現   ◎Uターン・Iターン産業創出
◎ 空き家対策および地域資源としての利活用(廃校など遊休資産含む)
◎ 雇用創出・促進   ◎公共交通
◎ 健康促進・生きがい ◎予土線圏域における地域経済活性化
※詳細はWEBサイトhttps://dx-ehime.jp/innovをご参照ください。
※本募集ページは、受託企業であるレガシーイノベーショングループ株式会社が作成及び管理しています。本プログラムに関しての連絡はレガシーイノベーショングループ担当者からお送りしますのでご了承ください。

共創プログラムで実現したいこと

1.愛媛の地域課題をデジタルソリューションで解決し、新たな地域イノベーションモデルを創造する

愛媛県では、産業の稼ぐ力や県民の安心・便利の更なる向上のため、デジタル技術を実装し、地域課題の解決にチャレンジする「デジタル実装加速化プロジェクト」“TRY ANGLE EHIME”に2022年度から取り組んでいます。
今年度、愛媛県はこのプロジェクトからさらに一歩踏み出し、県内市町の共通の広域課題を深掘りし、デジタル技術を実装・定着から県内全域へ横展開させることで、新たな価値を創造する「公募型DXイノベーション愛媛プロジェクト」をスタート。事前に県内自治体からヒアリングした地域の課題に対し、日本全国からデジタルソリューション・アイデアを募集し、県内自治体とソリューション提供事業者のみなさんとともにプロジェクトを組成。ネットワーキング・ワークショップ等を通じて地域課題解決に向けた新たな事業案を官民連携で立案・ブラッシュアップし、県・市町・企業の『チーム愛媛』で次年度以降の実装を目指すプロジェクトです。
この事業の推進にあたり、地域の課題を市町とともに解決し、愛媛県のアップデートに向けて協業いただけるデジタルソリューション提供企業を募集しています。

■対象となる地域課題テーマは 7点です。
◎ 広域観光の実現   ◎Uターン・Iターン産業創出
◎ 空き家対策および地域資源としての利活用(廃校など遊休資産含む)
◎ 雇用創出・促進   ◎公共交通
◎ 健康促進・生きがい ◎予土線圏域における地域経済活性化
「実現したいこと02以降」で詳細を説明します。 

2.こんな課題を解決したい(1)広域観光、産業創出

①▶広域観光の実現
【課題】
大型の観光客受け入れや、多額の資金力に依存しない”地域ならでは”の観光コンテンツの企画やプロモーション施策を展開する。
◎愛媛県内各エリアにおける観光資源の認知拡大 ◎観光客の人流と観光消費額の可視化
◎インバウンドを含めた一人あたり観光消費額の増加 ◎観光客の滞在時間の増加、通過型観光からの脱却
【背景】
大型の観光客の受け入れや、多額の資金をかけたプロモーション施策の展開は、観光地におけるオーバーツーリズム等の懸念から持続性や再現性に乏しく、より”地域ならでは”の観光コンテンツの提供等により国外からの観光客を確保する必要がある。
【課題解決に向けた方向性の例】
・地域の出身者と地域をつなぎ合わせるコミュニティの構築と情報発信
・各地域を理解し愛着を持つ地域の出身者をターゲットとしたコンテンツの企画やプロモーション施策
・地域資源を生かした、エシカルな消費意識を持つ高所得インバウンド向けのコンテンツの企画やプロモーション施策

②▶Uターン・Iターン産業創出
【課題】
地域に思い入れのある出身者などターゲットを絞り、地域に戻ること(Uターン)を選択肢に持たせるアプローチ手法と、地域に戻り地場企業に就職するだけでなく、地域で新規事業創出のサポート体制等を整えることで産業創出に向けた総合的な仕組みづくりを行う
◎市町出身者と市町のつながり維持と創出
◎地域での事業創出の仕組みづくり
【背景】
地方での生活を希望する若い世代は都会に一定数存在するものの、移住・定住者や雇用希望者を特定し、移住に至るまでには様々なハードルがあり、また、実際に移住したとしても地域に定着することは容易ではない。
さらに、移住を希望する方が移住に際して最も気にする点の1つとして働き口があげられるが、大口の働き口となりうる企業誘致には長い年月と労力を要する。
【課題解決に向けた方向性の例】
・地域の出身者と地域をつなぎ合わせるコミュニティ構築と情報発信
・地域で事業創出を支える仕組みづくり

3.こんな課題を解決したい(2)空き家利活用、雇用創出・促進

③▶空き家・遊休資産対策および地域資源としての利活用
【課題】
空き家のデータを限られたリソースで効率的に情報収集・更新を実施し、空き家と、行政等が保有する遊休資産とを地域資源として様々な用途に活用することで、地域の滞在インフラを広域で構築する
◎空き家データの収集プロセスの抜本的効率化
◎空き家利活用に向けた空き家データの定義・整理
◎空き家・遊休資産利活用に向けた各事業者と所有者のマッチング
【背景】
愛媛県は空き家率は全国7位*と多いが市町においては、情報収集の労力が大きく、データベースは未整備の状況。
コスト削減だけでなく、宿泊や賃貸、売買などに活用可能な“使える空き家”の実態がわからないため、観光や移住促進に向けたインフラ構築の1つの選択肢として、空き家や、行政等が保有する遊休資産の利活用が求められている。
【課題解決に向けた方向性の例】
・衛星データや地理データなどを活用したデータ収集プロセスの構築
・利活用にむけた空き家の定義構築
・空き家利活用事業者と所有者の広域マッチングプラットフォーム構築
*(出所:愛媛県WEBサイト 平成30年住宅・土地統計調査)

④▶雇用創出・促進
【課題】
人手不足の仕事をいかに可視化し若い人に魅力的にアピールするか、候補となる地域外の働き手に情報を届け候補者を増やすか、地域企業側も候補者側も安心して採用できるような仕組みを構築するかが課題
◎一次産業等、地域内の人手不足の働き口の可視化
◎県外在住の若い世代にむけた仕事の情報発信とPR
◎県内の人手不足の仕事と地方の仕事・生活に興味を持つ県外在住者との適切なマッチング
【背景】
働き手の目線で見れば、若い世代が働きたいと感じる地方での募集可能な働き口が見えづらい一方、各地域内の企業の目線では人手不足が常態化し、今後も人口減少により地域内での新たな労働力確保は見込みづらい状況であるが、地域外の見知らぬ人をはじめから長期雇用するのはリスクが大きいと感じる側面もある状況がある。
【課題解決に向けた方向性の例】
・採用管理ツールを活用した地域内の仕事の可視化・発信・採用までの一元管理・効率化
・地方生活に関心のある若い世代にむけた地域内の仕事のマーケティング
・一定期間、仕事の実経験ができるプログラムによる地域住民/地場企業と候補者の相互理解の醸成

4.こんな課題を解決したい(3)公共交通、健康促進・生きがい、予土線圏域における地域経済活性化

⑤▶公共交通
【課題】
地域住民と観光客の多様なニーズに対応する効率的で利便性の高い移動手段を提供する。また、その仕組を維持するための地域全体での持続可能なエコシステムを構築する。
◎高齢者・学生のニーズに対応する交通手段の提供
◎交通モードをまたぐ円滑な移動の実現
◎持続可能な運行体制の構築(人・車両)
【背景】
県内の地域公共交通は、人口減少や高齢化、過疎化、自家用車の普及に伴う利用者の減少等により存続が危惧される状況だが、人々の交通の生活の足、魅力ある観光資源への移動手段として必要不可欠な存在であり、持続可能な体制での運行が求められる。
【課題解決に向けた方向性の例】
・人口動態変化も見据えた、多様な目的に利用可能な交通モードによる地域課題の解決
・地域内での円滑・低ストレスな移動を可能とする、交通モード横断管理プラットフォームによる利便性の向上
・多くの事業者の連携による、新たな収支モデルの構築

⑥▶健康促進・生きがい
【課題】
自身の健康データの把握や予防医療の促進を通じて、県民の健康維持サポートを行う
◎健康データの可視化
◎効果的で訴求力の高い健康施策立案
◎施策の効果検証〜施策反映プロセスの確立
【背景】
愛媛県では、高心疾患率や短健康寿命等課題が存在。各市町で健康アプリの提供や啓蒙活動を行っているが、大きな健康行動の変容は見られない。県民が使いやすく実際の行動変容を促す実効的で費用対効果の高い施策の実行が求められる。
【課題解決に向けた方向性の例】
・アプリ登録促進~健康行動変容インセンティブ設計
・健康診断ツール提供による健康データの取得
・オンライン健康相談等を通じた健康行動改善支援

⑦▶予土線圏域における地域経済活性化
【課題】
予土線圏域の関係人口創出のため、デジタル技術の実装によるプロジェクトの推進により、社会課題、地域課題の解決を図る
◎予土線の新たな利用ケースの企画
◎交流人口の増加
【背景】
予土線は、のどかな田園風景や四万十川の流れを楽しめるいやしの路線であり、観光資源としても価値が高く、愛媛県宇和島市と高知県四万十町を結ぶ地域の貴重な鉄道であるが、人口減少や高齢化で利用者は減少傾向。
観光資源が豊富な南予地域において、JR予土線を含め、地域一帯での新たな利活用の在り方が求められる。
【課題解決に向けた方向性の例】
・予土線圏域を活用した高単価な観光コンテンツの企画
・予土線圏域の風景などの地域資源を活用した観光コンテンツやふるさと納税企画
・沿線の交流人口・関係人口拡大に資するコンテンツ等の企画

プログラムへの意気込み

県内市町の共通の広域課題を深掘りし、デジタル技術を実装・定着から県内全域へ横展開させることで、新たな価値を創造する「公募型DXイノベーション愛媛プロジェクト」をスタート。 事前に県内自治体からヒアリングした地域の課題に対し、日本全国からデジタルソリューション・アイデアを募集し、県内自治体とソリューション提供事業者のみなさんとともにプロジェクトを組成。 ネットワーキング・ワークショップ等を通じて地域課題解決に向けた新たな事業案を官民連携で立案・ブラッシュアップし、県・市町・企業の『チーム愛媛』で次年度以降の実装を目指すプロジェクトです。 この事業の推進にあたり、地域の課題を市町とともに解決し、愛媛県のアップデートに向けて協業いただけるデジタルソリューション提供企業を募集しています。

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