12.8 C
Japan
金曜日, 9月 22, 2023

PMI日本支部、日本の優れたプロジェクトを表彰する「PM Award 2023」を開催!

今年創立25周年を迎えたプロジェクトマネジメントの啓発・普及団体である一般社団法人PMI日本支部は、2021年に日本の優れたプロジェクトを表彰する「PM Award」を創設。2023年度も第3回目となる「PM Award 2023」を開催します!エントリーなど本Awardに関する情報は2023年4月11日(火)から公開されており、エントリー受付締切は2023年6月9日(金)を予定しています。
PM Award 2023では、「Large部門」と「Small and Medium部門」の2つのエントリー区分を設け、スタートアップや中小企業・団体、大手企業それぞれで、優れたプロジェクトの受賞機会を拡大します。

「PM Award 2023」開始について

「PM Award 2023」のエントリーなど本Awardに関する情報は、以下のURLの公式HPから案内されています。エントリー要項の5つのポイントを紹介します。掲載時点の情報となりますので、エントリーの際には以下公式HPを必ず確認し、最新情報に従ってください。

【PM Award 2023】 https://www.pmij-award.net/pmaward2023-entrylp
【PM Award公式HPトップページ】 https://www.pmij-award.net/

(1)プロジェクト実施団体・企業などに関して:
本Awardでは、日本がリードする優れたプロジェクトを海外に広く紹介していきたいと考えています。そのため日本に拠点を持つ企業・団体がリードするプロジェクトを対象としています。日本の企業や団体がリードあるいは大きな役割を担って参画する、海外で実施されるプロジェクトや多数の国をまたがるプロジェクトや、外資系企業・団体であっても日本の拠点がリードするプロジェクトは対象とします。
その他については実施主体や分野についての制限はありません。民間、公共団体、公益法人等実施主体や業種業態の種別は問わず、産官学による連携プロジェクトや、複数企業による業種業態を越えた共同プロジェクトなども対象となります。

なお、今年開催より、「Large部門」、「Small and Medium部門」の2つのエントリー区分を設けます。

(2)プロジェクト規模などに関して:
プロジェクトの予算や規模感については、小規模なものから大規模なものまで制限はありません。社会や社会・組織課題への対応や新たな価値を生み出す取り組みは様々な場面で行われており、それを実現するプロジェクトは大きなものから小さなものまで様々な形で実施されています。このため、プロジェクトの予算や規模感についての制限も設けません。

(3)プロジェクトの選考・評価基準に関して:
プロジェクトの選考・評価は次の4つの基準を総合的に判断して行ないます。(i)プロジェクトマネジメントの工夫、(ii)新規性・独自性、(iii)組織的なアジリティ・価値の向上、(iv)社会や社会課題解決への貢献。

(4)プロジェクト期間に関して:
対象プロジェクトは、原則2022年1月~2023年12月に完了もしくは完了見込みであるもの、とします。

(5)本Awardの広報活動に関して:
PMI日本支部では、「プロジェクトマネジメント(PM)」の普及活動の一環として、PMI Globalの支援を受け、本Awardを主催しています。そのため日本国内における様々な場面において、プロジェクトマネジメントが適用され、優れた成果を産み出しているプロジェクトがあることを日本国内に広く周知することも目標としています。
このため、ファイナリストに選出された場合には、PMI日本支部が実施するセミナー等での講演や公式HP・SNS等でのプロジェクト関連情報の公開、PMI Globalを含めた取材対応等に協力をお願いする場合があります。その点を理解し、プロジェクトで得られたプロジェクトマネジメントに関する知見や、経験を他者の参考になる形で紹介可能なプロジェクトが本Awardの対象となります。

PM Awardの概要

「PM Award」は、日本に拠点を持つ企業・団体がリードする、未来創造に繋がる優れたプロジェクトを表彰する制度です。

全世界200カ国に300を超える支部、67万人の会員そして150万人超の認定資格者を有する国際的なプロジェクトマネジメント啓発団体であるPMI Globalの協力のもと、国内におけるプロジェクト型の働き方の啓発とその実現手法である「プロジェクトマネジメント(PM)」の普及活動をおこなってきた一般社団法人 PMI日本支部が主催しています。

PMI Globalでは「PM Award」に繋がる取り組みとして、世界的に大きな影響をもたらしたプロジェクトを「Most Influential Projects」として紹介する活動を行っています。未来を創造する新技術の開発プロジェクトから社会課題解決を目指す非営利団体のプロジェクトまで幅広いプロジェクトを取り上げており、 2022年版では日本からも「Ghibli Park(ジブリパーク)」 (愛知県長久手市)が選出されています。

【Most Influential Projects】
https://www.pmi.org/most-influential-projects-2022/
【Ghibli Park(ジブリパーク)】
https://www.pmi.org/most-influential-projects-2022/50-most-influential-projects-2022/ghibli-park
https://ghibli-park.jp/

なお本制度ではその実施を通じて、以下に示す4つのビジョンの実現を目指しています。

(1)「プロジェクト」型の働き方の社会的広がりおよび適用範囲の拡大を広く伝える。

(2)プロジェクトを成功に導く手法としての「プロジェクトマネジメント(PM)」の有用性を広く伝える。

(3)卓越したプロジェクト・プロジェクトマネジメントを実践している企業・団体を広く紹介することを通じて、 国内における「成功ナレッジ」の蓄積を加速させる。

(4)潜在的なプロジェクト実践者に対する情報発信を通じて、 国内におけるプロジェクトマネジメント(PM)普及活動を加速させる。

「PM Award」では、単に大規模で領域の広いプロジェクトだけでなく、 特定地域・特定領域のプロジェクトであってもマネジメント手法の変革や組織の在り方・個人の働き方など、社会イノベーションに繋がる可能性のあるプロジェクトが幅広くエントリーされることを目指しています。

〔参考〕前回開催 第2回 「PM Award 2022」実施模様

第2回「PM Award 2022」のスケジュール:
エントリー案内開始:2022年4月
エントリー受付締切:2022年6月
一次選考、ファイナリスト発表:2022年6~8月
ファイナリスト紹介オンラインセミナー開催:2022年9月
最優秀プロジェクトを決めるオンライン投票実施:2022年9月
授賞セレモニー開催:2022年10月

「PM Award 2022」においても、一般企業のみならず、NPO法人等からのエントリーも含め、社会イノベーションに繋がる可能性のあるプロジェクトの幅広い応募がありました。エントリーされたプロジェクトから、一次選考にて高い評価を受けた6件のプロジェクトをファナイリストとして選出しました。その後「ファイナリスト紹介オンラインセミナー」でファイナリストが実施したプロジェクトについてのプレゼンテーションを行い、セミナー視聴者によるオンライン投票を実施。オンライン投票には、約1,000名が参加しました。

「PM Award 2022」ファイナリストと各賞プレゼンター

2022年10月22日に東京・四谷のコモレ四谷タワーコンファレンスで招待者・関係者を招いたセレモニーが開催され、ファイナリストの紹介と奨励賞、特別賞、優秀プロジェクト賞および最優秀プロジェクト賞の表彰が行われました。

投票でもっとも高い評価を受けたファイザー株式会社/ファイザーR&D合同会社の「COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬『パキロビッド®パック』の研究開発プロジェクト」が、栄えある最優秀プロジェクト賞を受賞しました。
会場では授賞式の他、受賞記念撮影、受賞者インタビュー、参加者間の意見交換も行われ、大いに盛り上がるイベントとなりました。

なお「PM Award 2022」のファイナリストおよび最優秀プロジェクト賞の詳細については公式HPをご覧ください。

【PM Award 2022】
https://www.pmij-award.net/pm-award-2022-finalist
https://www.pmij-award.net/pmaward2022

一般社団法人PMI日本支部について

一般社団法人PMI日本支部は、世界最大のプロジェクトマネジメント協会(PMI)の日本における支部として、日本国内でのプロジェクトマネジメントの普及を目的に、さまざまなステークホルダーと共に活動しています。
PMI 日本支部の活動は、会員ボランティアの主体的な活動で成り立っています。法人スポンサー、アカデミックスポンサーにも支えられつつ、各種イベントや研究会の開催、PMI 出版書籍の日本語訳・販売等を通じて、会員の方々ご自身のPM スキルの研鑽に繋がっています。また、プロジェクトマネジメントからビジネス・アナリシスやアジャイル・アプローチまで、ディジタル・ディスラプションに取り組む手法の啓発へと活動の質的拡大も続けています。

また、一般社団法人PMI日本支部は、今年創立25周年を迎えました。プロジェクトマネジメントの普及活動の強化など、様々な周年記念事業としての活動を予定しています。詳細につきましては、逐次PMI日本支部HP https://www.pmi-japan.org/ より案内がありますので、どうぞご期待ください。

法人名一般社団法人PMI日本支部
所在地東京都中央区日本橋中洲3-15 センタービル3階
URLPMI日本支部 https://www.pmi-japan.org/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【協業案募集】土や人が築く未来。| 建設業の働き方改革に挑むTSUCHIYAの挑戦!

【オープンイノベーションインタビュー】土木事業をルーツに、国内建設事業を主軸に置きながら、海外事業、航空事業、環境事業と合わせて4つの事業リソースを有する「TSUCHIYA」。【継承と挑戦】が自らの役割ー。そう語る代表取締役会長兼社長 土屋智義氏の先見の明が、設立70周年を迎える「TSUCHIYA」を築き上げてきました。 成長を止めない同社が、今、アクセラレータープログラムを開催する理由は何か。スタートアップにとって「TSUCHIYA」と共創する魅力とは何か。常務取締役執行役員 増田亮一氏にお話を伺いました。 #募集 #TSUCHIYA #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #共創 #協業 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【協業案募集】製造業の現場から、世界の産業界を変える!|リックスが挑むイノベーション

【スタートアップ募集】2022年に創業115年を迎えた「リックス」が、2023年8月にアクセラレータープログラムを開催します。不透明な時代の変化に対応しながら、独自の製品やサービスの提供で製造現場を支えてきたリックスが、初のプログラム開催に至った背景や、スタートアップとの共創に期待するものとは。リックス株式会社の代表取締役 社長執行役員 安井 卓氏にお話を伺いました。 #リックス #アクセラレータープログラム #共創 #スタートアップ #メーカー商社 #Creww #大挑戦時代をつくる

【三井物産 × スタートアップ4社】スタートアップとの共創!三井物産が切り開く未来とは

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】鉄鋼製品のトレーディングを起点に、鉄に限らない製造業、メンテナンス業、デジタルプラットフォーム業へと展開を進める三井物産株式会社の鉄鋼製品本部。同本部は、2022年12月に『三井物産スタートアップ共創プログラム 2023 Ver1』と題した同社初となるアクセラレータープログラムを開催した。産業課題・顧客の潜在的ニーズを先取りした新たな事業の共創を目指した本取り組みから、どのような成果が生まれたのだろうか。三井物産株式会社 鉄鋼製品本部 戦略企画室の長谷川明彦氏に話を伺った。 #三井物産 #三井物産スタートアップ共創プログラム2023 #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【募集】<日本初> 静岡県の浜松・湖西・袋井3市合同で、スタートアップの実証実験をサポート!

【オープンイノベーションインタビュー】浜松市では、令和元年度からいち早く 、全国のスタートアップと共に地域課題を解決すべく、庁内の各分野を所管する原課 を巻き込んでさまざまな実証実験に取り組んできた。 このノウハウを活かし、今年度からは近接する湖西市と袋井市も加わって、遠州地域 3市が合同でスタートアップの実証実験サポート事業を実施することが決定した。 スタートアップにどんなメリットがあり、3市が合同で取り組むことによりどんな未来が訪れるのか。浜松市産業部スタートアップ推進課の米村仁志課長、湖西市産業部産業振興課の工藤崇裕課長、袋井市産業部産業未来課の廣岡芳康課長に話を伺った。 #募集 #浜松市 #湖西市 #袋井市 #静岡県 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント
jaJA