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木曜日, 11月 30, 2023

コスモ石油とレボインターナショナル、国産SAFの原料となる廃食用油の収集ネットワーク構築に向け協業を開始!

コスモ石油が、レボインターナショナルと、香川県坂出市にあるコスモ石油坂出物流基地を廃食用油の流通拠点として活用し、中四国エリアにおける廃食用油の収集ネットワーク構築に向けた協業について11月6日に合意したことを発表しました!

中四国エリアにおける廃食用油の収集ネットワーク構築に向けて協業

コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公)は、株式会社レボインターナショナル(以下、「レボインターナショナル」)と、香川県坂出市にあるコスモ石油坂出物流基地を廃食用油の流通拠点として活用し、中四国エリアにおける廃食用油の収集ネットワーク構築に向けた協業について11月6日に合意したことを発表しました。

コスモ石油は、国内初となる廃食用油を原料とした国産SAF※1の大規模製造を行うため、2022年11月8日にレボインターナショナルおよび日揮ホールディングス株式会社と合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立しました。

100%廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFの国内供給実現を目指しており、今般、その一環として坂出物流基地の一部施設を廃食用油回収の一次基地としてレボインターナショナルが活用することに合意しました。この取り組みにより中四国エリアを中心とした廃食用油の収集拠点として年間400キロリットルほどの廃食用油の引取量増加が可能となる見込みです。

合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYでは、2024年度内のSAF製造装置※2の運転開始に向け、現在全国の廃食用油排出元企業との新規引取に向けた協議を進めています。

今回の取り組みにより、廃食用油をいかに貯蔵するか、またどのように輸送していくかなどの課題がある中、廃食用油の引取りの促進及び輸送の効率化が可能となり、ひいては「2024年問題」ともいわれる物流業界の働き方改革への対応にも資するものと考えます。

引き続き当社及びレボインターナショナルは、国産SAF事業を通して将来にわたる航空セクターの脱・低炭素化に貢献します。

※1:SAFはSustainable Aviation Fuelの略称であり、持続可能な航空燃料を指します。
※2:本件は国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択を受けた助成事業において建設するものです。

収集ネットワーク構築のイメージ図

回収作業の様子

コスモエネルギーホールディングスについて

社名コスモエネルギーホールディングス株式会社
設立2015年10月
所在地東京都港区芝浦一丁目1番1号
代表者桐山 浩
URLhttps://ceh.cosmo-oil.co.jp/

レボインターナショナルについて

社名株式会社レボインターナショナル
設立1999年10月
所在地【京都本社】
〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入ル竹屋之町252-1
四条烏丸アーバンライフビル 101
代表者代表取締役 越川 哲也
事業概要バイオディーゼル燃料研究開発・製造・販売・輸出事業
使用済み食用油引取事業
バイオディーゼル燃料製造プラント販売・エンジニアリング事業
市民活動支援事業
原料植物及び油脂の研究開発・ベトナム及びカンボジアにおけるプランテーション事業
洗剤・エコロジー関連商品販売事業
URLhttps://www.e-revo.jp/
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SourceCOSMO
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