【Steams#3】 小さく始めるオープンイノベーション

Innovation
Creww(クルー) は、”共創”という手法で新しい事業の創生・既存事業の成長を促すためのクラウドサービス、Steamsの運営を開始した。Steams活用のための連載3回目のテーマは、小さく始めるオープンイノベーションである。

”共創”という手法で新しい事業の創生・既存事業の成長を促すためのクラウドサービスSteams(スチームス)のプロダクトマネージャー本間による、「Steams活用のための連載」。迎える3回目のテーマは、小さく始めるオープンイノベーションです。

“小さく始めなければならない。
大がかりな万能薬的な取り組みはうまくいかない。”

これは、かの有名な経営者ピーター・F・ドラッカーは、著書『ネクスト・ソサエティ』の言葉です。

そして、この『ネクスト・ソサエティ』は、社会や経済が、今後どの様に変化していくのかを予測し、その中で組織がどう変わっていくのかを説いた本であります。(Google参考)

この「小さく始める」ということの大切さは、何となくは分かっているものの、ついつい「大がかりな万能薬的な取組み」に目がくらんでしまう事があります。

大きいこと、誰も成し遂げたことないこと、目的として設定するにはあまりにも高すぎること…それらはどれも”大がかり”に目がくらみがちな「こと」です。

僕らの事業領域でもある「イノベーションの創出」にも、そんな大がかりな取組みを求める企業様は少なからずいらっしゃると感じております。

決して「大がかりな取組みはダメ!」という話ではなく、「大がかりな取組み以外の手段手法もある」というものが、今回のお話の趣旨であります。

「小さく始める」オープンイノベーションとは

オープンイノベーションと聞くと、大ごとのように感じる方も多いと思います。

多額の予算をかけて、ド派手なイベントに大規模な広報、実施するにも全社総動員で何か月も準備、経営陣に何度も確認をとり、現場社員からの要望も多い…想像するに、「それは大変だ!」と思うのではないでしょうか。

けれど、小さく始めることは、意外と出来てしまうのです。

オープンイノベーションが「事業創出の当たりまえ」になるために、Steamsをリリース

2019年11月14日

さて、我々が思う「小さく始めるオープンイノベーション」には、3つの「小さく始める」があります。

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それは、規模感の小ささコスト感の小ささ目的の小ささの3つです。

リーンスタートアップやMVP(実用最小限の製品: minimum viable product)の風潮によって「小さく始める」が大変に便利な言葉になり、それを言っておけば何でもOKであるような流れも昨今にはありますが、何を小さくするかによって、どんな恩恵を受けるのかを考えないと、途中で「あれ、小さいって何だっけ」と言うことになりかねません。

オープンイノベーションに限らず、新規事業開発における「小さく始める」は上記の3点をクリアすることが大切なんだと思っております。

リーンスタートアップやMVPで言うならば、「目的を絞る」…つまりプロダクトの価値を多方面に出すわけではなく、コアな価値のみに絞って開発をすすめるということです。(それが規模感やコスト感につながる側面も多々ありますが)

規模やコストの小ささというのは、「作るプロダクトやサービス」というより「進めるための社内組織組成や決裁」の観点が強いと言えます。

ある企業の新規事業担当の方にお話をお伺いした時に、こんなことを仰っていました。

「まずは1回試してみたいんですよね。失敗でも成功でもいいから、事業企画してから売り出すまでの一連の流れを。でも事業開発って1回目から失敗できないじゃないですか。いろんな人まきこんじゃうし、お金も無限にあるわけじゃないし。だから、”失敗しないように”って考えるとなかなか前に進まなくて。」

「いま新規事業やっていて、本当にこのやり方正しいのか分かんないんですよ。このフレームワークが最適なのか、この手法が最善なのか。それが正しいのか分かるのは、全部終わった後じゃないと判断できないですよね」

これを解決する方法は、1つしかありません。なるべく早く、リスク少なく全行程体験することなのだと思います。PDCA回しましょうと言われるものです。

けれど、その「なるべく早くリスク少なく」が難しい、だからできないのです。

その難しい理由というのは、たくさんあると思うのですが、結局は、「お金がかかる」か「たくさんの人を巻き込む」ために、早くはできない・リスクも大きくなる…というものに着地します。

上述のとおり、「オープンイノベーション」や「新規事業創出」と聞くと仰々しい印象を持つ方も多くいらっしゃるのも事実です。

けれど、やり方や使うツールをしっかりと考えていくことで、企業の事業創出やオープンイノベーションはもっと小さく始めることが出来ると感じますし、そんなに大ごととして捉えなくてもいいのではないのか、というのが、今日の結論でありました。

もし「そんなことができるツールがあるのなら、話を聞いてみたい!」という方がいらっしゃれば、ぜひSteamsにお問い合わせください。

(Steamsは多数の実績をもとに作られた、共創プログラム開催をサポートする、オープンイノベーションのためのクラウドサービスです。)

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執筆
本間 和城 
Creww株式会社 Steams Team ProductManager

2012年に大手Web広告会社に入社後、Web広告を活用したプロモーション戦略の企画~運用までを担当。新規サービスの立ち上げや事業アライアンスも行い、2015年下期、全社MVP獲得。2016年には、マイナビ出版より『基礎から学ぶWeb広告の成功法則』を単著で出版。現在はCreww株式会社で、BtoB SaaSの新規事業におけるプロダクトマネージャー兼カスタマーサクセスとして幅広く業務に従事。

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