【Steams #1】「共創事業を創出するためのクラウドサービスSteams」とは?

Innovation
Creww は、”共創”という手法で新しい事業の創生・既存事業の成長を促すためのクラウドサービス、Steamsの運営を開始した。本連載は、新規事業を形にする為に何が必要なのか、Steamsはそのツールとしてどう活きるか、サービスの紹介とともに考察されている。

”共創”という手法で新しい事業の創生・既存事業の成長を促すためのクラウドサービスSteams(スチームス)のプロダクトマネージャー本間による、「Steams活用のための連載」が始まります。第1回目はSteamsのサービス概要と具体的な使用についてのお話です。

Steamsとは何か?

Steamsとは、簡単に表現すると「共創事業を創出するためのクラウドサービス」です。Steamsの概要については、こちらの記事をご覧ください。

共創とは:[名]異なる立場や業種の人・団体が協力して、新たな商品・サービスや価値観などをつくり出すこと。コクリエーション。

デジタル大辞泉

「新規事業を作りたい」「既存の事業に革新的なバージョンアップを施したい」という企業様に対して、”共創”という手法(思想)で新しい事業の創生・既存事業の成長を促すためのツール、それがSteamsです。トレンドの文脈でいえば「オープンイノベーション」を実現するクラウドサービスと同義です。
https://steams.in/

具体的には何ができるのか?

共創で事業を開発するには3つのポイントが必要です。

ポイント①:「決める」

決めるとは「やるかやらないか」を決断することではなく、
・何を目的として共創に取り組むのか
・共創でどんな世界を実現したいのか
・どういった相手と共創したいのか
・共創相手に提供できる「メリットや価値」は何なのか

など、共創を行う上で必要な要素を決めることです。「とりあえず何か新規事業をつくりたいから、誰か一緒にやってくれませんか」と、共創相手を探しても誰も一緒にやってはくれませんよね。

○○を目指すために、△△を持つ企業と一緒に共創で新規事業を作っていきたい。」「私たちは■■を持っているから、あなたたちの持っている△△を組み合わせれば、今までにないこんなことが出来るのでは?」そんな形で「共創での事業開発」の骨格を決めていくことが大切なのです。

Steamsでは、共創による事業開発を行うにあたり必要な「決めるべき項目」を画面上に入力するだけで、共創プログラムが簡単に作れます。

ポイント②:「集める」

共創には必ず相手が存在します。その相手をどう探すのかというお話です。「すでに多くの企業とコネクションがあり、こちらから直接声をかければ、パートナーになってくれる企業がたくさんいる」という企業さんは話が別ですが、一般的な企業が共創に取り組む際は「募集制」を行うケースが多いです。募って募集をかけます。つまり、1ポイント目の ”「共創での事業開発」の骨格” をもとに、一緒にパートナーシップを組める相手を探せるかどうかがカギになってきます。

共創相手の持っている技術や商品、掲げているビジョンやミッション、担当者の人柄や熱意など…多角的な観点から共創相手を探していかなければなりません。ではどうやって探すのか。

Steamsでは、4500社以上のスタートアップに対して広く共創プログラムの開催を告知できます。これは、過去8年以上スタートアップのコミュニティを運営してきたCreww株式会社だからこそ。

ポイント③:「創る」

“「共創での事業開発」の骨格” も決まった。相手も集まった。さて、そこからどうしようか?ということにならない様に、両社間で議論を交わしながら「本当にこの会社と事業開発するべきか」の判断をする必要があります。それをプログラム形式(一定期間で、特定のステップを踏みながら共創相手を決めていく)で行っていくのがアクセラレータープログラムという形式です。広く共創相手を公募し、選考とブラッシュアップを繰り返しながら採択を行い、採択した企業と実証実験(本当に事業化すべきかを判断する実験)を行います。これが大まかなアクセラレータープログラムの流れです。

ここで出てくる「選考」と「ブラッシュアップ」。広く募った事業アイデアを評価し選考する、選考に通過した企業とは両社でディスカッションをしながらよりいいアイデアになるように磨き上げていく。数十もの共創相手候補から出てきたアイデアを管理し、評価付けし、相手とディスカッションをした結果出てきた”磨かれたアイデア”をアップデートしていく。これが大変です。エクセルでやろうと思えば出来ますが、
「あれ、このシート更新されてなくない?」
「この共創相手とどこまででディスカッションしたっけ?」
「評価って…何を持って良し悪し決めるのだろ、、、」等が起こり得ます。

Steamsでは、共創候補から提案があった事業アイデアを1元管理し、評価・選考をログを残しながら行っていくことができます。どんな案が集まっているのか・どんな軸で評価をするか・なぜこの案を選考通過させたのかなど、チームメンバー全員で同じ情報を見ながら認識を合わせ、共創事業の創出を行うことができるのです。

このポイント自体はSteamsを利用するしないにかかわらず、とても大切なポイントです。そして、何よりも大切なのは「熱意」。新規事業をかたちにするには熱意が必要です。共創パートナー任せではなく、両者が一緒になってアイデアを考え抜くことで新しい事業のタネは生まれます。

執筆
本間 和城 
Creww株式会社 Steams Team ProductManager

2012年に大手Web広告会社に入社後、Web広告を活用したプロモーション戦略の企画~運用までを担当。新規サービスの立ち上げや事業アライアンスも行い、2015年下期、全社MVP獲得。2016年には、マイナビ出版より『基礎から学ぶWeb広告の成功法則』を単著で出版。現在はCreww株式会社で、BtoB SaaSの新規事業におけるプロダクトマネージャー兼カスタマーサクセスとして幅広く業務に従事。

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