
VRを活用した動物愛護教育プログラムの開発背景
近年、子どもたちが動物と触れ合う機会は減少しています。かつては一般的に見られた、小学校の「飼育小屋」でのウサギやニワトリの飼育は、学校教育現場での管理の難しさや児童のアレルギーの問題を背景に減少しています。
さらに、ペットの適切な飼養の意識が高まり室内飼育が浸透してきていることや、都市部では野良犬や野良猫が減っており、動物福祉が向上してきている一方で、子どもの家庭外での動物の接触機会や動物との触れ合い方を学ぶ機会が減少しています。また、行政においては動物愛護教育を実施するにあたり、動物に負担をかけないより効果的な手段を模索している現状があります。
そのような背景から、このたび開発したプログラム「ともにくらす ピュリナ わんにゃん教室 the VR」では、正しい動物との触れ合い方に加えて、犬・猫の目線で人間との対面を体験するVRならではのコンテンツを盛り込むことで、子どもたちが動物の命の尊さから正しい飼育方法までを楽しみながら学べるように工夫されています。
プログラムの主な内容と今後の展望について
プログラムの初めに、子どもたちにVRを通して犬・猫のかわいさを見てもらうことで、動物愛護について学ぶ意欲を高め、犬・猫との正しいふれあい方や正しい飼育方法や飼育環境をレクチャーします。VRコンテンツの音声だけでなく、全編を通して現場にいる講師とのやり取りも適宜、盛り込むことで、子どもたちの集中をサポートします。
初回授業は6月13日(月) に大阪府の羽曳野市立西浦小学校にて実施を予定しています。さらに今後は、大阪府内の小学校を中心に、このプログラムを活用した授業が順次実施されます。
このプログラムを通して、ペットとの暮らしの楽しさや豊かさと共に、命の尊さやペットと暮らす上での責任を子どもたちに伝えることで、ネスレ ピュリナが目指す「人とペットの豊かな共生社会」を次の世代につなぎます。
当プログラムのコンセプトムービーは、下記URLにて公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=EdcTPuIS2jU
ネスレピュリナペットケアについて
ネスレ ピュリナ ペットケアは、ペットケアのグローバルリーディングカンパニーとして、世界中で幅広いペットケア製品やサービスを展開しています。世界中で130以上ものブランドを展開しており、その中から、日本のマーケットに合うブランドを厳選し、日本のペットやペットオーナーの皆さまのニーズを満たすように企画開発をしています。
また、日本独自のブランドや製品の開発にも力を注いでおり、グローバル規模での研究開発、各国とのネットワークを背景に、より多くのペットとペットオーナーに愛され、満足される製品を提供し続けています。

【日本国内で展開している製品ブランド】
・キャットフード: 「プロプラン」「ピュリナ ワン」「モンプチ」「フィリックス」
・ドッグフード: 「プロプラン」「ピュリナ ワン」

社名 | ネスレ日本株式会社 |
設立 | 1933年06月 |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区御幸通7丁目1番15号 ネスレハウス |
代表者 | 深谷 龍彦 |
事業概要 | 飲料、食料品、菓子、ペットフード等の製造・販売 |
URL | https://www.nestle.co.jp/ |
