12.8 C
Japan
日曜日, 2月 28, 2021

水産テックスタートアップ「ウミトロン」がヤオコー店舗にて、サステナブルな養殖魚の販売実証を開始

水産テックのスタートアップ「ウミトロン株式会社」は、株式会社ヤオコー小田原ダイナシティ店にて、ウミトロンが技術提供している生産者の協力のもと、海洋環境の持続可能性に配慮された養殖魚の販売実証を2021年2月9日より開始しました。

ウミトロン×ヤオコー】養殖魚の販売実証の詳細

商品に添付するQRコードを用いて、魚の美味しい食べ方がわかる和洋中等6ジャンルからなる様々な簡単レシピ、および生産者や養殖魚に関する情報等を消費者に提供します。

レシピは、本企画にご賛同いただいた海の未来を考える料理人集団“Chefs for the Blue”に所属するミシュランシェフをはじめとしたトップシェフに作成いただきました。

■実証販売期間:2021年2月9日(火)〜21日(日)

実証販売店舗:ヤオコー小田原ダイナシティ店
小田原市中里208番地(小田原ダイナシティ ウエスト内)

■販売商品
ウミトロンが技術提供している生産者が、餌のやり過ぎや現場労働の削減に配慮して育てたクエ、及びASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)認証等のGSSI(FAO(国際連合食糧農業機関)のガイドライン)を満たす認証を取得した真鯛

取り組みの背景

ウミトロンは、これまでAIやIoT、衛星リモートセンシング技術を活用したサービスを養殖魚の生産現場に提供し、生産性向上に加え、環境負荷及び生産者の労働負担の軽減に取り組んできました。その中で、生産現場の課題解決だけではなく、消費者に海の持続可能性について知ってもらうことの重要性を感じました。

そのため、新鮮な海の幸を一方的に享受するだけではなく「海とその幸せも考える」シーフードアクション「うみとさち」を開始し、水産に関わるサプライチェーン全体や消費者と協働して、未来の海の豊かさを考え、行動する輪を広げる活動に取り組んでいます。

今回取り組みを実施しているヤオコーは、サステナブル基本方針としてサプライチェーン全体で環境負荷を軽減することで地球環境問題に真摯に取組み、地域環境を守ることを掲げています。

小田原ダイナシティ店と海洋資源の減少やサステナブルな養殖に関するディスカッションを重ねる中で、店舗としても環境に優しいサステナブルなシーフードを消費者に認知してもらい、日常購買の選択の一つにできるかを検証する取り組みにご賛同いただき、今回の販売実証の実現に至りました。実際、小田原ダイナシティ店で販売した「うみとさち」の真鯛が2月11日のヤオコー全店の1日の真鯛売上で最大となるなど、より環境に配慮された商品に対しての消費者の反応も一定の成果を得られており、現在他店舗においても実証販売にご関心をいただいています。

現在、ヤオコー及び2021年2月8日から実証販売を実施している東急ストア以外にも、既に実証販売を実施している量販店や、販売が決定したECサービスもあり、「うみとさち」の活動は、生産者・水産加工会社・認証機関・料理人・配送業社・量販店・テクノロジー企業、そしてすでに購入いただいた消費者を含めて、パートナーシップの輪が広がっています。

今後の販売方針

量販店での販売実証を皮切りに、ウミトロンは今後更に「うみとさち」シーフードアクションに協調いただける小売店や百貨店、通販サービスなどのパートナー企業・団体を開拓し、より持続可能性に配慮した魚が消費者の普段の購入の選択肢になるよう販売拡大を進めていく方針です。また、こだわりを持って魚を育てている生産者や、その魚を届けるために関わる多くの企業にも活動に参加してもらうことで、消費者に”美味しい”だけではなく”美味しくて、環境にも、人にも優しい魚”の選択肢を多く届けるための行動の輪を拡大していきます。

豊かな海を守りながら、美味しい魚を食卓に届け続けるためには、ウミトロンのような技術提供者だけでなく、日々大切に魚を育てる養殖事業者の方々をはじめ、魚食文化に関わる流通、小売、外食業、消費者など様々なステークホルダーとの協働が欠かせないと、私たちは考えています。

「うみとさち」シーフードアクションにご賛同いただける方、環境や労働環境に配慮したこだわりの養殖魚やSDGs・サスティナビリティに関する取り組みにご関心のある企業・団体・個人の皆様の活動へのご参加を今後も広く募集していきます。お気軽にプレスリリース記載のお問い合わせ先、もしくはウミトロンHPのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

ヤオコーについて

ヤオコーは、埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県の1都6県でグループ全体180店舗を展開する「食生活提案型スーパーマーケット」です。

地域のお客さまの毎日の消費生活を豊かにするために、「味」と「鮮度」の追求、「メニューに合わせた品揃え」の追求、「安さの実現」に努めています。「楽しい食卓」が演出できる店づくり、「楽しい買物」ができる店づくりをめざし、価値ある商品の開発やサービスの向上に取り組んでいます。
Webサイト:https://www.yaoko-net.com/

Chefs for the Blueについて

Chefs for the Blueは、東京を代表する若手トップシェフ30人とフードジャーナリストからなるグループです。減少を続ける日本の水産資源の現状を多くの人に伝え、さまざまな企画や事業を通じて対話、啓発、教育を行っています。

日本の水産資源を保全し、魚食文化を次世代に引き継ぐべく、それぞれの店の営業と並行して、日々水産資源の現在とサステナブル・シーフードの学びを重ね、イベントなどさまざまな活動を通じて世の中に発信しています。
Webサイト:https://chefsfortheblue.jp/

ウミトロンについて

ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。

シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。

私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、生産者にも海洋環境にも優しく、消費者に美味しく安心安全な養殖魚を安定供給し、「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。
Webサイト:https://umitron.com/ja/index.html

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

イノベーションを起こし続けるセブン銀行から学ぶ、デジタル時代の事業戦略

【オープンイノベーションインタビュー】 イノベーションの失敗例や成功例、把握しておくべきポイントなど、経験豊富なゲストから様々なノウハウを持ち帰ってもらうオンラインの場「Innovator`s Academy」。第5回目は「イノベーションを起こし続けるセブン銀行から学ぶ、デジタル時代の事業戦略」をテーマに、セブンラボを率いるセブン銀行専務執行役員松橋正明氏にご登壇いただきました。  #アクセラレータープログラム #オープンイノベーション #スタートアップ #セブン銀行 #セブン・ラボ  #InnovatorsAcademy #大挑戦時代をつくる #Creww

アナログなリーガル業界に変革を起こす!リーガルテックのLIRIS社とのオープンイノベーション

【オープンイノベーションインタビュー】 1948年の設立以来、法規関係書籍を中心とした総合法令情報企業として、日本の法治国家形成を支えてきた新日本法規出版株式会社。長年、あらゆる領域のビジネスに寄り添ってきた同社は、2018年に、国内最大級のオープンイノベーション支援サービスを運営するCrewwのサービスを使い、アクセラレータープログラムを開催しました。そして、リーガルテックのスタートアップLIRISと開発したサービスを、2020年10月にローンチ。 そもそもなぜ同社はアクセラレータープログラムを導入したのか、そしてどんな取り組みをしてどんな未来を描いているのか。新規事業開発課の河合嘉之氏にお話を伺いました! #新日本法規出版 #LIRIS #オープンイノベーション事例 #リーガルテック #大挑戦時代をつくる #Creww

グローバルビジネスを促進させる、SaaS向け海外情報プラットフォーム 「 Abroach」

【新規事業インタビュー】STARTUP STUDIOは、“本業を退職せず”事業を実現できる、個人を主体としたインキュベーションプログラムです。"社会を変える挑戦" に挑んでいる、新規事業開発インタビュー第6弾をお届けします。今回は、SaaS向けプラットフォーム「Abroach」のファウンダー、奥村勝洋氏にお話を伺いました。 #studio仲間集め #studioインタビュー #インキュベーション #インキュベーションプログラム #Abroach #大挑戦時代をつくる #Creww

上場スタートアップ「ギフティ」の流儀|eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する

【スタートアップの流儀】 今回は、コロナ禍において、サービスのニーズがより高まっているという株式会社ギフティの代表取締役である鈴木 達哉氏にお話を伺いました。 #スタートアップ #資金調達 #アクセラレータープログラム #withコロナ #ギフティ #giftee
Facebook コメント