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日曜日, 5月 31, 2020

オープンイノベーションの知を集結。crewwが4月25日(火)「オープンイノベーションカンファレンス2017」を初開催

スタートアップと大手企業によるオープンイノベーションの知を集結−。約500名の参加者を前に、日本におけるオープンイノベーションの本質を豊富な事例をもとにその実態を紹介します。また、多数のスタートアップを成長させ、イグジットに導いてきた海外の著名アクセラレーターを招き、日本での革新的な新ビジネス創出に必要な“解”を探っていきます。
※この記事は、2017年4月21日、creww magagineにて公開された記事を転載しています。

オープンイノベーションの祭典として「オープンイノベーションカンファレンス」を開催

スタートアップと大手企業によるオープンイノベーションの集大成として、crewwは、創業以来初めてとなる大型イベント「オープンイノベーションカンファレンス(Open Innovation Conference)2017」を4月25日(火)の午後に虎ノ門ヒルズで開催します。

現在、日本国内には約5000社のスタートアップ企業が存在すると言われています。crewwは日本が再び世界のリーダーとなるうえで不可欠なのが、スタートアップ企業の先進的な発想や技術を事業とするために、大企業の豊富な経験やインフラを組み合わせることだと考えています。

それは、昨年(2016年)国が初めて主導する形でまとめた「オープンイノベーション白書」にも表れており、スタートアップのユニークな事業と大企業のリソースを組み合わせる「オープンイノベーション」によって、社会に影響を与えうる革新的なビジネス創出が期待できるとしています。

まさにcrewwでは2012年の創業以来、オープンイノベーションの重要性を訴え続け、これまでに大手企業80社以上のオープンイノベーション・プログラムを実施し、スタートアップと大企業のパートナーとして両社をつなげる役割を担ってきました。

今回のカンファレンスでは、crewwが約5年にわたって行ってきたオープンイノベーションの集大成として、「スタートアップと大企業による新規事業創出の最前線」とのテーマを設定。3つのセッションとアワードを通じ、オープンイノベーションの実態と成果を国内外に広く共有するとともに、米国などからも著名アクセラレーターを招聘。世界の最新動向をあわせて知ることにより、日本におけるオープンイノベーションをさらに加速させます。

メインセッションでは「日本を代表する大手3社が踏み出した理由」を解き明かしていきます。
【Session1:大企業が捉えるオープンイノベーションの本質】

当日行われる3つのセッションのうち、14時50分からのセッション1では、「大企業が捉えるオープンイノベーションの本質~なぜ我々がオープンイノベーションに取り組んだのか」と題し、Crewwのプラットフォームを通じてオープンイノベーションを実施した東京地下鉄(東京メトロ)とキヤノンマーケティングジャパンのプログラム責任者者が登壇します。

日本を代表する巨大鉄道会社である東京メトロや、グループ全体で約19万人の社員を要するキヤノングループのキヤノンマーケティングジャパン、両社がどのようにオープンイノベーションを成功に導いたのかを解き明かしていきます。

神戸大学の大学院科学技術イノベーション研究科で教授をつとめる尾崎弘之氏がモデレーターとなり、超大手ともいえる2社がオープンイノベーションに踏み出した背景と、社内での環境醸成をどのように行ったのかなどについて、その実態に踏み込んでいく貴重な機会となる予定です。

海外の著名アクセラレーターにCEO伊地知天が迫る
【Session2:今、必要とされるアクセラレーター】

続く15時40分からのセッション2「今、必要とされるアクセラレーター~オープンイノベーションの実現に向けて」では、全米有数のアクセラレーターであるTechStars(テックスターズ)を経て、現在は教育テクノロジー関連アクセラレーターとして活躍するDon Burton(ドン・バートン)氏をはじめ、オランダのアクセラレーター・Rockstart(ロックスタート)の創業者であるOscar Kneppers(オスカー・ネッパーズ)氏が登壇。さらに、日本での連続起業家として豊富な経験を持つTim Romero(ティム・ロメロ)氏や、crewwのCEOである伊地知天(いじちそらと)も議論に参加し、まさに本テーマの最前線にいる4氏が世界におけるオープンイノベーションの現状に迫ります。

日本と比べ、オープンイノベーションのエコシステムが構築されていると言われる米国などの地で、大手企業とスタートアップがそれぞれどのような役割を担い、革新的なビジネスが生み出されているのか。スタートアップにも大手企業の側にも、大きな参考となる最新トレンドに迫ります。

セブン銀行とドレミングの事例から、協業成功へ導く有効な手法と秘訣も公開
【Session3:事例から読み解くオープンイノベーション】

3つ目の16時50分に開始するセッション3「事例から読み解くオープンイノベーション」では、世界の貧困格差を減らすプラットフォーム事業を展開する2015年創業のドレミング株式会社(福岡市中央区)とセブン銀行(東京都千代田区)による協業事例を紹介します。
両者のオープンイノベーションによる新規ビジネスの詳細や秘話は、この場で初公開となる注目のセッションです。

2万3000台のATMを24時間365日無休で展開するなど、これまでもパートナー企業と革新・改善を積み重ねきたというセブン銀行が行ったオープンイノベーションでは、次世代ATMを活用した新展開として、ドレミングと協業。実際にサービス開発にまで踏み出しています。この春発表予定の協業内容についても深く知ることができます。

セッションでは、今回のオープンイノベーションを担当したセブン銀行の松橋正明常務執行役員と、ドレミングの桑原広充CEOに加え、HEART CATCH(ハートキャッチ)の西村真理子代表取締役がモデレーターとして参加。スタートアップと大企業の協業どのように実現したのかについて、その手法と秘訣を解き明かすとともに、協業によるサービス開発の現状まで踏み込むことで、オープンイノベーションにおける“ゴール像”を考えていきます。

経産省の石井氏らを交え、事例から選ぶ「crewwアワード2017」
【Creww Award 2017】

これまでcrewwが行った80社以上のオープンイノベーションプログラムから、協業へと進んだ7の事例を選び、さらにこのなかから1チーム(スタートアップと大企業)を大賞として選出する初めての企画「crewwアワード2017」は17時35分にスタートします。

経済産業省から経済産業政策局 新規産業室 新規事業調整官の石井芳明氏をはじめ、グロービス・キャピタル・パートナーズ ジェネラルパートナー COOの今野穣氏、電通ビジネス・クリエーション・センター ポートフォリオ・マネジメント室長の久保田純一郎氏が審査委員となり、事業の成長性やシナジー、将来性という3つの観点から客観的な目で選考が行われる予定です。一般的に公開することが困難な協業事例が多いなかで、オープンイノベーションの“手本”となるような事例はどのような内容だったのか。スタートアップと大企業がペアになり、この場で初めてプレゼンテーションをします。

19時からは第二部としてアフターパーティーが予定されており、crewwが厳選したスタートアップ約40社による展示ブースを設けることで、カンファレンス参加者が大手企業との協業に積極的なスタートアップを知る機会となっています。

カンファレンスへの参加費は8,500円(同時通訳レシーバーレンタルの場合8,900円)で定員は500名。時間は14時30分から21時までを予定しています。チケットは「EventRegist(イベントレジスト)」で取り扱っており、定員に達した時点で締め切りとなります。

執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

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コラボに挑むスタートアップに期待する「媚びない」姿勢

※この記事は、2016年2月8日、creww magagineにて公開された記事を転載しています。

タテからヨコへ変わりゆく世界

以前、「会社はコミュニティ化し、仕事はプロジェクト化する」という記事をエントリーしました。あれから1年。2020年という、世界と日本にとって節目となるであろうこのタイミングで、急激に変わりゆく世界を私なりに考察し、「タテからヨコへ変わりゆく世界」という概念でまとめてみました。昭和〜平成を「タテの世界」。令和を起点とする未来を「ヨコの世界」と定義しています。 タテの世界 タテの世界とは、際限なくタテに伸びていく階層構造(ヒエラルキー)です。上と下の概念は、主従関係や強制力と相性が良く、約70年前の世界大戦時においては「国家(軍隊)」、60年前の高度経済成長期は「会社」が代表的な組織構造でした。 上から下へ働く重力は中央集権と金融資本主義を加速させ、誰かや何かとの比較を肥大化させるエンジンとなります。仕事はニュートンのリンゴのように上から落ちてきます。集団の中で、リンゴをキャッチする最も”課題解決”が上手な人間が上へ上へと駆け登り、管理がしにくい個性と美意識は同調同質の圧力に潰されていきます。 タテ型経営の行き過ぎによってビジネスパーソンは会社の歯車と化し、コンプライアンスの徹底によって決められたことしかできない、やらない思考停止状態に陥ります。地球においては資源の奪い合いと温暖化が加速化し、富と機会の二極化は国家の右傾化を招きます。これらは全て、際限なくタテに「伸び切ってしまった」社会のひずみだと感じるのです。タテを否定しているわけではありません。ただし、上と下の距離感はもはや限界に近づいているのではないでしょうか。