12.8 C
Japan
水曜日, 1月 19, 2022

KOBE OPEN ACCELERATOR|株式会社都商事ホールディングス

神戸市では、地元関西の優良企業とスタートアップ企業の連携による新規事業創出を促進するため、2016年8月に「神戸市オープンイノベーション促進補助金」を設立し、神戸市を基盤とした地元の企業とスタートアップ企業の連携を目指す取り組みとして、「KOBE OPEN ACCELERATOR」を2017年1月23日より開始しました。地元企業として、株式会社ケイ・オプティコム、生活協同組合コープこうべ、中西金属工業株式会社、都商事ホールディングス、株式会社りそな銀行の5社が今回の取り組みに参加し、パートナーに選定されたスタートアップ企業と約半年間の協議を重ね、ついに協業プロジェクトの概要が決定しました。

神戸三宮を中心に、特装車製造、不動産関連事業、アクセサリー等の物販事業など、多彩なサービスを展開している株式会社都商事ホールディングスのご担当者と、この度パートナーに選定された、株式会社NOMAL、株式会社O:(オー)の声をご紹介します。

株式会社都商事ホールディングス

—オープンイノベーションに取組もうと思ったきっかけはなんですか?

神戸市よりKOBE OPEN ACCELERATORプログラムをご紹介いただきました。
このようなオープンイノベーションによる新規ビジネス創出のプログラムに参加することにより、色々な技術やアイデアを持ち合わせるスタートアップ企業の皆様と出会い新たな分野での事業につながるのではないか、と考えたためです。

—今回のKOBE OPEN ACCELERATORを通して、オープンイノベーションに対する考え方、スタートアップに対する理解など、御社内で変わった点はありますか?

スタートアップという言葉が、社内でよくわからないものから「新しいビジネスを興そうとしている人・組織」という認識に変化し、自分たちと無縁の存在ではなく、「ビジネスパートナーになり得る可能性のある企業」として理解され大変うれしく思っています。また、スタートアップ企業の皆様のスピード感を持ってビジネスに取り組んでいらっしゃる姿を拝見し、とても刺激になりました。

—KOBE OPEN ACCELERATORを進行する上で、良かった点、大変だった点があれば教えてください。

社内において、「スタートアップ企業とは?」という社内周知に一番時間を要しました。また、複数の担当者でブラッシュアップを行ったため、会社としての立ち位置、認識を揃えるのには時間を要しました。しかしながら、こんなに様々なアイデアや技術を有するスタートアップ企業が日本にたくさん存在することに驚き、よい刺激となりました。

WINNERに選出された、株式会社O:

事業内容・サービス紹介
O:は体内時計を可視化できる腕時計型デバイスと、そのユーザーに対してCBT-I(不眠の認知行動療法)を基にした体内時計コーチングアプリを国立研究開発法人と共同開発しています。不眠、睡眠リズム、時差ボケ、体内時計の乱れに起因する心身不調の改善・予防をセルフケアによって実現できる社会をつくるため、これらサービスを非医療機器としてメンタルヘルス管理、労災防止用B2Bサービスとして展開していき、不眠者を減らしていくことを目指しています。

—KOBE OPEN ACCELERATORに応募しようと思った決め手を教えてください。

弊社サービスと相性が良さそうな企業様の多くが、今回のKOBE OPEN ACCELERATORプログラムに登録していたため応募しました。また、企業だけでなく神戸市とも連携できるという点が、より社会的に大きなインパクトを与えることが出来ると感じたので、とても魅力的でした。

—今回のKOBE OPEN ACCELERATORを通して実現したかったことは?

大手企業とのコラボにより、お互い各社の良いところをかけ合わせることで、より高価値なサービスを展開することです。今回コラボさせていただく都商事さんが先行実施されているヘルスケア事業は既に多くの顧客を抱えていることもあり、また関西圏での信用度も高い企業様であることから、今回のサービスを共同で制作するという目的だけにとどまらず、その後も継続して協業させていただきたいと考えています。

—大手企業とオープンイノベーションプログラムを進行する上で、良かった点、大変だった点があれば教えてください。

私たちの企業は東京に拠点を置いていることから、東京と神戸の物理的な距離により、頻繁に直接会う機会を作ることが出来なかったことが残念でした。今後はもっと頻繁に対面で会う機会を作っていきたいと考えています。

WINNERに選出された、株式会社NOMAL

事業内容・サービス紹介
「自分の人生に期待できる人を増やす」をビジョンに掲げ、200社以上での採用・組織コンサルティング、メンタルケアサービスの提供、首都圏の大学を中心としたキャリア支援を行なっています。弊社の代表サービス、Reme(リミー)は、企業と個人向けに、オンラインでのメンタルケアやカウンセラーに匿名で相談できるサービスを提供しており、同時に月間10万人以上が訪問するメンタルヘルスのウェブメディアも運営しています。カウンセラーは、臨床心理士やソーシャルワーカー、キャリアコンサルタントと幅広く、失恋や性格に関する悩み、将来のキャリアに至るまで幅広い悩みに応じています。今後は、botなどを活用した予防サービスも提供予定です。

—KOBE OPEN ACCELERATORに応募しようと思った決め手を教えてください。

Reme(リミー)は、すでに約40社の企業様に導入いただいておりますが、クライアントではなく協業パートナーという立場から、Reme(リミー)の提供価値をさらに高めていきたいという考えが背景としてありました。また、事業をブラッシュアップしたり、プレゼンをして終わるのではなく、Reme(リミー)に共感してくれた企業様との協業の中で、新たな価値を生み出す機会を持つことが出来る点も魅力に感じて応募しました。

—今回のKOBE OPEN ACCELERATORを通して実現したかったことは?

Reme(リミー)をオンライン相談プラットフォームとして捉えれば、メンタルヘルスに限らず、幅広い相談ニーズに対応できる可能性があると考えています。そこで本プログラムを通じて、仮説として持っていたアイデアを具現化し、ブラッシュアップしていきたいという思いがありました。そのため、Reme(リミー)への共感と、「まずはやってみよう」とフットワークの軽い文化を持つ企業とのコラボを希望していました。

—大手企業とオープンイノベーションプログラムを進行する上で、良かった点、大変だった点があれば教えてください。

実際にお会いしながら意見交換等をすることができたので、実証実験の方向性や展望等での認識を合わせながらお話を進められたことが非常に良かったと考えています。まだ神戸での発表を終えた段階でもありますので、私たちから見ると、皆様には大変協力していただき、ご尽力いただくことが出来ましたので、現段階において大変だった点は特にないと思えるくらいです。実証実験がこれから始まるので、大変なことはこれから色々と出てくるかもしれないですね(笑)

執筆
INNOVATIVE PORT編集部 
「INNOVATIVE PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

東芝が取り組む、“本気”のオープンイノベーションとは

【オープンイノベーションインタビュー】1875年に創業し、エネルギーや社会インフラ、ICTなど、人と地球の明日を支える「社会の基盤となる事業」に取り組む東芝。そんな東芝が “本気” のオープンイノベーションで新規事業創出に取り組んでいる。すでに法人化したプロジェクトもあるというが、具体的に何をしているのか。グループ全社で新規事業創出の旗振り役をしているCPSxデザイン部 CPS戦略室の相澤宏行氏と岩本晴彦氏に話を伺った。 #募集 #東芝 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【募集】古野電気の社内ベンチャーと一緒に、「建設DX」を実現するパートナーを求む!

【オープンイノベーションインタビュー】センシング、情報処理、情報通信の3つをコアテクノロジーに、魚群探知機等の船舶電子機器や、社会・産業に貢献するさまざまなソリューションをグローバルで提供している古野電気。その技術力を活用して、全く新たな領域に挑戦しているのが建設業界のデジタル化だ。社内ベンチャープロジェクトを立ち上げて、建設業界のデジタル化・遠隔施工の実現のため、現場環境に適した通信やセンサー機器を積極的に展開している。ただ、多様な建設業界の課題を解決する“建設DX”を1社で実現するのは困難なため、「FURUNO 建設DXアクセラレーター」を実施。具体的にどのような共創を目指しているのか、社内ベンチャー 建設DX事業責任者の石野祥太郎氏に話を伺った。 #募集 #古野電気 #インタビュー #アクセラレータープログラム #アクセラレーター #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【入山章栄×佐々木紀彦】30歳は動くとき。「大企業1社」キャリアからの脱却

【インタビュー】「入社すれば一生安泰」という“神話”を信じ、手にした大企業の切符。しかし、年功序列と終身雇用は既に崩壊している──。 転職や複業前提で働く「Z世代」とは違い、大企業神話を信じて1社で働き続けている30代、40代のビジネスパーソンは、このまま変わらない日々を送り続けても大丈夫なのか。 早稲田大学ビジネススクール教授で経営学者の入山章栄氏と、42歳で起業し新著『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』を出版した佐々木紀彦氏に、1社経験しかない30代40代がこれからすべきこと、ミドル世代のキャリア論を聞いた。 #複業 #転職 #Z世代 #Creww #大挑戦時代をつくる

【提言】転職だけがすべてじゃない。会社を辞めずに外に出よう

【インタビュー】転職、複業、兼業、起業──。 日本型雇用が崩壊し、自分らしく働く選択肢は増えたとはいえ、これらはまだ一部の人しか経験したことがないのが日本の現状だ。 国際社会と比較しても、日本は圧倒的に人材流動性が低い。超少子高齢化社会で労働力人口も減り続ける日本で、このまま人材の流動性が低いままでいるとどうなってしまうのか。 キャリアデザインの専門家である法政大学教授の田中研之輔氏と、新規事業や社会課題解決に挑戦したい個人・スタートアップ・事業会社をプラットフォームでサポートするCreww株式会社 代表取締役CEOの伊地知天氏に話を聞いた。 #複業 #ゼロイチ #インキュベーション#Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント