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金曜日, 9月 22, 2023

Frich、災害時のペット避難コミュニティサービスを神戸市にて開始 !

SDGs CHALLENGEをきっかけとし、Frichは、行政がカバーしにくい「ペットとの避難」という社会課題に対して、「SNS+共済」の新たなセーフティーネットによるソリューション開発を進めてきました。
このたび、災害時に「飼い主とペットの同行避難」を支援する新規サービスの提供を開始します!

新サービス提供の開始に至る背景

2011年の東日本大震災や16年の熊本地震がきっかけに、ペットの同行避難に対する社会的関心は大いに高まりました。
東日本大震災では避難指示区域で飼われていた多くのペットが飼い主と避難できず、放浪状態になったり命を落とすなどしました。熊本地震では避難所での鳴き声などのトラブルが問題になりました。

環境省は2013年にガイドラインを策定して同行避難を推奨し、避難所でのペットの受け入れ態勢整備を各自治体に促してきました。しかし、今なおペットの避難所入室が禁じられているケースは少なくありません。
理由の多くは、避難者のアレルギー対応や衛生問題です。「避難所は人が生活する場所」と定義する自治体もあります。
*写真提供:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」

取り組み概要

◆URL◆
https://frich.jp/groups/grp_TYRQiz1Lgr0p6Z/

◆できること◆
①ダイレクトチャット機能による相互避難サポート
ペットの飼い主同士という同じリスクを抱える人同士が、Frich上で普段から緩く繋がっておき、災害時には避難に必要なやり取りができるようにする。(例えば、友人とそのペットの避難場所として自宅を開放するなど)

②みんなでつくる避難MAP
登録者が、Frich上のMAPにペットと避難できる避難所情報をプロット・共有できる

③災害時の情報共有
投稿機能によって災害時の情報が時系列に共有できる

④ (別申込み・有料)ペットと避難した時の費用(宿泊費)を10,000円まで支援する(780円)
・ペットと同行避難できる民間施設があればためらわずに使えるようにする
・普段から使っているペットホテル等が利用できれば、その場所にペットを避難させ、ストレスをなるべく減らせるようにする

◆今後の展開◆
本日(6/27)から登録開始し、2023年12月末までを実証実験期間とします。
その後、実証実験の結果を検証したのち、「乳幼児のいるママ」など、災害時に特別な配慮が必要な方むけにサービス拡大する予定です。

サポーター

ジェイアイ傷害火災保険株式会社さまには、本事業の趣旨に賛同いただき、防災・減災に役立つ情報の発信等で連携してまいります。

なお、本事業におけるサポーターは兵庫県・神戸市内の企業さまを中心に随時募集しております。最下部から是非お気軽にお問い合わせください。

◆ジェイアイ傷害火災保険株式会社

国内旅行業最大手のJTBグループと世界的な規模で損害事業を展開するAIGグループとの合弁でつくられた保険会社です。
https://www.jihoken.co.jp/

当社株主(一部)

当社株主には、神戸とかかわりが深い株主が複数社おります。
本事業において積極的に連携してまいります。

hope for

株式会社hope for は「事業性」「社会性」「独創性」を併せもつ事業への投資に特化した株式会社フェリシモ100%出資のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)です。
https://www.hopefor.co.jp/concept/

ひょうご神戸スタートアップファンド

HKSF(ひょうご神戸スタートアップファンド)とは、国が推進するスタートアップ・エコシステム拠点都市構想において「グローバル拠点都市」に選定された兵庫県・神戸市が中心となり、民間企業と連携し投資をおこなうために設立されたファンドです。 ファンド運営は、BIG Impactが行い、兵庫、神戸から世界に羽ばたくスタートアップを育み、強く豊かな日本の実現を目指します。
https://big-impactfund.com/hksf/

SDGs CHALLENGE プログラム

SDGs CHALLENGEは、2021年度からはじまった兵庫県と神戸市との共催による起業家・中小企業支援プログラムです(Frichは2021年に採択されています)。

革新的なビジネス手法を用いて経済成長を牽引し、グローバルなSDGs課題解決に積極的に取り組む起業家や中小企業を支援しています。集中的な事業開発支援と海外進出に向けた支援を提供し、地域発のイノベーション創出とエコシステムの強化を目指しています。
https://sdgs-challenge.jp/

お問合せについて(事業者さまへ)

この取り組みに対して「サポーター」としての参画をぜひご検討ください。スタートアップ単体の取り組みで終わらせるのではなく、末永く神戸に根づく事業としての展開を目指しております。事業拡大には皆さまのご支援が不可欠です。

詳しいプログラム内容は別途資料をお送りさせていただきますので、お問合せをお待ちしております。
<お問合せ先>https://frich.co.jp/contact/

Frichについて

社名Frich(フリッチ)株式会社
設立2018年1月
所在地東京都千代田区神田神保町2-2-24 阿久澤ビル2階
代表者代表取締役 富永源太郎
事業概要共済コミュニティSNSサービスの運営、共済会DXサービスの提供など
▼ 共済コミュニティSNS Frich : https://frich.jp/
▼ インシュアテックソリューション: https://frich.co.jp/service/
▼ 共済会DXサービス: https://product.frich.co.jp/for-biz
URLhttps://frich.co.jp/

Frich株式会社のこれまでの歩み

2018年1月:創業
2019年1月:VOYAGE VENTURES等を引受先とする第三者割当増資を実施
2019年3月:永久不滅ポイントで保険料支払いができる弁護士費用保険の販売開始
2019年9月:世界最大級のアクセラレータ兼ベンチャーキャピタルPlug and Play Japanから日本初の資金調達
2020年1月:東京金融賞 金融イノベーション部門で第1位受賞
2020年4月:規制のサンドボックス制度下で日本初の特例措置つきでの実証開始
2020年7月:横浜クリエーションスクラム助成事業で採択
2020年8月:神戸新聞社主催(神戸市共催) アンカー神戸実証プロジェクトに参加
2020年11月:仙台市×01Booster「東北グロースアクセラレーター2020」採択
2021年3月:fanport と WonderFLY – ANA Crowdfunding – とのタイアップ企画開始
2021年3月:ICJ(インクルージョン・ジャパン)2号ファンド等から1.2億円の資⾦調達を実施
2021年9月:兵庫県・神戸市・UNOPSによる「SDGs CHALLENGE」採択
2021年10月:「ICJ ESGアクセラレーター2021」にて金融インクルージョン部門大賞含む3賞受賞
2021年11月:飼い主と愛猫の幸福のためのP2P互助「ねこふく」開始
2021年12月:プライバシーマーク(Pマーク)取得
2021年12月:ペットのお世話(ひとり暮らしの飼い主の長期入院)に関するP2P互助開始
2022年9月:W株式会社をリード投資家とする第三者割当増資を実施
2022年10月:共済コミュニティとプロがサポートする、「みんなで探す、ネコ捜索あんしんサービス」開始
2022年12月:「ネコハラが受けられるコワーキングスペース」支援のためのサポータープランを開始
2022年12月:「レインボーDogサポーターコミュニティプラン」を開始
2022年12月:「ワンちゃん誤飲時のための共済」を開始
2022年12月:小林市、小林市シルバー人材センターとともに、高齢者見守り共済サービスのためのガバメントクラウドファンディング実施
2022年12月:その時がくるまで共に幸せに過ごせるよう、コミュニティで支えあう「ペットの介護共済」を開始

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PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
SourceFrich
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