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金曜日, 5月 27, 2022

地域経済を発展させる可能性があるスタートアップとのオープンイノベーションとは?

産業構造の変化や人口減少により、地方をとりまくビジネス環境は変化しています。そんな中で地域経済を発展させ、地域を維持するためには地方企業のイノベーションは欠かせません。
そこで今回は、地域企業がイノベーションを起こすために有効な「オープンイノベーション」について紹介していきます。
目次
・地方経済をとりまく環境変化
・地域経済を活性化させるには中堅・中小企業の発展が不可欠
・スタートアップと連携したオープンイノベーション
・オープンイノベーションプラットフォームを活用して、共に地域経済を発展させるスタートアップを見つけよう

地方経済をとりまく環境変化

まずは、地方経済をとりまく環境の変化について解説していきましょう。

多くの地域で産業が衰退している

2000年以降、産業のIT化やグローバル化が進んだことで地方のビジネス環境は大きく変化しました。特に、製造業の海外移転の影響は主要産業を製造業に依存している地方都市で大きく、工場の海外移転によって産業の衰退と人口減少の負のスパイラルに陥るようになっています。これにより、資本の投資が都市部に集中するようになり、地方では新たなビジネスを構築するのが難しくなっているのが現状です。

産業の衰退が人口減少に拍車をかけている

産業が失われると雇用の受け皿がなくなり、若者を中心とした人口が都市部に流出していきます。日本の大半の地域では人口減少を課題としていますが、働く場がなければ人はその地で生活することはできません。

特に、地方では高等教育を受けた人の働く場が少ないため、大学進学を機に地元を離れた若者が戻って来られません。近年は若者の大学進学率は上昇しているため、地元を離れた若者が戻ってくる雇用環境を用意できなければ人口減少を止めることは難しいでしょう。

地域経済を活性化させるには中堅・中小企業の発展が不可欠

続いて、人口減少が最も大きな課題である地方で地域経済を活性化させるために必要なポイントを解説していきます。

イノベーションを起こし、時代の変化に対応していく

地方に最も求められていることは、時代の変化に対応した産業を育成することです。特に地方の企業はICT化が遅れており、非効率的な状況のままビジネスを続けている企業も少なくありません。そこでイノベーションを起こし、ビジネスモデルを転換し変化に対応できる企業体質に変えていくことが重要です。

「稼ぐ力」を高め、地域に波及していく

日本の生産性は世界的に見て低い状況ですが、特にICT技術の導入が進んでいない地方企業の生産性が低いといわれています。しかし、この状況を逆に捉えると、地方企業にはまだまだ成長する余地があるということです。

ビジネスモデルを見直し、より効率的な経営環境を創出できれば「稼ぐ力」を高めることができます。また、地域でひとつのモデルケースを作ることができれば、そのノウハウやスキームを地域に波及させ、地域全体の稼ぐ力を上昇させることも可能です。

オープンイノベーションによって成功率を高める

地方企業が時代の流れに合わせたビジネスモデルに転換する際に有効なのが「オープンイノベーション」になります。オープンイノベーションとは、地方企業とスタートアップと呼ばれるベンチャー企業が連携し、それぞれの強みを活かして新たなビジネスやサービスを創出する方法です。

オープンイノベーションによって、これまでにないアイデアや技術を自社に導入することで自社のビジネスや生産性を高める成功率が高まります。

スタートアップと連携したオープンイノベーション

地方企業の成長や地域経済の発展には、スタートアップとの連携が欠かせません。そこで、地方企業がスタートアップと連携する「オープンイノベーション」の進め方について紹介していきます。

イノベーションには外部連携が不可欠

自社だけでイノベーションを起こし、革新的な製品やサービスを生み出すのは難しいでしょう。その理由は、イノベーションを起こすためには外部の企業や組織などと連携し、これまでにない視点でビジネスや製品を再構築したり、新たに開発したりする必要があるからです。

外部連携することで自らが気づいていない強みや改善点を発見し、改善することで製品やサービスをより良いものにしていきます。そのために有効な手法がオープンイノベーションです。

オープンイノベーションで連携するスタートアップを見つける方法

オープンイノベーションを進める際には、連携するためのスタートアップを見つける必要があります。自社のビジネスモデルの革新に役立つ技術やノウハウを持つスタートアップと連携することが望ましいですが、どのスタートアップと連携すれば良いかは、経験がないと連携先を見つけるのも、適切な条件で提携することも難しいでしょう。

「Creww」は国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームで、地方企業の連携実績もある

地方企業が効率的にスタートアップと出会うために有効なのが「オープンイノベーションプラットフォーム」の活用。オープンイノベーションプラットフォームとは、オープンイノベーションの連携先を探している企業と、様々な技術やアイデアを持っているスタートアップが出会うための仕組みです。オープンイノベーションに初めて取り組む場合、まずはオープンイノベーションプラットフォームを活用するのが一般的でしょう。

オープンイノベーションプラットフォーム「Creww」は、国内最大級のプラットフォームで、利用しているスタートアップの数も多く、マッチングのノウハウやサポート体制も充実しています。まずは「Creww」に登録して自社の状況や、どんな相手とマッチングしたいかという希望を伝えてみるのも良いでしょう。

オープンイノベーションプラットフォームを活用して、共に地域経済を発展させるスタートアップを見つけよう

地域経済を発展させるためには、地方企業の成長が欠かせません。地方企業が成長するためには、オープンイノベーションによってスタートアップと連携し、これまでにない技術やノウハウを取り入れて新たなビジネスを構築することが重要です。

そのためにも、オープンイノベーションプラットフォームを活用して効率的に連携先を見つけるのが良いでしょう。「creww」は、国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームとして、地方企業のマッチングも積極的に実施しており、実績も多数あります。

オープンイノベーションに興味のある方は、まず問い合わせて相談してみることをおすすめします。

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PORT編集部https://port.creww.me/
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