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土曜日, 2月 27, 2021

テラドローンが15.1億円の資金調達を実施|ドローンで建設・電力・エネルギー業界DXを推進

テラドローンは、国際石油開発帝石株式会社、並びにナントCVC2号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資、及び複数の金融機関等からの融資により総額15.1億円の資金調達を実施した。

昨今働き方改革の推進や新型コロナウイルスの流行に伴って、各業界で業務形態・コスト環境の改善が必須とされている。テラドローンはこれまで、ドローンソリューションを通じて建設・電力・エネルギー業界を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきた。

昨年には、世界的なドローン市場調査機関のDrone Industry Insightsによる「ドローンサービス企業 世界ランキング2020」において、産業用ドローンサービス企業部門の世界1位に選出されている。また、コロナ禍の影響を受けた2020年度においても、テラドローンは増収増益を達成、海外法人含めた連結ベースでは約20億円の売上となる見込みだ。

今回調達した資金をもとに、既存の点検・測量領域における顧客基盤の拡大、ドローン運航管理技術の更なる開発に取り組み、業界全体の業務改善・コスト削減に貢献する。

各サービス概要

点検分野においては、グループ会社であるTerra Inspectioneering(本社:オランダ)が独自開発した、超音波検査機能搭載のUTドローンの国内での導入も本格化させる。UTドローンは、プラント内における貯蔵タンクや煙突、電力施設のボイラー、焼却炉の点検に活用可能である。

【過去記事;大手石油メジャー会社の煙突を外部からドローン板厚点検】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000020194.html

測量分野においては、従来の約3分の1の導入価格を実現した「Terra Lidar」を活用し、国内導入実績No.1の知見をもとに、各顧客に適したソリューションを提供する。また、計測したデータを一括解析し、解析時間を大幅短縮するSaaS事業「Terra Lidar Cloud」のさらなる充実を図る。

【過去記事;レーザ測量用「クラウド解析プラン」の利用数が、累計200フライトを突破】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000020194.html

運航管理分野においては、昨年開催された「小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会(第14回)」での「空の産業革命に向けたロードマップ2020」において、2022年度までにレベル4(有人地帯での目視外飛行)の実現が掲げられている。ドローンの社会実装が進展する中、空の産業革命を見据え、複数台ドローンの安心安全な自律運転を可能とするプラットフォーム技術、UTM(ドローン運航管理システム)の開発を更に拡充させる。

各社コメント

国際石油開発帝石株式会社 技術本部DXユニット GM 轟木 俊男 氏

ドローンの会社は世界的にも数多ある中、Terra Drone社は産業用ドローンサービスに特化し、自社開発のLiDARはじめ特殊センサー群の特許技術や関連会社を抑えるユニークな会社です。さらに石油開発分野においてもオイルメジャーと幾多の点検フライト実績を有し、日本のドローン企業では唯一、グローバル市場を視野に日本発世界のNo1を目指すドローンのスタートアップ企業です。
当社は1/27に発表した「今後の事業展開~2050ネットゼロカーボン社会に向けて~」において、“新分野事業の開拓及びスタートアップとの積極的な連携を通じた技術開発” を取り組みの一つとして掲げており、今回の出資はまさにこうした目標と合致するものです。
我々自身もTerra Drone社から学び、多様化する次世代のエネルギービジネスを推進すべく共に歩んでいきたいと考えております。

株式会社ベンチャーラボインベストメント 常務取締役 山中 大慈 氏

テラドローン社は、スピード感、グローバルな視点、現場力を有し、グローバルで活躍できる数少ないスタートアップであると判断し、今回出資させていただくこととなりました。徳重社長との出会いは設立直後の5年前にさかのぼり、定期的に事業の状況は伺っていましたが、初の第三者割当増資となる今回のタイミングで出資の機会をいただけたことを光栄に思います。
その成長の源泉は、シリアルアントレプレナーである徳重社長の先見性・胆力とともに、やってみなはれ精神で事業を任された優秀なチームによる突破力にあると考えております。
同社が、日本を代表するグローバルカンパニーになるよう、全力でサポートさせていただきます。

テラドローン株式会社について

2016年に創業。東京本社含め、全国に拠点を構え、海外においても欧州・東南アジアを中心に事業展開する、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。
日本では大手ゼネコン・建設コンサル等からの案件を中心に、世界でもトップクラスとなる1,500件以上のドローン測量/点検実績がある。現在、測量分野では独自技術による高精度且つ大幅な低価格化を可能とした国内導入実績No1の「Terra Lidar (特許取得済)」を提供。点検分野では海外グループ子会社で欧州の大手オイル&ガス会社を中心に200件以上の実績をもつTerra Inspectioneeringと連携し、特許取得済みのUT(超音波探傷検査)ドローンを用いた検査技術を導入。運航管理分野では、JAL、KDDI等と共同でドローン社会の実現において必須の運航管理プラットフォームである「Terra UTM」の開発を行う。

社名テラドローン株式会社
設立2016年2月
資本金〒150-0002
東京都渋谷区渋谷二丁目14番13号 岡崎ビル 409
代表者徳重 徹
事業概要ドローン事業
URLテラドローン株式会社|terradrone japan (terra-drone.net)


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