12.8 C
Japan
月曜日, 8月 15, 2022

「オープンイノベーションカンファレンス2017」レポート【前編】

スタートアップ・コミュニティーを運営するCreww株式会社が、スタートアップ企業と大企業によるオープンイノベーションの加速を目指したイベント「オープンイノベーションカンファレンス2017」を4月25日に開催した。当日は大企業で、スタートアップ企業との新規事業創出を担当する500名以上が参加。国内外から第一線で活躍するスピーカーを招聘し、会場は熱気につつまれた。creww magazineでは、その様子をいち早くお届けします。
※この記事は、2017年5月2日、creww magagineにて公開された記事を転載しています。

オープニングスピーチ

オープニングではCreww株式会社代表取締役 伊地知天が、近年高まりつつあるスタートアップx大企業のオープンイノベーションについて熱く解説。参加者へむけて、『こうしたイノベーションを生み出す人々が集るコミュニティーがcrewwの強み。これからもスタートアップとしてcrewwは高速でPDCAを回し、オープンイノベーションの実例を世に送り出したい』と参加者へのお礼に加え、自社の事業にかける想いを伝えました。

Session1:大企業が捉えるオープンイノべーションの本質

そして、有識者によるセッションがスタート。まずは、「Session1:大企業が捉えるオープンイノべーションの本質」と題して、神戸大学より大学院科学技術イノベーション研究科 尾教授、東京地下鉄株式会社より経営企画本部 企業価値創造部の小泉課長、キヤノンマーケティングジャパン株式会社より総合企画本部 経営戦略部 新規ビジネス推進課 野間課長の3名が考えるオープンイノベーションの本質について、具体例を交えた話が繰り広げられました。

スタートアップと共同プロジェクトに取り組む中で「現状の課題からは見えてこない、新しいビジネスの挑戦こそがオープンイノベーションの本質」と語ります。

また、キヤノンマーケティングジャパンでは、コラボを機にスタートアップとの人材交流なども行っており、社内の人材育成にも一役買っているようでした。

Session2:今、必要とされるアクセラレーター

Session2では「今、必要とされるアクセラレーター」として、TechStars(テックスターズ)のDon Burton(ドン・バートン)氏、オランダのアクセラレーター・Rockstart(ロックスタート)の創業者Oscar Kneppers(オスカー・ネッパーズ)氏と、crewwからTim Romero(ティム・ロメロ)と、CEOの伊地知天(いじちそらと)もセッションに参加し、熱い議論が繰り広げられました。

海外のアクセラレータプログラムの実例も交え「いきなりスタートアップと大きく組むのでなく、考えすぎずまずは小さな取り組みから初めて見る事が大切」「アメリカでは“実験なんだ”と認めることによって失敗しても良い文化がある。失敗したらピボットすればいい」等、日本でも通用しそうなメソッドも多く飛び出す貴重なセッションとなりました。

Session3:事例から読み解くオープンイノベーション

最後のセッション「事例から読み解くオープンイノベーション」では、モデレーターに株式会社HEART CATCH代表取締役の西村真理子氏を迎え、セブン銀行常務執行役の松橋氏とドレミング株式会社CEO桑原氏による、協業事例を紹介しました。

オープンイノベーションの実現で最も重要なのは「やりたいメンバーを集め、権限を与え、短期間でやりきる」と強く語る松橋氏。「crewwコラボで本当にチャンスをもらった。新しい事業モデルだからマーケットがわかりにくい。そこに理解を示してくれたセブン銀行さんとだから前向きに進められている」とドレミングの桑原氏は松橋氏に感謝しつつ、今後のグローバル展開を目指す両者の熱い想いが語られました。

「オープンイノベーションカンファレンス2017」レポート【後編】

2017年5月24日
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる

【三友プラントサービス×mint】循環型社会を実現|行動変容を促すLINE LIFFアプリの協働開発

【Creww Growth 活用協業事例】廃棄物処理事業のパイオニアである三友プラントサービス株式会社は、産業廃棄物を適正に処理する焼却処理事業に加え、廃棄されたものを「資源」へと活かす新たな事業の創出を求め、アクセラレータープログラムを開催。採択されたのは、会員制サービスやロイヤルティプログラムをローコードで作れるSaaSの開発運営を行っているスタートアップmint株式会社です。具体的な協業内容から、未来に臨むサービスの展望まで、株式会社三友環境総合研究所の増田氏・栗原氏、mint株式会社代表の田村氏にお話を伺いました。 #三友プラントサービス #三友環境総合研究所 #mint #カーボンニュートラル #廃棄物処理事業 #アクセラレータープログラム #SaaS #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる

【募集】サーキットを舞台に、社会課題や地域活性化、交通安全につながるアイデアを募集

【オープンイノベーションインタビュー】一般社団法人トヨタ・モビリティ基金は「もっといいモビリティ社会」の実現に向けたアイデアコンテスト「Make a More PROJECT」をスタート!多様な分野で活動する個人や団体がアイデアやソリューションで競い合い、取り組み次第では活動支援金を増加させられる仕組みがあること。募集テーマは「Fun & Safety 〜安全かつ最高に楽しい体験を〜」だ。サーキットを舞台にさまざまなアイデアやソリューションを求めるにあたり、トヨタ・モビリティ基金の福田氏と福島県のエビスサーキット代表の熊久保氏に話を伺った。 #募集 #エビスサーキット #トヨタモビリティ基金 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

セイノーHD×次世代型農業への挑戦|生産からお届けまでの一気通貫を実現

【Creww Growth活用協業事例】セイノーホールディングスは、Crewwを通じてアクセラレータープログラム「SEINO Accelerator 2017」を実施。セイノーグループの保有する多様な事業領域と強固な顧客基盤等のアセットを活用し、世界最高の農業エンジニアテクノロジーで持続可能なアグリシステムを開発するスタートアップ「株式会社ファームシップ」と協業。中京地方で複合機能型植物工場事業を立ち上げたその協業内容や、今日に至るまでの両社の連携について、セイノーホールディングス オープンイノベーション推進室 室長 加藤 徳人氏と、KOTO no Ha fresh farm 工場長 松山 昌弘氏にお話を伺いました。 #セイノーホールディングス #オープンイノベーション #アクセラレータープログラム #スタートアップ #アグリシステム #SDGs #ファームシップ #植物工場 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント