12.8 C
Japan
金曜日, 9月 30, 2022

住友化学がイスラエルのAI×臭覚IoT開発のNanoScentへ$2M(約2.2億円)を出資

Aniwo Ltd.は、Aniwoのイノベーションアドバイザリーサービスを活用する住友化学株式会社が、AI×臭覚IoT開発のスタートアップNanoScent Ltd. に、$2M(約2.2億円)を出資し戦略的資本業務提携を締結したことを発表した。

友化学 – NanoScent – Aniwoの連携について

住友化学は、2019年4月から中期経営計画のスローガンとして「Change & Innovation 3.0 For a Sustainable Future」を掲げて、イノベーションの加速とデジタル革新による生産性の飛躍的向上、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指している。同経営計画において「ヘルスケア」「環境負荷低減」「食糧」「ICT」を重点領域に据えており、それらの領域で革新的な技術を継続的に創出するイスラエルに注目してAniwoが提供するサービスの利用を開始。イスラエルのイノベーションエコシステムに入り込む形でスタートアップ連携を推進し、今回のNanoScentとの連携が実現した。今後、NanoScentが開発する臭覚IoTセンサーとAIによるデータ分析プラットフォームを活用して、ヘルスケア、産業IoT、フードテック、デジタルマーケティング等幅広い領域での実証実験とサービス展開を計画している。

各社担当者のコメント

住友化学株式会社 技術・研究企画部 担当部長 岡本 敏氏は以下のように述べる。

「この度、Aniwoさんの多大なる協力を得て、NanoScent社への出資を実現できました。NanoScent社との連携により、当社が今中期重点を置いている次世代のヘルスケアソリューションの鍵となる「体調可視化」が早期に実現できると考えています。また、種々の揮発性化学物質の集合体である臭気を高精度でセンシングできるNanoScent社の技術は、住友化学の既存事業領域との親和性も高く、ヘルスケア以外の領域でも、これまでにない価値をお客さまへ提供することができると期待しています」

NanoScent, CEOのOren Gavriely氏は以下のように述べた。

「住友化学と約1年にわたる共同研究の末、今回の出資を決定していただきました。当社はテクニオン大学発のナノテクノロジーを応用した、においセンシングを行うスタートアップで、住友化学をはじめ欧州自動車メーカーや米国消費財メーカーとパートナーシップを結んでプロダクト開発を行っております。日本企業との連携は、イスラエルとの文化が大きく異なる部分もありますが、住友化学チームとは相互補完関係を発揮できる共同研究をスピーディーに実現出来たこと、そのプロセスにおいてAniwoがイスラエル現地で密着してサポートしてくれたことが今回の連携実現に大きく貢献したと考えています」

Aniwo, Head of Japan, 執行役員 事業開発担当の松山 英嗣は以下のように述べている。

「今回、住友化学として初のイスラエルスタートアップへの投資プロジェクトに貢献出来たことを大変光栄に感じております。イスラエルはヘルスケアを一つの重点領域としており、関連スタートアップは1,000社を超え、多くの革新的技術が生まれております。岡本様をはじめとする住友化学チームの実証実験から事業連携に至るスピーディーな動きは、オープンイノベーションを成功させる為に欠かせないものであると感じており、本件含むプロジェクトで得た弊社知見を他の日本企業にも適用し、多くの新しい価値創出に繋げていきたいと考えております。住友化学-NanoScentの連携と共に、今後の日本-イスラエル企業の協業についても注目していただけますと幸いです」

NanoScentについて

NanoScent Ltd.(本社:ミズガブ, イスラエル、CEO & Co-Founder:Oren Gavriely)は、2017年創業。テクニオン大学発のナノテクノロジーと独自のAIアルゴリズムをコア技術に、高精度のにおい検知を可能にする臭覚IoTプラットフォームを開発する。同社は、Scent Recognition as a Serviceというコンセプトのもと、におい検知のハードウェアだけでなくソフトウェアの開発も実施。住友化学との連携に加えて、欧州大手自動車メーカーや米国の大手消費財メーカーとの実証実験を実施中。2019年、世界最大の家電技術見本市CESにて気候変動部門でアワードを受賞。

・URL:https://nanoscentlabs.com

Aniwoについて

イスラエルで初の日本人創業VC backedスタートアップとして2014年に設立。イスラエルスタートアップ約6,000社を収録する独自データベースと現地ネットワークを活用し、調査・戦略立案・連携実行までをワンストップでカバーするイノベーションアドバイザリーサービスを提供。またイスラエルスタートアップ向けの事業開発、マーケティング&PRサービス、国境を超えた人材育成事業を手がける。通信、セキュリティ、エレクトロニクス、ヘルスケア、自動車、素材など各業界トッププレイヤー80社以上へのサービス提供実績を有する。

社名Aniwo Ltd.
設立2014年10月
代表取締役 Founder & CEO 寺田 彼日
所在地 144 Menachem Begin, Tel Aviv, Israel (Israel)   
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー (Japan)
事業概要https://www.aniwo.co/s
URLhttps://www.aniwo.co
プレスリリース発表元企業:Aniwo Ltd.
配信元:PR TIMES
執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

【スタートアップ募集】第一三共ヘルスケアと一緒に、「ヘルスケア」領域に新しい価値を創出しませんか

【オープンイノベーションインタビュー】「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」をコーポレートスローガンに掲げ、鎮痛薬「ロキソニン」をはじめ、かぜ薬「ルル」、キズ薬「マキロン」など、生活に身近な市販薬ブランドを多数展開する第一三共ヘルスケア。他にも、敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」やオーラルケアなど、さまざまな製品を展開している。そんな同社は、もっと幅広くヘルスケアや生活改善に貢献すべく、製薬会社だけでは発想できないアイデアや技術を求めて、アクセラレータープログラムの実施を決定した。具体的に、どんなスタートアップとの協業に期待しているのか。同社・経営企画部の松尾健氏と製品企画室の古市亜美氏に話を伺った。 #第一三共ヘルスケア #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント