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月曜日, 11月 29, 2021

【ビジネスアイデア募集】近代国家を作った薩摩藩・鹿児島の企業と一緒に、次の未来を切り拓きませんか|NTTドコモ主催

2021年9月13日より募集が始まる、「鹿児島アクセラレーター2021」。これは、鹿児島県内の企業と全国のスタートアップとのオープンイノベーションにより、新たな価値創出を目指す、NTTドコモ主催のプログラムだ。参加する地域企業は、南日本新聞社とMBC南日本放送、主に建設業を営む渡辺組の3社。そこに、NTTドコモが強力なサポーターとして参画する。今回のプログラムを主催する背景や期待することなどについて、株式会社ドコモCS九州 鹿児島支店 法人営業部 部長の坂本亨氏に話を伺った。

鹿児島県企業 + NTTドコモ × スタートアップのオープンイノベーション

―今回、NTTドコモが主催となり、鹿児島県企業と全国スタートアップの協業を促す「鹿児島アクセラレーター2021」を実施されます。その背景を教えてください。

地域の自治体や企業などが主体となり、地域企業と全国のスタートアップとのオープンイノベーションを促すCreww(クルー)の「47クルーズプロジェクト」を知り、これはぜひNTTドコモ鹿児島支店で実施したいと思ったのがきっかけです。

鹿児島県の企業は地に足をつけて、しっかりと堅実に事業を展開されています。ただ、既存事業以外の新たなビジネスをどのように生み出したらいいのか模索しているという声はよく聞いていたんですね。

新しい情報は敏感にキャッチしつつも、思い切った行動にはなかなか移せない。だから、1つでもいいので鹿児島県内にオープンイノベーションによる成功事例を作り出し、鹿児島全体の活性化につなげたいと考え、「鹿児島アクセラレーター2021」を企画しました。

今回参画いただくのは、新しいことにチャレンジしたいと考えている「MBC南日本放送」と「南日本新聞社」、「渡辺組」の3社。3社とも地域に根ざし、地域から絶大な信頼を得ている企業です。

南日本新聞社は、地域に根ざした紙面づくりを徹底しており、九州の県紙6紙のなかでトップの発行部数を誇っています。

MBC南日本放送は、地域のことを考えた自社制作番組を鹿児島で唯一、ゴールデンタイムに放送する民放ラジオ&テレビ局という特徴もあります。

渡辺組は、建築・土木・港湾など多岐にわたって人の暮らしを支える総合建設業を営み、経済産業省から「地域未来牽引企業」に認定されました。さらに、11社のグループ会社を持ち、スポーツクラブの運営や農業なども展開されています。

各社が持つ潤沢なアセットや信頼、ネットワークに、スタートアップのアイデアや技術を掛け合わせれば、新しい価値や事業を創出できるはず。とても期待しています。

―今回、NTTドコモは参加する鹿児島県企業のサポーターという立ち位置になるのでしょうか。

そうです。我々にできるサポートは最大限したいと思っています。というのも、スタートアップからの提案によっては、通信の領域でドコモが協力できることがあると思うんですね。たとえば、「実証実験にデバイスを使いたい」「5Gの通信環境がほしい」といったニーズがあれば、我々は最大限支援します。

各社の強みを生かして、より大きな価値を創出することを何より大事にしたいので、ドコモも含めた3社の協業になる可能性は十分にあると考えています。

熱量が高く、人と人とのつながりを大事にする県民性

―スタートアップへのメッセージとして、鹿児島の県民性や企業の特徴などを教えてください。

鹿児島は人口減少や高齢化、後継者不足、離島に関しては医療問題や教育問題など、日本が抱えるさまざまな課題が顕著に出ている地方都市です。だけど、幕末に明治維新を成し遂げた薩摩藩の心意気は脈々と受け継がれていて、非常に熱量が高い地域でもあるんですね。

私は鹿児島出身ではないのですが、転勤して自治体に挨拶に伺うと、多くの自治体は入り口で名刺交換をして終わるケースがほとんどなのに、鹿児島だけは「どうぞどうぞ」と中に通されて、いろんな話で盛り上がりました。

すごく人を大事にする県民性があるので、人と人とのつながりをとても大事にしますし、地方だからと言って内に閉じるのではなく、いろんな人を温かく迎え入れる文化があります。だから、地域の企業も地域の人たちに信頼される会社づくりをされていて、志も高い。

参加する3社においても、それぞれ熱量が高いですし、スタートアップの皆さんと一緒に新しいものを作りたい、そして社内に新しいものを作り出す文化を取り入れたいと、私たち以上に力が入っています。だから、スタートアップの皆さんには安心して応募して欲しいと思いますし、私も楽しみにしています。

―今回のアクセラを皮切りに、今後はどのような展開を考えているのでしょうか。

スタートアップだけでなく、さまざまな企業や団体、大学、行政などと協業して新しいものを生み出していくのが、当たり前の地域にしたいと思っています。

そのためにも、今回のアクセラで小さくてもいいから成功体験を積み重ねたい。協業することで、会社にも地域にも良いインパクトを与えられるという実例ができたら、きっと鹿児島県内の企業は一気にオープンイノベーションに取り組み始めると思うんです。

また、新規事業の創出だけでなく、担い手が不足している事業承継についても、スタートアップと一緒にアイデアを出し合えば、次世代に承継できる可能性が高まると思っています。

今のままでは承継できなくても、デジタル化をして業務プロセスを大幅に変えたり、協業で従来の事業に新しい価値を加えたりできれば、一次産業も含めて鹿児島県が元気になるはず。他社との協業は可能性を無限に広げると思っているので、今回のアクセラがその起爆剤になってくれることに期待しています。

オープンイノベーションへの意気込み

◆MBC南日本放送

地域に根差した放送局として、デジタル時代の新サービスや、地域の暮らしを便利に、そして豊かにする新しい事業の創出を目指しています。スタートアップの皆さまから、放送という既存事業の枠にとらわれない、斬新なアイデアをお待ちしています。これからはローカルの時代。一緒に地域を盛り上げる事業を展開していきましょう!

◆南日本新聞社

「自然」と「文化」、両方の世界遺産を持つ鹿児島県。南北600kmにわたる郷土で140年、新聞作りやイベントを通じて根を張ってきました。培った情報力やつながりをふるさとに還元し、ともに発展するため、私たちの想像を超える弊社の「活用法」を待っています。弊社の凝り固まった“常識”を打ち破るようなスタートアップの企業の皆さまのアイディアや優れた技術、豊富な経験と、弊社のリソースを組み合わせ、ともに新しいサービスの形を模索していきたいと考えています。

◆渡辺組

株式会社渡辺組は、昭和26年の創立以来、堅実な施工とスピーディーな顧客対応で数多くの実績を積み重ね、信頼を築いてまいりました。おかげさまで県内でも指折りの建設会社として多方面より評価を頂いています。このほか、11社のグループ会社があり、建設業関連の業種以外に、スポーツクラブ・スイミングスクールの運営や、農業ビジネス(お茶・マンゴー・芋)を展開しています。今回、スタートアップ企業の皆さまと一緒に、柔軟な発想で、当社のリソースとスタートアップの技術やノウハウを掛け合わせ、今までにない、ビジネスの創出を目指します!

社名株式会社NTTドコモ
設立1992年7月1日
本社〒100-6150 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー
代表者代表取締役社長 井伊 基之
事業概要<通信事業>携帯電話サービス(5Gサービス、LTE(Xi)サービス、FOMAサービス)、光ブロードバンドサービス、衛星電話サービス、国際サービス、各サービスの端末機器販売など
<スマートライフ事業>動画配信・音楽配信・電子書籍サービス等のdマーケットを通じたサービス、金融・決済サービス、ショッピングサービス、生活関連サービスなど
<その他の事業>ケータイ補償サービス、法人IoT、システム開発・販売・保守受託など
URLhttps://www.nttdocomo.co.jp/
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田村 朋美
2000年雪印乳業に入社。その後、広告代理店、個人事業主を経て、2012年ビズリーチに入社。コンテンツ制作に従事。2016年にNewsPicksに入社し、BrandDesignチームの編集者を経て、現在はフリーランスのライター・編集として活動中。
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