12.8 C
Japan
金曜日, 10月 7, 2022

伝統工芸品のカスタムオーダーサービスで、職人による手仕事のすばらしさを広めたい!|「magokoro(まごころ)」

「大挑戦時代をつくる。」をビジョンに掲げるCrewwでは、毎月オンラインネットワーキングにて、事業会社・スタートアップ・個人起業家などの挑戦者をリコメンドしています。
CrewwのSTARTUP STUDIO(スタートアップスタジオ)プログラム運営をメインに担当する寺田 麗未が今回ご紹介するスタートアッププロジェクトは、magokoro(まごころ)です。
ゲスト
廣瀬 未来氏 magokoroファウンダー

Crewwおすすめスタートアッププロジェクト「magokoro(まごころ)」の推しポイント

寺田:Crewwが運営するスタートアップスタジオは、本業を続けながら起業・新規事業を創出したい方による、個人を主体としたインキュベーションプログラムです。今ちょうど第3期が始まり、約30チームがサイドプロジェクトとしてゼロイチに挑戦し、半年間の期間でチームアップ、ニーズ検証、MVP検証、実証実験を行い、実践的にゼロイチを学びながら、事業創出に挑戦しています。

その中から本日は伝統工芸品のカスタムオーダーサービス「magokoro(まごころ)」のファウンダー廣瀬 未来さんをご紹介します。

廣瀬さんは幼少の頃から伝統工芸品にすごく興味があり、「職人さんの直面している課題やすばらしさをもっと世に広めたい」という想いが誰よりも強く、各地の伝統工芸品のアンバサダーを務めるなど、現在も幅広く活動されています。

まだ事業検証中ではありますが、今後、スタートアップや事業会社さんとの実証実験など、事業化加速に向けご一緒にお取り組みさせていただけますと嬉しいです。

自分だけの伝統工芸品をカスタマイズできるサービスを

廣瀬:伝統工芸品のカスタムオーダーサービスをつくっております、廣瀬 未来(ひろせ みく)です。
私は幼少期から、着物が大好きな祖母の影響で、着物に囲まれて育ちました。しかし、家のタンスには眠った状態の着物もいっぱいあり、「もったいないな」と思いながら過ごしていました。

23歳のときに着付け教室に通い始め、そこから着物にどんどんのめり込んでいったのですが、若い方が少ないことを寂しく思い、2018年からインスタグラムで着物についての発信をスタートしました。

それをきっかけに京都西陣織の職人さんからご連絡をいただいて、工場見学へ伺ったのですが、そこで職人さんの手仕事のすばらしさに感動し、たくさんの職人さんとお話をするようになりました。しかしその一方で、伝統工芸が抱える課題にも直面するようになりました。

現在の私の主な活動としては、最初に工場見学へ伺った「京都西陣ふくおか」と、京都で綴織の商品を作られている「上七軒あだち」のアンバサダー、それから西陣織を使った、日常になじむ製品を販売している「k-cs(ケークス)」のブランドディレクターを務めています。

廣瀬:magokoro(まごころ)」はこれから、「伝統工芸品のカスタムオーダーサービス」をつくります。好きな商品を選択して、自分だけの伝統工芸品をカスタマイズできるようなサービスで、後日職人さんから商品が発送されてくるという仕組みです。

廣瀬:流れとしては、magokoroと職人さんで商品開発を行い、それをECサイトで販売します。

第一弾として、「本藍染のルームウェア」を準備中です。江戸時代から続く「天然灰汁発酵建て」という手法で1枚1枚染め上げる本藍染は染料自体がすべて自然素材でできており、肌触りが良く、乾燥や冷えを防ぐ効果があります。

生地や縫製にもこだわり、自然素材のみで仕上げます。また本藍染は、色移り・色落ちしにくいというのもポイントです。現在のところ、染めの濃さなどをカスタマイズできるようなオーダーメイドを予定しております。

伝統工芸品の生産額は、ピーク時の5分の1まで縮小しています。職人さんのなかには、有名企業や有名ブランドとのコラボレーションに挑戦している方もいらっしゃいますが、ほとんど利益の出ない仕事をさせられて終わるというケースも多々あり、「若い職人にお給料を払うだけでもいっぱいいっぱいだ」と頭を抱える方をたくさん見てきました。

伝統工芸品の職人さんの手仕事は本当に繊細ですばらしく、その魅力をよりたくさんの人に届けて、実際に使って欲しいと思い、このプロジェクトをスタートさせました。

廣瀬:現在のメンバーは、ファウンダーの私の他、メンバーの青野と近石、その他にサポーターが11名、アドバイザーが3名となっています。そして現在、WEBデザイナーを募集しております。

一人でも多くの方に、素晴らしい手仕事を届け、職人さんを笑顔にできるよう頑張ってまいります。

https://studio.creww.me/

Facebook コメント
石神 美実子
広告代理店、広告制作事務所を経て、現在フリーランスのコピーライター・ライターとして活動中。キャッチフレーズやネーミング、プレスリリース等の制作から、WEBメディアの執筆まで幅広く従事。とりわけ、円滑なコミュニケーションを必要とする人物インタビューが得意。
- Advertisment -

Featured

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

【スタートアップ募集】第一三共ヘルスケアと一緒に、「ヘルスケア」領域に新しい価値を創出しませんか

【オープンイノベーションインタビュー】「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」をコーポレートスローガンに掲げ、鎮痛薬「ロキソニン」をはじめ、かぜ薬「ルル」、キズ薬「マキロン」など、生活に身近な市販薬ブランドを多数展開する第一三共ヘルスケア。他にも、敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」やオーラルケアなど、さまざまな製品を展開している。そんな同社は、もっと幅広くヘルスケアや生活改善に貢献すべく、製薬会社だけでは発想できないアイデアや技術を求めて、アクセラレータープログラムの実施を決定した。具体的に、どんなスタートアップとの協業に期待しているのか。同社・経営企画部の松尾健氏と製品企画室の古市亜美氏に話を伺った。 #第一三共ヘルスケア #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント