12.8 C
Japan
月曜日, 11月 28, 2022

福岡では自治体のオープンイノベーション事例も豊富?取組事例を解説

福岡は古くからアジアの交流拠点や国際都市として知られていることから、進歩的なイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。そこで、近年増えつつある自治体が関わるオープンイノベーションの事例も福岡で豊富なのか気になるところです。
この記事では、福岡で今どのようなオープンイノベーションが進められているかを解説します。福岡への進出を検討していない方も、ビジネスのヒントになるかもしれないのでぜひご覧ください。

福岡はオープンイノベーションに適している

福岡はオープンイノベーションに適した地といっても過言ではないでしょう。ここではその根拠や関連する取り組みを紹介します。

福岡市は国家戦略特区に指定

福岡県の県庁所在地である福岡市は、「グローバル創業・雇用創出特区」として国家戦略特区に指定されました。国家戦略特区とは、地域限定で規制や制度を改革し、その効果を検証するために指定される特別な区域です。

国家戦略特区に指定されたことにより、福岡市ではスタートアップ向けの法人減税などユニークな試みがなされています。さらに、2020年7月には内閣府からスタートアップ・エコシステム拠点都市にも選定されているので、今後ますますスタートアップへの支援が期待できるでしょう。

福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議

福岡県には、プログラミング言語Rubyや先進的なデジタル技術を活用した企業活動を支援することで、ビジネス拡大や関連産業のさらなる集積を進めることを目的とした「福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議」があります。すでに新規ビジネスや人材育成を支援しており、製品化事例も豊富です。

なお、2021年度には県の支援による製品実用化を783件目指しています。

福岡発のアクセラレータープログラム事例

福岡発の民間レベルでのアクセラレータープログラムとして2019年の「UP DRAFT」があり、このプログラムはGxPertners LLP、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズが共同で開始したプログラムです。

採択されると、著名な起業家などにメンターになってもらい、参加パートナーとなる事業会社との協業や九州オープンイノベーションファンドからの投資機会を得ることができました。

以上のように、福岡では国の支援が充実しており、スタートアップが挑戦しやすい土台も整っています。これはオープンイノベーションにとってもアドバンテージになるのではないでしょうか。

県で進むオープンイノベーション

福岡県では、自治体としてもすでにいくつかのオープンイノベーションが進められています。ここで紹介するのは自治体が携わる2つの事例と福岡県でアクセラレータープログラムに積極的な団体です。

産学官民連携の福岡地域戦略推進協議会

産学官民が一体となり、成長戦略の策定から推進までおこなう機関が福岡地域戦略推進協議会(FDC)。FDCは200を超える会員で構成されており、オープンイノベーションプラットフォームとして機能はもちろんのこと、スタートアップ促進なども進めています。

8つの自治体が協力するFOIP

福岡オープンイノベーションプログラム(FOIP)では、福岡県内自治体が抱える課題に対し、大企業や中小・スタートアップの強みを組み合わせて解決策を模索。太宰府市や大牟田市など県内8つの自治体がこのプロジェクトに協力しているので、スタートアップでも大企業のリソースを生かしながら実際に事業化に結びつけるチャンスがあることが魅力です。

StartupGoGoのアクセラレーションプログラム

自治体の事例としては異なりますが、県でアクセラレーションプログラムに積極的な団体がStartupGoGoStartupGoGoは冒頭で紹介したUP DRAFTを始めたGxPertners LLPを立ち上げているほか、ベンチャー育成支援プログラム「StartupGoGoアクセラレーションプログラム」を実施しています。

オープンイノベーションに関する拠点

オープンイノベーションに関する施設や拠点も福岡では充実しています。代表的なのが以下の2つです。

Fukuoka Growth Next

Fukuoka Growth Nextは福岡市と民間が協力し、スタートアップ支援のために設立した施設。施設にはコワーキングスペースが整っているほか、異業種間での交流機会も持つことができます。

グローバルアクセラレーターと連携しており、大手企業との協業や資金調達事例が豊富な点も特徴です。

九州オープンイノベーションセンター

世界のオープンイノベーション地域との交流の場となるのが九州オープンイノベーションセンター。このセンターでは、オープンイノベーション手法を活用し社会課題や産業課題の解決を目指しています。

福岡では今後もオープンイノベーションが広がる

ここまで紹介してきたように、福岡はオープンイノベーションやアクセラレータープログラムに関する動きが活発です。海外との接点が多い点や国家戦略特区に指定されている点からも、福岡では今後もスタートアップにとってのチャンスがたくさん転がっているのではないでしょうか。

スタートアップを検討している方は、ぜひ福岡でのビジネスも検討してみてください。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

地域オープンイノベーション

地域経済団体によるイノベーションへの支援が地域発展を加速させる!

【オープンイノベーションコラム】 イノベーションとは新しい商品や技術、サービスを生み出すことをいいます。地域経済の発展にはこのイノベーションが欠かせません。 当記事では地域のイノベーション支援の必要性について解説し、実際に地域経済団体が行っている支援内容について紹介します。地域発展への貢献を目指す方はぜひ参考にしてください。 #地域オープンイノベーション #地域活性化 #ノウハウ #コラム #大挑戦時代をつくる #Creww

経済産業省が推進する「地域オープンイノベーション」とは?概要や事例を解説

【オープンイノベーションコラム】 ビジネス分野では新規事業の際にオープンイノベーションを活用する動きが広まっています。この時流に乗って国や地方自治体でもオープンイノベーションを活用して地域課題の解決や国際競争力の向上を目指す取り組みが増えてきました。 国では経済産業省が中心となって地域オープンイノベーションの普及に取り組んでおり、地方自治体でも独自に地域オープンイノベーションを促進する取り組みが増えています。 そこで今回は、地域オープンイノベーションの概要と経済産業省や地方自治体でどんな取り組みが行われているかを紹介していきましょう。 #オープンイノベーション #地域オープンイノベーション #ノウハウ #コラム #大挑戦時代をつくる #Creww

地域経済を発展させる可能性があるスタートアップとのオープンイノベーションとは?

【オープンイノベーションコラム】 産業構造の変化や人口減少により、地方をとりまくビジネス環境は変化しています。そんな中で地域経済を発展させ、地域を維持するためには地方企業のイノベーションは欠かせません。 そこで今回は、地域企業がイノベーションを起こすために有効な「オープンイノベーション」について紹介していきます。 #オープンイノベーション #地域オープンイノベーション #スタートアップ #ノウハウ #コラム #大挑戦時代をつくる #Creww

新規事業は自治体ビジネスが狙い目!地方創生による企業支援の特徴を紹介

【オープンイノベーションコラム】 地方創生を実現するための企業支援が増えている現在、新規事業は自治体ビジネスが狙い目といわれています。自治体ビジネスが狙い目な理由や特徴が気になるという人も多いでしょう。 そこで当記事では新規事業で自治体ビジネスに取り組むべき理由と企業支援の特徴を紹介します。 #地域オープンイノベーション #ノウハウ #コラム #自治体ビジネス #地方創生 #大挑戦時代をつくる #Creww

課題解決型オープンイノベーションとは?地方自治体が成功するには

【オープンイノベーションコラム】人口減少や事業後継者の不足など、地方が抱える様々な問題の解決策として今、注目を浴びているのがオープンイノベーション。 今回はオープンイノベーションの中でも課題解決型について、特徴や重要性を解説します。また、オープンイノベーションを成功させるコツと成功事例もご紹介します。 #オープンイノベーション #ノウハウ #コラム #地方自治体 #神戸 #自治体アクセラレーター #STOPCOVID-19! #大挑戦時代をつくる #Creww

地方自治体が主導するオープンイノベーションの最新動向と事例を紹介

日本におけるオープンイノベーションは大企業が中心となってスタートアップに出資するというパターンが多かったのですが、ここ数年、地方自治体が主導してオープンイノベーションを推進するケースが目立ってきました。その最新動向と具体的な事例を紹介していきましょう。
Facebook コメント