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火曜日, 12月 1, 2020

新しい仕事と「STARTUP STUDIO」に同時にコミット。何歳になっても挑戦し続けたい

Creww株式会社(以下、Creww)が始めた新たな試みは、個人の挑戦の支援。社会課題を解決するためのアイデアと、その事業を作り出したい個人をつなぎ、6ヶ月でプロダクトを作って事業会社に売却することを目指す「STARTUP STUDIO」を立ち上げた。
このプログラムに参加する個人は、本業を続けながらゼロイチの事業開発に挑戦できる。最終的には売却を目指すため、法人化しないサイドビジネスのプロジェクトとして参加できるのがポイントだ。
第一回目のプロジェクトは3つあり、そのうちの1つ「スマホでありがとうを届けるチップサービス『petip』」の立ち上げに参加したのが、Repro株式会社(以下、Repro)で働く金卓史(コン タカフミ)氏だ。金氏は「STARTUP STUDIO」の経験から何を得たのか。お話を伺った。

新しい仕事を始めると同時に参加した「STARTUP STUDIO」

―金さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

大学を卒業後に入社したのはヘアケアなどのトイレタリー用品や基礎化粧品などを扱うクラシエホームプロダクツ株式会社(以下、クラシエ)です。東北エリアを担当する営業部に配属され、卸店と販売店への営業活動をしていました。

ここでは、バイヤーと一緒に消費者にとって魅力的な売り場を考えたり、販売店の店員さんに商品理解を深めてもらうために定例会議に参加したり、卸売の流通から商品が買われるまでを一気通貫で仕事ができたのは楽しかったです。

それから約5年が経ち、20代のうちにマーケティングのスキルを実務経験として身に付けたいと思うように。ただ、クラシエのような大企業では、個人の意見で簡単に部署異動はできません。そこで思い切って、デジタルコンサルティングファームの株式会社プリンシプルに転職しました。

それとほぼ同じタイミングで、偶然Facebookのタイムラインで「STARTUP STUDIO」の存在と募集内容を知って、即応募しました。

―転職後すぐに「STARTUP STUDIO」も始めたんですね。

クラシエを退職したときに、やりたいことは同時並行でもいいから挑戦して、とにかく自分を成長させたいと思ったんです。「STARTUP STUDIO」はゼロイチで事業を立ち上げる経験が積めるチャンスですし、他にも目的を決め、いくつかのプロジェクトに挑戦しています。

とはいえ、転職後すぐなので両立するのは簡単ではありませんでした。でも環境を変え、追い込むことが自分を成長させると考えているので、アグレッシブに行動していましたね。

学びしかない、初めてのゼロイチの事業立ち上げ

―「STARTUP STUDIO」ではどのような役回りだったのでしょうか。

プロジェクトメンバーは役割を固定していたわけでなく、毎週金曜日の定例ミーティングで次週やるべきことを決めて、振り分けていました。そのなかで僕の役回りとして多かったのは資料づくりです。営業資料やサービス概要のスライドなど、直接ユーザーの声を聞く機会が多かったので、それを資料に反映させていました。

ちょうど、プリンシプルで優秀な先輩から資料作成ノウハウを改めて学んでいた時期だったので、本業の学びが生きたと思います。

Repro株式会社 金卓史(コン タカフミ)氏

―「STARTUP STUDIO」に参加して得られたことを教えてください。

たくさんあるのですが、一番はプロジェクトメンバーと出会えたこと。この出会いには本当に感謝しています。実務においては、ゼロイチで事業を立ち上げるにあたってのリサーチ経験もなかったですし、開発を進める際に考えるべきポイントなど、学ぶことばかりでした。

また「petip」のプロダクトは、最低限必要な機能だけで作っていたので、実証実験に進む過程で、ユーザーに対して何がメリットになるのか、プロダクトのバリューを深く思考して言語化するのも難しかったです。

売却を見据えるタイミングでも、サービス価値を試算して資料をつくるわけですが、どういった視点で何を資料に盛り込むべきなのか、構成を理解できたのは良かったと思います。

ただ、Crewwとしても「STARTUP STUDIO」は初めての試みで、参考にできる過去の実績はないから、反省する点はたくさんあります。それは、また次に参加できる機会や今後自分がサービスを作ることがあれば、ぜひ生かしたいです。

何歳になっても挑戦し続ける人生を送りたい

―「STARTUP STUDIO」は半年間のプログラムですが、金さんは終了後ほどなくして転職されています。何があったのでしょうか。

「STARTUP STUDIO」が直接的な原因ではありませんが、ゼロイチで事業やサービスを立ち上げる過程がとても面白くて、これを人生の生業にしたいと思えたんです。プリンシプルでの仕事は楽しかったのですが、「事業開発がしたい」という思いは日に日に強くなり、カスタマーエンゲージメントを高めるプラットフォームを提供しているReproに転職しました。

ここでは、プロジェクト・マーケティング・マネージャーというポジションを担っています。開発、マーケティング、営業など社内の全ての部署と関わる機会があり、顧客とプロダクトの接点において、課題解決やプロジェクトをリードします。やりたいと考えていた事が全部入りのミッションを持つポジションに出会えたので、とにかく経験を積んで、会社や社会にバリューをより出せる存在になりたいと思っています。

―短期間でさまざまなことに挑戦している金さんですが、これから何に挑戦したいですか?

本業で圧倒的バリューを出せる存在になることはもちろんですが、引き続き社外での活動も続けたいと考えています。無闇に活動するのではなく、自分のスキルアップや人脈が広がること、そこから本業にも好影響があることを意識しています。

進める予定の活動はいくつかあるのですが、個人で活動する中での大きな挑戦は「ジーズアカデミー」という半年間の有料プログラムに参加します。未経験からプログラミングを勉強してサービスを作ります。参加する理由は、個人的な興味関心もありますが、本業にもバリューが出ると考えています。エンジニア視点や開発工程などを理解することで、開発チームと円滑コミュニケーションが取れるようになり、プロジェクトを上手に進められる存在を目指します。

また、「STARTUP STUDIO」に参加することで出会えたメンバーと始めたメディアを創ることにも挑戦をします。何もない状態から誰かに価値があるモノを創ることを引き続きやりたいと考えているからです。内容は、ライターさんに協力してもらいながら作っていて、まずはブログを使って、「セルキャリ」というキャリア形成の気づきを得て、考える場所となる場を進めているところです。今後、何らかの形で「STARTUP STUDIO」も機会があればまた参加したいですね。

僕はこの先何歳になってもずっと挑戦し続ける人生を送りたいから、これからより一層ギアを上げていくつもりです。いろんな人と出会い、いろんなスキルを身につけて幅を広げたい。いずれ、地元の秋田県と東京で二拠点生活をしたいと考えているので、それくらい自由に働けるように成長していきます。

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田村 朋美
2000年雪印乳業に入社。その後、広告代理店、個人事業主を経て、2012年ビズリーチに入社。コンテンツ制作に従事。2016年にNewsPicksに入社し、BrandDesignチームの編集者を経て、現在はフリーランスのライター・編集として活動中。
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