12.8 C
Japan
月曜日, 12月 4, 2023

博報堂×ユーキャン、“リスキリングHR事業”を展開する新会社「HUG」を設立!

博報堂が、ユーキャンと共同で、リスキリングプラットフォームの構築を軸に新たな人材事業を展開する新会社「株式会社HUG」を2023年5月に設立し、7月3日から事業を開始しました!
なお、本件は「Hakuhodo JV Studio」のジョイントベンチャー案件として推進されています。

「学ぶ」と「働く」が繋がる新しいキャリアデザインを支援

近年、日本社会は急速なテクノロジーの進化、人口の少子高齢化、そして労働市場の構造変化に直面しています。政府による骨太の方針でも労働市場改革が柱として掲げられ、経済産業省では「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」による体制整備を開始するなど、生活者のキャリアプランにも影響を与える動きが進んでいます。

そのような社会背景の中、博報堂が広告会社として培ってきた「コミュニケーションで生活者を動かす力」と、ユーキャンが通信教育事業を通じて培ってきた「生涯学習を支援する力」を融合させて、リスキリングHR事業に参入し、これからの生活者のキャリアデザインを支援する新しいリスキリングプラットフォームの構築に挑戦します。

HUGではハードスキル、ソフトスキルの両面を人間力として育むことを「リスキリング」と定義しプラットフォーム『HUGリスキリング』を構築し、多様な生活者に人材育成・能力開発を実践します。そして企業ニーズが強い一方で人材供給が追いついていない分野へ、HUGリスキリングを通じて育成した人材供給を推進し、将来的には外部の人材企業へリスキリングノウハウやリスキリング人材を提供することも目指します。

なお、事業の垂直的立ち上げを実現するために、HR関連スタートアップ企業である株式会社Road(代表取締役社長:片江光太、本社:東京都江東区)の株式を100%取得し、子会社化を行いました。Roadはグループインに伴い社名を株式会社RUHに変更いたします。同社は人材の「モチベーションエンゲージメント」に強みを持ち、自社で従業員向けにエンジニア領域のリスキリングシステムを開発するなど本事業との高い親和性があります。博報堂、ユーキャン、RUHの3社のノウハウを投入することで、実務的なスキル提供から就労支援までを一気通貫で手掛け、「学ぶ」と「働く」が繋がる新しいキャリアデザインの創造を目指していきます。

HUGは、この新しい挑戦を通じて生活者ひとりひとりの人間力を育み、日本の労働市場に新たな価値を提供することで、社会全体の成長に寄与してまいります。

新会社概要

社名株式会社HUG(ハグ)
設立2023年7月3日
所在地東京都港区赤坂5-3-1
代表者代表取締役:片江 光太 (7月下旬に予定する株主総会決議にて選任予定)、溝口 世史紀
社外取締役:初野 正幸、高橋 徹、宮井 弘之
事業概要・テクノロジーを駆使したリスキリングサービスの企画、制作、販売、運営
・人材派遣業、営業代行業務及び、営業アウトソーシング
URLhttps://hug.co.jp/

Hakuhodo JV Studio

クライアントアセットと博報堂リソースを掛け算した新規事業を構想し、JV(ジョイント・ベンチャー) の設立を通じた新収益の獲得を目指すプログラム。イノベーション、新規事業の創造に長けたプロフェッショナルスタッフが伴走いたします。

提供サービスの例
・クライアントと博報堂がともに目指すべきビジネス機会の探索
・両社の新規事業を通じて成し遂げるべきUX
・サービスなどの詳細なデザイン
・両社の新規事業の蓋然性を確かめる実証実験の計画と実行
・詳細な JV 計画書・契約書の作成などスキーム構築

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【安藤ハザマ × Cube Earth】日米特許技術で世界の都市OSにイノベーションを起こす

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」で、米国と日本で特許を取得している地理情報システムのプラットフォーム「Cube Earth」を活用し、自治体へ「スマート防災システム」を提供しているスタートアップ企業 「Cube Earth」を採択。自治体危機管理のDX化の一環として、防災システムやスマートシティ、ドローン、デジタルツインのシステムなど、次世代の社会インフラ基盤を開発するスタートアップだ。具体的にどのような取り組みを進めているのか。安藤ハザマ 経営戦略本部イノベーション部副部長の堀井浩之氏と、Cube Earth代表取締役会長の阿藻成彦氏、代表取締役社長の武田全史氏に話を伺った。

【三機工業 × スタートアップ】選ばれ続ける会社になる|スタートアップとの共創に挑む新しい歩み

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】2025年に創立100周年を迎える三機工業株式会社は、2050年ビジョンに掲げた「選ばれ続ける」企業になるため、コア事業の強化や三機ブランドの向上に努めると同時に、会社の「信頼」を高める新施策も積極的に推進しています。 そこで、新たな取り組みの1つとして、「SANKI オープンイノベーションプログラム2023」に挑戦。初めてのアクセラレータープログラムに挑むファシリティシステム事業部 佐々木 宏之氏、経営企画室 経営企画部 石綿 央氏、 徳田 直也氏に、それぞれの立場から率直な想いを伺いました。

【安藤ハザマ × エアデジタル × 久喜市】デジタルスポーツで健康寿命の延伸に挑む!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】オープンイノベーションによる新規事業創出を推進している総合建設会社の安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」でデジタルスポーツ空間開発やデジタルスポーツフィールドの運営を手掛けるエアデジタル株式会社を採択した。 その後、安藤ハザマ、エアデジタル、埼玉県久喜市の3者で連携協定を締結し、久喜市内のショッピングモール施設「アリオ鷲宮」に出店している国内最大級のデジタルスポーツクラブ「スポーツ60&スマート」で協業を進めている。具体的にどのような取り組みを行なっているのか。 安藤ハザマの本社経営戦略本部イノベーション部担当課長・榊原翼氏と、エアデジタル代表取締役・前田相伯氏、久喜市役所 健康スポーツ部スポーツ振興課所属・金澤剛史氏に話を伺った。

【スタートアップ募集】地域の健康をケア|新規事業で地域に根差した未来のアイセイ薬局へ

【スタートアップ募集】アイセイ薬局は、全国に400店舗を超える調剤薬局を展開しています。まもなく創業40周年を迎える今、次なる事業の柱を求めてアクセラレータープログラムに挑戦!地域の人々に必要とされる薬局を目指し、新規事業創出の可能性を模索します。本インタビューでは、アイセイ薬局がなぜ今スタートアップとのオープンイノベーションに挑むのか、株式会社アイセイ薬局 事業企画部部長の堀浩之氏に話を伺いました。
Facebook コメント
jaJA