12.8 C
Japan
日曜日, 9月 25, 2022

「CAMPFIRE Angels」運営のDANベンチャーキャピタルがウィルズと業務提携|非上場会社の株主管理をDX

DANベンチャーキャピタルは、上場会社向けに株主管理のDXプラットフォームを運営するウィルズと業務提携契約を締結し、株式投資型クラウドファンディングで株主が増加する非上場会社の株主管理DX化を協力して推進する。

本業務提携契約においては、DANベンチャーキャピタルが運営するECFプラットフォーム「CAMPFIER Angels」を利用して資本調達を行う企業に対して、WILLsが株主総会招集及び議決権行使の電子化やオンライン株主総会開催等を含む株主管理全般のDX(デジタル・トランスフォーメーション)サービスを提供する。WILLsではブロックチェーン技術を利用した株主管理プラットフォームにより、上場会社50社を対象に株主管理のDXサービスを提供しているが、本業務提携により非上場会社向けに同等のサービスが拡大されることとなった。また、WILLsのプラットフォームを利用する上場会社では、「プレミアム優待倶楽部」に登録する株主が、各社共通ポイントによる株主優待サービスを受けることができるが、本業務提携では、CAMPFIRE Angelsを利用する非上場会社の株主も、プレミアム優待倶楽部に登録することにより共通ポイントによる優待サービスを受けることができる。

本業務提携の目的及び背景

DANベンチャーキャピタルでは、2020年8月にECFサイトをフルリニューアルし、CAMPFIRE Angelsとして再オープンしている。2020年12月までに3社が1千万円~4千万円の募集に成功し、1社あたり株主が数百名増加している。CAMPFIRE Angelsで株式募集を行う非上場企業(以下「CAMPFIRE Angels発行会社」)には、株主管理コストの増加を抑えるため、株主に対する招集通知の電子的交付や議決権行使の電子化、オンライン株主総会開催等、株主管理のDX化へのニーズがある。当社としても、このようなニーズに応えることでCAMPFIRE Angels発行会社の利便性向上を図りたいと考えた。
一方、WILLsは、上場企業に対して株主管理のDXサービスを提供しているが、サービスを非上場企業に対しても拡大することで、市場を広げたい意向があった。

(1)株主管理業務のDX化の実現
ECFでは電子募集により公募増資が行われるため、一般の非上場企業と比較すると株主数が多い。そのため上場企業と同様に株主管理が必要である。非上場の段階で株主管理が必要となることは、ECF普及の障害と捉えられてきたが、株主管理のDX化を推進できれば、株主総会招集及び議決権行使の電子化やオンライン株主総会の開催、株主名簿の電子書換等を通じて、株主管理業務の大幅な効率化が実現できる。本業務提携において、WILLsとしては、株主管理DXサービスを活用することによりECFで株主が増加する非上場会社の株主管理の効率化ニーズに応える。一方、DANベンチャーキャピタルではWILLsの株主管理DXサービスの提供を前提とすることで、CAMPFIRE Angels発行会社の株主管理の負担を軽減することが可能となる。

なお、現行会社法では、株主総会招集通知の電子的送付等を行うためには株主の同意が必要であることから、上場会社において株主管理のDX化率(株主のうち電子的サービスを利用する率)が高まらない要因となってきた。そこでWILLsではプレミアム優待倶楽部の利用を前提とするサービスによってDX化率の向上を推進している。
一方、一般に非上場会社では、既存株主が創業者やその関係者並びにVC,資本提携先などに限定されている。CAMPFIRE Angelsでの公募増資において、電子的サービス利用の承認を前提に株式申込みを進めることで、株主管理のDX化率は100%近くに高めることが可能と考えられる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を背景に、社会全体のDX化が進む環境下、株主管理のDX化推進への社会的要請も大きく、CAMPFIRE Angels発行会社において株主管理DXの100%化が進むことは、その流れを加速する意義をもつものと考えられている。

(2)スタートアップ企業のメリット 
CAMPFIRE  Angelsに参加している投資家の多くは上場株式への投資経験者である。WILLsの株主管理DXサービスを利用する上場会社は50社。WILLsのプレミアム優待倶楽部に登録する株主数は40万人に及ぶ。CAMPFIRE Angels発行会社たるスタートアップ企業においては、本業務提携により株主管理のDX化による業務効率の向上に加えて、プレミアム優待倶楽部の共通ポイントサービス開始の案内を通じて、40万人の登録会員にメッセージを発信できるメリットがある。多くの個人投資家にスタートアップ企業の会社や事業の内容を知っていただく機会となり、CAMPFIRE Angelsの募集における資金調達額の増額につながると想定される。またプレミアム優待倶楽部の利用によって、配当が難しい先行投資型のスタートアップ企業においても、コスト負担力に応じた株主還元施策を実施することが可能なメリットがある。

(3)投資家のメリット 
ECF利用の投資家にとっては、発行会社の電子的な情報提供は利便性が高く、求める声は大きい。
本業務提携により、CAMPFIRE Angelsの投資家会員はWILLsの運営する「プレミアム優待倶楽部」を通じて、スタートアップ企業とのコミュニケーションが促進される他、株主総会の電子招集や電子議決権行使、オンライン株主総会の開催を通じて、株主総会にバーチャル参加が可能となるメリットがある。また、株主優待を実施する企業から付与される株主優待ポイントを行使して優待商品を受け取ることが可能となった。また、プレミアム優待倶楽部を導入している他の上場企業へ投資している投資家会員においては、WILLsCoinに交換することで、複数企業の他社の株主優待ポイントを合算することが可能だ。

今後の取組みについて


(1)2021年3月以降のサービス提供開始
新規CAMPFIRE Angels発行会社に株主管理DXサービスの提供を開始する。

(2)スタートアップ企業、及び個人投資家向けの共催オンラインセミナーの開催
本取り組みの詳細や今後の展開について、両社代表が登壇するオンラインセミナーが開催される。

開催日時  :2021年2月25日(木)19:00 – 20:00
開催方法  :オンライン形式(Zoom)での開催
申込方法  :Peatixにてお申し込み下さい
        https://campfireangels-wills.peatix.com
参加費     :無料
登壇者   :株式会社ウィルズ 代表取締役社長 杉本光生
  DANベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役社長 出縄良人
 

株式会社ウィルズについて

株式会社ウィルズ(英名:WILLs Inc.)は、国内のべ600社の上場企業に、国内外機関投資家及び個人投資家を対象としたマーケティングプラットフォームを提供している。
ブロックチェーン技術を活用した株主優待共通コイン(WILLsCoin)と電子議決権行使プラットフォーム(WILLsVote)を通して、金融市場と上場企業の対話を促進し、顧客企業の企業価値最大化を目指す。
事業の詳細:https://www.wills-net.co.jp/

CAMPFIRE Angelsについて 

非上場会社の資金調達を実現する株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム。
登録投資家はプロによる厳正な審査を通過した、将来性豊かな非上場株式に投資することができ、スマホからスタートアップの株主になることができる。
https://angels.camp-fire.jp/

株式投資型クラウドファンディングについて

2015年5月施行の改正金融商品取引法と日本証券業協会の規則で新設されたインターネットによる非上場株式等の投資勧誘制度。第一種金融商品取引業者及び新設の第一種少額電子募集取扱業者に少額の募集取扱業務が認められている。DANベンチャーキャピタルは第一種少額電子募集取扱業者の登録業者。募集取扱にあたっては、業者に発行会社の審査とネット上の情報開示が義務付けられている。金商法で投資者の投資金額は1社あたり年間50万円が上限とされ、1社あたりの募集金額は年間1億円未満に制限されている。募集取扱のみが認められ、売買の仲介や自己売買は認められていない。インターネット以外での投資勧誘は禁止されている。

DANベンチャーキャピタル株式会社について 

社名DANベンチャーキャピタル株式会社
設立2015年5月
所在地東京都渋谷区渋谷2丁目22-3 渋谷東口ビル 5F
代表者出縄 良人
事業概要第一種少額電子募集取扱業、適格機関投資家等特例業務、コンサルティング事業、教育研修事業
URLhttps://www.danvc.com/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

【スタートアップ募集】第一三共ヘルスケアと一緒に、「ヘルスケア」領域に新しい価値を創出しませんか

【オープンイノベーションインタビュー】「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」をコーポレートスローガンに掲げ、鎮痛薬「ロキソニン」をはじめ、かぜ薬「ルル」、キズ薬「マキロン」など、生活に身近な市販薬ブランドを多数展開する第一三共ヘルスケア。他にも、敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」やオーラルケアなど、さまざまな製品を展開している。そんな同社は、もっと幅広くヘルスケアや生活改善に貢献すべく、製薬会社だけでは発想できないアイデアや技術を求めて、アクセラレータープログラムの実施を決定した。具体的に、どんなスタートアップとの協業に期待しているのか。同社・経営企画部の松尾健氏と製品企画室の古市亜美氏に話を伺った。 #第一三共ヘルスケア #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント