12.8 C
Japan
木曜日, 12月 8, 2022

【インタビュー】学生時代から今に至るまで「事業を作る」をテーマにキャリアを歩み、Crewwで執行役員へ

Creww採用担当者による、同社のメンバーと会社の雰囲気を伝えるためのインタビューが、ビジネスSNS「Wantedly」に公開されました。
今回のインタビュイー は、学生時代の起業からスタートして、事業や組織の課題に向き合いながらCrewwにて今期から執行役員に就任した、中島克也(ナカジマ カツヤ)さんです。
この5年半Crewwはどう変化し、中島氏自身はどう変わったのか。そしてCrewwのビジネスのこと、仲間のことについて聞きました。

Crewwとの出会いと5年半

―Crewwに出会うまでのキャリアについて少し遡りたいのですが・・・学生時代はまず起業からスタートしていますよね。新卒の就職活動は行わなかったのですか?

中島:はい、自分は志があったというよりは「お金を稼ぐ」ということに主眼を置いたときに、自分で会社を作ることが一番早いと思い、就職はせずに自分でやるということを決めました。当時は、通信系サービスのストックビジネスが流行っていて、自分もそれに漏れず代理店をやりました。自分でプロダクトやサービスを0から作るというものではなかったのですが、会社や事業を興す、形のないものをあるものにしていくという、試行錯誤が目に見えて結果になる経験が、今の自分に繋がっていると改めて思います。

3年半くらいやってましたが、まだ若かったのでその当時は解散という選択をしました。その後は、ベンチャーキャピタル(以下VC)に転職しています。これは自分がやはりベンチャー企業を経験して、それに近い領域で仕事をしてみたいと思ったからです。VCでは主に「お金」の領域でベンチャー企業の成長支援に携わってきましたが、ちょうど時としてはリーマンショックで金融業界が悲鳴を挙げていた時期。自分の会社も苦しい状況だった時に、先のキャリアをちょうど考えたタイミングで、自分がVCで採用支援のために使っていたHR系の上場企業で新規事業立ち上げの募集をしているという話をもらい、話を聞いてみることにしました。

人材領域には全く興味なかったのですが、ゼロイチに関わることや、起業という形ではなくて、経営基盤がある程度ある組織の中で、事業を立ち上げることにチャレンジをしてみたいと思いチャレンジすることにしました。

エンでは、5年半教育系新規サービスの立ち上げに携わっていました。中小ベンチャー向けの月額定額制の研修サービスで、やらないといけないのは分かっているけれども、今やらなければいけない必然性がないサービス。何かが起きる前に何かを考えていきましょうというビジネスモデルです。先を見据えて、人や組織に関して今やるべきことを考えていくという仕事でした。実はこの仕事が、今のCrewwに非常に通じていると感じています。

―「起業」からスタートして、「お金」「人」と来て、なぜCrewwだったのでしょうか?

中島:その当時、特に転職を意識していたわけではないのですが、スカウトが届いて何気なく話を聞きにいきました。心が動いたのは「挑戦者がもっと挑戦しやすくなる社会」というキーワードでした。自分が今までの経験を通じて引っかかってきたことが、非常にクリアになったんです。

金融業界はお金で支援、人材業界は人で支援。だけど、お金と人と情報全部を包括的に支援できる状況があって初めて事業成長に本当の意味で寄与できると思っていました。

例えば、人材業界で営業をしていた時に様々な経営課題を聞く中で、本質的な改善をするならば、その事業にもっとお金を注ぎ込んで方向転換や路線変更などをした方がいいと思っていました。でも自社のサービスに当てはめると人軸の提案しかできない。確かにどれか一つの領域を突き詰めるのも素晴らしいことだが、挑戦者が求めているテーマを包括的に提供できれば一気通貫で、その企業の事業成長に寄与できると思ったんです。

Crewwで話を聞いて、今できているかどうかは別としても、将来作っていきたい世界観であり、これからの世の中で絶対必要になるサービスを作れるチャンスだと思い、Crewwに飛び込みました。

―そしてCrewwで早5年半。組織の変化やご自身の変化はありましたか?

中島:プロダクトはプログラム開催形式型からサブスク形式へ、組織は仲間も増えて大きくなってきました。私個人はそう大きな変化があったわけではもなくて(笑)どちらかというと会社の成長フェーズに合わせて、自分がバリューを発揮できそうなことに対して最大限の価値発揮をできるかどうか、知見が多少なくても強みが生きて改善余地がある環境を立て直せるというチャレンジをし続けてきたという感じです。

営業、人事など、自分がやれることをやってきたという感じです。今期はCrewwの中心事業となるオープンイノベーション事業の執行役員となりましたが、執行役員になったからといい意味で何も変わっていなくて。社外的にはともかくとして、社内的にはニックネーム程度の肩書き。行動と結果を見て、周囲が判断すればいいと思っていて、変わらず自分の介在価値がどこまで発揮できるか、これからもチャレンジし続けるだけだと思っています。

Crewwの主力事業への想い

―Crewwの主力事業となるオープンイノベーション事業。改めてCrewwのビジネスの面白さ、大変さとは。

中島:オープンイノベーション事業は、大手の企業様を中心に事業会社が、現在の時代の流れからDXを推進しなければならない、テクノロジーを活用した新規事業開発をしたいなどの「事業創出」に関する課題を抱えています。しかし自社内だけではなかなかその開発が進まないという際に、新しい目線でスピード感を持って進化し続けるスタートアップと共創をすることで、“事業会社もスタートアップも両方が満足できる成果を生み出す。”というビジネスです。Crewwは、ただ事業会社とスタートアップを引き合わせるだけでなく、コンサルティング会社のように事業会社の経営企画室のミッションをアウトソースで代行するという位置付けではなく、あくまでもCrewwのサービスを使って、2年3年かけてでも自社で「共創して事業創出をできる」状態を作ることに焦点を当てています。

※参考資料:https://port.creww.me/innovation/61993

「事業創出」は、両社が出会うだけでは生まれない、出会った後をより具体的にしていくか、アイディアの種をいかに具体化させ実現化させていくか。それをプロダクト(機能)とカスタマーサクセス(人)で実現させるべくサービスをアップデートしています。

弊社のサービスを使った事業会社が、事業課題が解決するだけではなく、スタートアップのスピード感や姿勢を間近で見て、社内の若手人材が刺激を受けて組織の活性化にも繋がったという副次的な効果が出ていることを見ると、私が考えていた一気通貫で企業の成長に寄与できているという実感を得ることができます。

一方で、事業会社にしてみれば入り口の営業では口を揃えて面白い!とおっしゃっていただける一方で、過去やったことがない、成果物もどういうものが出てくるかわからない、やらなかったら、他何で解決できるのか?などを一緒に紐解いていく必要性がありますので、そういう意味では、事業会社の解決したい本質的な課題は何かを聞いて、やった時の可能性を見せられるかどうかという点も面白くもあり、大変なところだと思っています。

―「事業会社」も「スタートアップ」もどちらもお客様だと思うのですが、どんなスタンスで日々お客様と向き合っているのでしょうか。

中島:私たちは、あくまでも「スタートアップ(挑戦者)」を応援したいという思いがあります。とは言え、「事業会社」も事業課題を解決したくて弊社のサービスを使ってくださるわけで。両方お客様なんだけど、「スタートアップ(挑戦者)」にとってマイナスにならないかということは常に考えています。

事業会社側においては、この世の中の変化や業界トレンドなど踏まえて今のままで良いと思っているところは少なく、このままではマズイと思っています。とはいえ、どうしていいのかわからない。一方で事業会社側の課題だけに100%向き合いすぎてしまうと、スタートアップとの協業が、下請けプログラムのようなものになってしまう。あくまでも双方にとってメリットになる状態をいかにセッティングできるか。という点も役割として重要なポイントになります。

ですので、我々は誰の何のためにサービスを展開しているのかという観点も大事ですし、我々はあくまでもプラットフォームであるということを忘れてはいけないと思っています。

―今後の営業戦略はどういうものを思い描いていらっしゃいますか?

中島:そうですね。もちろん直販もそうですが、パートナー企業様との協業戦略を中長期的に考えています。何よりも先述した通り「プラットフォーム思考」で考えているので、一社に深く入り込むというよりは、多くの成功体験を生み出したいと思っています。それを踏まえると直販で自社にて人員を抱えてやるというよりは、やはり多様なパートナー企業の皆様と協業しながらユーザーを増やしていく事が、Crewwの世界観を1日も早く叶えられると考えています。

一方で、我々の仕組みの活用法といったHowの部分だけでなく、Crewwが支持されている要因にもなっているマインドやスタンスを軸としたサービス運営について、いかにパートナー企業様に実践頂ける状態を一緒に作れるかが今後の肝になってくると思います。

あくまでも事業会社とスタートアップ双方にとってWinWinの形を作る事に重きを置く事が結果的に良い結果に繋がる、という点はCrewwの世界観を理解していないと分かりにくい所でもあるので、今後のパートナー企業様との連携においてもこの点の啓蒙には注力していきたいと考えております。

共に働く仲間

―今期も組織の拡大を考えていらっしゃると伺いました。どんなメンバーと働きたいですか。

中島:実際に、今Crewwにいるメンバーはオープンイノベーションやスタートアップ支援に関わっていました。という人はほとんどいません(笑)。皆、業界はバラバラ。ですので、過去の経験があるかどうかというよりは、先ほどのマインドやスタンスの部分を含め、Crewwが掲げている世界観への共感度合いの方が重要です。

そもそも、事業会社は漠然と課題を持っているケースがほとんど。何をしていいのかがわからない。それを顕在化させる仕事であり、スタートアップ(挑戦者)を支援する仕事です。両方の立場も考えながら、素直に人を巻き込むことができるかどうかも重要な要素です。また、スタートアップやオープンイノベーションといった分野に興味があるかどうかも大きいです。挑戦者を支援したいという想いや情熱を持てるかどうか。ここは非常に重要なポイントになると思います。

我々がきっかけとなってどんな協業が世に生まれてくるのか良い意味で予測がつかない。そんなサービスでもあります。だからこそ社内外においてもいくらでも、自分が実現したい環境を作っていけますし、挑戦者を応援すると言っているのですから、社員の挑戦も応援しています。やった方がいいと思うこと、チャレンジしてみたいと思うことをどんどんアウトプットして実現してほしいと思っています。

Creww株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
SourceCreww

Featured

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント