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土曜日, 2月 4, 2023

「インテグリカルチャー」が7.8億円資金調達!サステナブルな細胞農業生産プラットフォーム構築へ

独自開発の低コスト細胞培養技術 “CulNet System™”(カルネット システム)の生産プラットフォーム化を目指すインテグリカルチャー株式会社は、シリーズA’ラウンドに、リアルテックファンドやFuture Food Fund1号投資事業有限責任組合をはじめとする複数のベンチャーキャピタル、および事業会社の計12社を引受先とした第三者割当増資により総額7.8億円の資金調達を実施しました。

今回の資金調達について

独自開発の低コスト細胞培養技術 “CulNet System™”(カルネット システム)の生産プラットフォーム化を目指すインテグリカルチャー株式会社は、シリーズA’ラウンドに、リアルテックファンドやFuture Food Fund1号投資事業有限責任組合をはじめとする複数のベンチャーキャピタル、および事業会社の計12社を引受先とした第三者割当増資により総額7.8億円の資金調達を実施しました。

これにより累計資金調達額は約19億円となりました。

今回調達した資金は、個人から事業者まで幅広い顧客層が活用できる細胞農業生産プラットフォームの構築に活用し、2022年度は、世界初の培養フォアグラ量産化上市のための研究開発と事業展開に注力します。

シリーズA’主要株主(敬称略)

・リアルテックファンド
・Future Food Fund1号投資事業有限責任組合(新規)
・Beyond Next Ventures
・食の未来ファンド(kemuri ventures社)(新規)
・りそなキャピタル6号投資事業組合(新規)
・株式会社Plan・Do・See(新規)
・山口キャピタル株式会社(新規)
・SuMi TRUST イノベーションファンド(新規)(※)
・いよぎんキャピタル(新規)
・AgFunder
・VU Venture Partners
ほか1社

(※)三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也)とSBIインベストメント株式会社(代表取締役執行役員社長:川島 克哉)が共同で設立したプライベートファンドです。

今後の見込み

今回調達した資金は主に、CulNet Systemのスケールアップと、これを用いた細胞農業生産プラットフォーム構築に向けた研究開発、および培養フォアグラ製品上市や化粧品原料などの事業化資金に充当します。また、2022年後半以降には施設拡大を目的としたシリーズBを予定しています。

細胞農業プラットフォーム構築に向けた研究開発では、主に培養プロトコル開発の動物種を広げ、食品会社や細胞農業スタートアップを中心に、受託研究や共同研究パートナーを拡大します。2021年に細胞農業オープンイノベーションプラットフォーム 「CulNetコンソーシアム」を12事業体で設立し、その後も加盟企業が増えています。

2021年4月にリリースした、細胞培養上清液を用いた化粧品原料「CELLAMENT®(以下、セラメント)」は原料販売・OEM事業をスタート。昨年度9月に大阪で開催された「第2回化粧品開発展」同社ブースには想定を超える多くの企業が来社し、原料販売では既に受注しています。今後も原料およびOEM製品として事業拡大を計画しており、2022年1月に開催される日本最大の化粧品開発展 COSME Week Tokyoにも出展しています。

食品事業では、2022年に培養フォアグラの世界初の上市を予定しており、月産8kg/機の安定生産を実現した上で、数年おきにスケールアップを達成、生産規模の拡大および低コスト化を目指し研究開発を進めます。

インテグリカルチャー株式会社 代表取締役CEO 羽生 雄毅氏 メッセージ

今回調達した資金をもって、引き続き弊社ミッション「生物資源を技術で活かし、健やかな社会基盤を創る」に向けた技術開発を進め、2022年に培養肉をついに現実のものとします。色々な食文化が新たに生まれる世界が見えてきており、ワクワクしています。

新規株主メッセージ

Future Food Fund1号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 Future Food Fund 株式会社 代表取締役 松本 浩氏

培養肉に関わるベンチャー企業は数多くありますが、インテグリカルチャー社の技術は生体の仕組みに着想した世界的にも大変ユニークなものです。こうした同社経営陣の発想力、技術力、行動力、そして情熱が、世界の人口増加や環境問題がもたらす将来のプロテインクライシス解決に大きく貢献できることを確信しており、この分野では日本にとどまらない成功を期待しています。私たちも共同研究や販路拡大などを通じて精一杯支援をしてまいります。

食の未来ファンド(kemuri ventures) 代表パートナー 岡田 博紀

培養肉は、「将来のタンパク源不足」や「畜産業の地球環境負荷」といった課題を解決する重要な事業領域です。中でもインテグリカルチャー社は、培養肉研究を世界的にリードする企業で、同社が開発した「CulNet System」は培養肉量産化(製造コスト低減)への大きな一歩につながると確信しました。我々はフードテック特化型ファンドらしく、経営面と事業面でインテグリカルチャー社をサポートしていきます。

りそなキャピタル株式会社 代表取締役社長 菊池 英勝

近年、SDGsや脱炭素への取り組みが加速する中で、食品分野でのイノベーションとして代替肉が注目されています。インテグリカルチャーは、食肉の培養において「人体のシステムを再現する」という革新的なアイデアにより、これまで業界で課題となっていた成長因子のコストを圧縮できる技術を有しており、培養肉業界で有力プラットフォーマーとなることが期待できる会社です。弊社は本出資を起点として、国内外の顧客とのビジネスマッチングや将来的なファイナンスの提供によりインテグリカルチャーのビジネスを金融機関としてサポートすることで、脱炭素へ貢献していきたいと考えております。

山口キャピタル株式会社 マネージャー 山口 亮太

今後、世界的な食糧の需要増加が予測される一方、畜産業など従来の生産方法だけでは供給不足をはじめ、地球環境に負荷を与えるなど大きな壁に直面します。インテグリカルチャー社が開発した「CulNet System」は、その壁をブレイクスルーし得るプラットフォーム技術であることの確信と、持続可能な世界の実現に向けたインテグリカルチャー社の想いに共感し、出資に至りました。挑戦するマーケットは非常に大きいため、強烈なインパクトを出し世の中を変えていくことを期待しています。

いよぎんキャピタル株式会社 マネージャー 高瀨 瑞憲

独自開発の「CulNet System」は、将来のタンパク質不足や畜産による環境負荷などの問題解決に直結する細胞培養技術であり、その技術をプラットフォームとして広く提供していくという、技術力の高さと共存型の経営方針に魅力を感じ出資させていただきました。細胞農業が普及する未来の実現までには、まだまだ越えるべき壁は多いかとは思いますが、その壁を越えて夢を現実のものとする力が、インテグリカルチャー社には備わっていると信じております。

Michael Dean, Founding Partner, Agfunder

“インテグリカルチャーが過去18か月にわたって達成した技術開発は素晴らしく、将来CulNet Systemが業界を定義する技術となり、持続可能な高品質タンパク質生産を推進することを確信しています。 

J. Skyler Fernandes, General Partner, VU Venture Partners

インテグリカルチャーの技術は、培養肉生産を大規模かつ手頃な価格で実現し、次世代食肉ブランドの商品化スピード加速を実現します。

インテグリカルチャーについて

独自開発の低コスト細胞培養技術”CulNet System™”をバイオ領域の新たなプラットフォームとし、動物細胞で構成される食品、皮革をはじめ、様々な分野で活用できることを目指しています。

CulNet Systemは、汎用性の高い細胞培養プラットフォーム技術で、動物体内の臓器間相互作用を模した環境を擬似的に構築する装置です(特許取得済み)。

本技術は、理論的にはあらゆる動物細胞を大規模かつ安価に培養可能で、培養肉をはじめ、様々な用途での活用を想定しております。すでにラボスケールでは、高コストの一因であった血清成分の作出を実現しています。血清成分の内製化実現により、従来の細胞培養が高コストとなる主因の牛胎児血清や成長因子を使わずに済み、細胞培養の大幅なコストダウンを実現します。

■会社概要
会社名:インテグリカルチャー株式会社
代表取締役CEO:羽生 雄毅
設立:2015年10月23日
本店:東京都文京区本郷4-1-3 7階 ※登記上の本店
新宿オフィス(東京女子医科大学内):東京都新宿区河田町8-1 TWIns 3階 N101
事業内容:汎用大規模細胞培養システム “CulNet System™”を用いた有用成分、化粧品、食品、細胞培養肉の研究開発
WEB:https://integriculture.com/

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