共創プログラムに取組む背景とは?
東芝は、「人と、地球の、明日のために。」を経営理念とし、新たな価値を創造するDXによってサスティナブルな社会の実現を目指しています。
エネルギー・社会インフラ・半導体など、社会インフラを⽀えてきた東芝の技術。現実のフィジカルな世界をデータ化し、サイバー空間で解析し、実世界にフィードバックすることで新たな世界を創る。
東芝のさまざまな事業分野における豊富な製品群や技術と、パートナーの皆様のデジタル技術・ビジネスアイデアを掛け合わせ、新たな価値の創出を⽬指します。協業パートナーを積極的に求めている東芝グループ各社が集結し、新たな事業の創出を目指す共創プログラムです。
東芝オープンイノベーションプログラム2022
▶︎募集期限:2022年4月28日(木)19時まで。
▶︎対象企業:国内外すべてのスタートアップ。業種不問。
▶︎参加費:無料
▶︎主催:株式会社 東芝
共創プログラムで実現したいこと
購買データを活用した新サービスの創出
東芝データ株式会社は「データを価値ある形に変えてよりよい未来を共に創造する」をコンセプトにデータ流通事業を行う企業です。現在は、レジで発行されるレシート情報を電子化する「スマートレシート」のデータを活用した新たなサービス創造に取組んでいます。消費者の購買実績・行動を把握できるデータを活用して新たなサービスを共に創り出すパートナーを求めています。
動画に映る人物をリアルタイムに特定する顔認識AIを活かした新サービス創出
東芝デジタルソリューションズ株式会社は、東芝グループ全体のデジタルソリューション事業の中核を担う企業です。同社では、東芝独自の映像解析技術を使った「顔認識AIカオメタ」を国内主要テレビ放送局に販売しています。カオメタには顔の向きや撮影条件にとらわれない世界トップレベルの高精度な認識、リアルタイム動態解析、人物トラッキングなど特色ある機能が搭載されています。この特徴ある顔認識AIを活用して、従来からのお客様であるメディア企業様を含め、様々な市場領域を共に開拓するパートナーを求めています。
ブロックチェーンを活用した「企業の垣根を超える」アプリケーション連携実現
東芝デジタルソリューションズ株式会社は、東芝グループ全体のデジタルソリューション事業の中核を担う企業です。同社では、長年に渡る分散コンピューティングの研究蓄積を活かして、企業の垣根を超えて信頼性の高いデータ連携を可能にする「エンタープライズ向けのブロックチェーン」を開発しています。価値あるDXの実現に向けてブロックチェーンを活用した企業間エコシステムを共に創り出すパートナー企業を求めています。
クラウド型産業用コントローラを活用した製造ラインの変革
東芝インフラシステムズ株式会社は様々な社会インフラを支える製品・サービスを提供しています。 同社では、様々な業種・業界の工場ライン向けに産業用コントローラを開発・販売してきました。昨今、工場ラインにおける自動化・省人化、運用の効率化は喫緊の課題となっており、この課題を解決するためにクラウドを介してラインのリモート制御・監視を行うことができる「クラウド型産業用コントローラ」を開発中です。最新の技術を活かした協業を通じて日本の製造業を強くする志を持ったパートナーを求めています。
スタートアップが活用できる東芝の経営資源(リソース)
・技術・ノウハウ
東芝の長年に渡る研究開発・事業開発の蓄積が生み出した技術・ノウハウをご提供して共創活動を進めます。技術とビジネスに精通したエキスパートとのディスカッションを通じて貴社の事業の加速をご支援します。
・自社製品
東芝グループ各社が様々な研究開発・事業実践の中で磨き上げたプロダクト・技術をご提供します。ご応募いただく皆様のサービス・プロダクトと組合せて、事業の進展・拡大に貢献します。
・法人顧客基盤
多岐にわたる民間企業、中央官公庁・自治体などの公的機関の顧客に向けた共同検証・提案などを通じて、貴社と弊社の双方に利益のある事業の創出を目指します。
・グループ会社
東芝は国内外に300社超のグループ会社を有しています。協業検討にあたってはグループ各社と連携し、貴社のビジネス機会の最大化を目指します。
プログラムへの意気込み
「自前主義の強い東芝にオープンイノベーションの文化を根付かせよう」。この目標の下、グループ各社と連携しながら、パートナー企業と東芝の双方に利益のあるビジネスの創出に取り組んでいます。今回のプログラムでもグループ内の様々なリソースを駆使してパートナー企業の皆様との共創を実現します。