12.8 C
Japan
火曜日, 12月 5, 2023

第一三共ヘルスケア、“わくわくする未来”をめざす『アクセラレータープログラム2022』を開催

第一三共ヘルスケアは、Crewwが運営するクラウド型オープンイノベーション支援サービス「Creww Growth」を通じて、『第一三共ヘルスケア アクセラレータープログラム2022』を開催し、本年9月1日(木)より共創パートナーとなるスタートアップ企業の募集を開始しました。

本プログラムを開催する背景

超少子高齢社会の進展や、AIやIoTをはじめとするテクノロジーの急速な進歩を背景に、ヘルスケアの世界は変革の時代を迎えています。第一三共ヘルスケアでは、「人生100年時代のクオリティ・オブ・ライフを支える」というビジョンのもと、本プログラムのような社外パートナーとの共創を積極的に進めることにより、人々の健康と美に貢献できる新たな価値の創造に挑んでいます。

本プログラムの概要

プログラム名:「第一三共ヘルスケア アクセラレータープログラム2022」
募集期間:2022年9月1日(木)0:00~2022年9月15日(木)20:00
※プログラムの内容およびエントリーに関する詳細は、Creww Growth内の本プログラム特設サイトで ご確認ください。
URL:https://growth.creww.me/6fdf2a8e-0739-11ed-8935-cf416aca028e.html

このプログラムで実現したいこと

1.「モノ×テクノロジー」で、一人ひとりに最適な健康を届けたい。
第一三共ヘルスケアはこれまで、OTC医薬品や機能性表示食品、機能性スキンケア・オーラルケアの製品群を通じて、人々の健康と美に貢献してきました。今後はこれらの製品やそれぞれのカテゴリーで培ってきた知見を、スタートアップの皆様の多彩な技術やサービスを掛け合わせることで、より効果と利便性が高いセルフケア、一人ひとりにとって最適化されたセルフケアを実現したいと考えています。

<強化・開拓したい主な領域>
・睡眠改善:質の高い眠りを通じて、パフォーマンスや人生の満足度を向上させたい
・女性の健康(フェムケア):月経、妊娠・出産から更年期まで、「元気で自分らしく」を応援したい
・オーラルケア:歯周病や口臭の問題を解決し、さらには全身状態の改善につなげたい
・生活習慣病予防:続けられる効果的な対策で、健康寿命を延ばしたい
・栄養、ダイエット、スキンケア
・シニアの健康、認知機能、こどもの健康
・ペット(犬、猫)の健康増進:ペットの健康を通じて、人の暮らしに健やかさと潤いを届けたい

<Key words>
ウェアラブルデバイス、アプリ、測定・診断・モニタリング技術、機能性食品素材、アシスト機器・ロボット、AI、IoT、デジタルコミュニケーションなど

2.100年時代のクオリティ・オブ・ライフを支えるサービスを提供したい。
日々の健康管理から病気の予防・診断・治療・予後まで、ヘルスケアの各ステージを切れ目なくつないでいく。運動や食事などの身近な努力を、確かな成果へと導き、家族や地域の人たちにも広げていく。私たちは、人生100年時代のクオリティ・オブ・ライフをキーワードに、医療界や他産業との連携のもと、新たなサービスの提供を通じて、誰もが健康を実感できる社会を支えたいと考えています。

<展開したいサービスの例>
・健康と美の実現をサポートするパーソナルカウンセリングの提供
・家族みんなの健康を応援するプログラムの提供
・がんや生活習慣病で闘病中・療養中の方々や、退院後に社会復帰している方々に対する健康・生活支援サービスの提供
・情報発信や交流の場となるコミュニティやプラットフォームの開設・運営

<Key words>
パーソナル・ヘルス・レコード (PHR)、健康管理アプリ、オンライン相談、フィットネス・食事指導等のプログラム、サブスクリプションモデル、ポイント制度、健康関連のエンタメ・ゲーム、SNS、コミュニティなど

3.組織と業務のDXを進めたい。
研究開発、生産・品質管理、物流から広告宣伝、カスタマーサービスに至るまで、私たちの社内には効率化すべき点がまだたくさんあります。また、サステナブルな共生社会を実現するために、製品や情報の届け方にも、DXの側面から一層の工夫が必要だと考えています。

<ソリューション>
・DXのための基盤づくり:サイロ化されがちなデータ文書・画像などを一元的に管理するための技術(ソリューション)。
・予測技術:「製剤安定化予測」や「売上需給予測」に適したシステムの検討など。

<アクセシビリティ>
・視聴覚障碍のある方向けの製品サイトや情報提供のあり方(音声化、テキスト化)を検討し、アクセシビリティへの取り組みを強化します。
・日本在住の外国人の方や旅行者に向けた多言語コミュニケーションを強化します。

スタートアップ企業が活用できるリソース

  1. 健康と美を支える製品群
  2. 薬局・ドラッグストア・コンビニへの販売網
  3. 自社通販の顧客基盤とWEBマーケティング力
  4. 付加価値を生みだす製薬会社の研究開発力
  5. 第一三共グループとしての総合力
  6. 健康でつながる業界横断ネットワーク
  7. オウンドメディアを通じた情報発信力
  8. 資金

第一三共ヘルスケアは、第一三共グループ*の企業理念にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という考えのもと、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品の事業を展開しています。
現在、OTC医薬品にとどまらず、スキンケアやオーラルケアへと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。こうした事業を通じて、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献します。

* 第一三共グループは、イノベーティブ医薬品(新薬)・ジェネリック医薬品・ワクチン・OTC医薬品の事業を展開しています。

社名第一三共ヘルスケア株式会社
設立2005年12月16日
所在地〒103-8234 東京都中央区日本橋三丁目14番10号
代表者代表取締役社長 吉田 勝彦
事業概要医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、食品、飲料水等の製造および売買
URLhttps://www.daiichisankyo-hc.co.jp/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【安藤ハザマ × Cube Earth】日米特許技術で世界の都市OSにイノベーションを起こす

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」で、米国と日本で特許を取得している地理情報システムのプラットフォーム「Cube Earth」を活用し、自治体へ「スマート防災システム」を提供しているスタートアップ企業 「Cube Earth」を採択。自治体危機管理のDX化の一環として、防災システムやスマートシティ、ドローン、デジタルツインのシステムなど、次世代の社会インフラ基盤を開発するスタートアップだ。具体的にどのような取り組みを進めているのか。安藤ハザマ 経営戦略本部イノベーション部副部長の堀井浩之氏と、Cube Earth代表取締役会長の阿藻成彦氏、代表取締役社長の武田全史氏に話を伺った。

【三機工業 × スタートアップ】選ばれ続ける会社になる|スタートアップとの共創に挑む新しい歩み

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】2025年に創立100周年を迎える三機工業株式会社は、2050年ビジョンに掲げた「選ばれ続ける」企業になるため、コア事業の強化や三機ブランドの向上に努めると同時に、会社の「信頼」を高める新施策も積極的に推進しています。 そこで、新たな取り組みの1つとして、「SANKI オープンイノベーションプログラム2023」に挑戦。初めてのアクセラレータープログラムに挑むファシリティシステム事業部 佐々木 宏之氏、経営企画室 経営企画部 石綿 央氏、 徳田 直也氏に、それぞれの立場から率直な想いを伺いました。

【安藤ハザマ × エアデジタル × 久喜市】デジタルスポーツで健康寿命の延伸に挑む!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】オープンイノベーションによる新規事業創出を推進している総合建設会社の安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」でデジタルスポーツ空間開発やデジタルスポーツフィールドの運営を手掛けるエアデジタル株式会社を採択した。 その後、安藤ハザマ、エアデジタル、埼玉県久喜市の3者で連携協定を締結し、久喜市内のショッピングモール施設「アリオ鷲宮」に出店している国内最大級のデジタルスポーツクラブ「スポーツ60&スマート」で協業を進めている。具体的にどのような取り組みを行なっているのか。 安藤ハザマの本社経営戦略本部イノベーション部担当課長・榊原翼氏と、エアデジタル代表取締役・前田相伯氏、久喜市役所 健康スポーツ部スポーツ振興課所属・金澤剛史氏に話を伺った。

【スタートアップ募集】地域の健康をケア|新規事業で地域に根差した未来のアイセイ薬局へ

【スタートアップ募集】アイセイ薬局は、全国に400店舗を超える調剤薬局を展開しています。まもなく創業40周年を迎える今、次なる事業の柱を求めてアクセラレータープログラムに挑戦!地域の人々に必要とされる薬局を目指し、新規事業創出の可能性を模索します。本インタビューでは、アイセイ薬局がなぜ今スタートアップとのオープンイノベーションに挑むのか、株式会社アイセイ薬局 事業企画部部長の堀浩之氏に話を伺いました。
Facebook コメント
jaJA