『京都スマートシティエキスポ2021』にて、スタートアップピッチコンテスト開催
けいはんな学研都市をフィールドに、国内外の企業、自治体とのネットワークを形成し、新たなイノベーションの機会を創出する国際イベント『京都スマートシティエキスポ2021』が11月11日・12日に開催されました。
2014年から数えて8回目となる今回は、新型コロナウィルスの感染拡大により、オンラインでの開催となりましたが、京都府が進めるスマートシティの取組をはじめ、 2025年に開催される「大阪・関西万博」も見据えた最新のスマート技術やサービスの講演・シンポジウム、さらに住民の暮らしの快適化を進める全国各地の自治体の取組など、多彩なプログラムが繰り広げられました。
また同イベントのプログラムの一環として、スタートアップピッチコンテストも開催。「観光」「環境・エネルギー」の2分野において注目を集めるスタートアップ企業5社が登壇しました。
スタートアップピッチコンテスト出場の企業及びテーマの紹介
①CiPPo株式会社「地域内エコシステムで作る、スマート京都・観光DXを実現できる「京都アプリ」
②株式会社リリピア「オフラインとオンラインをシームレスにつなげるOMOアプリ「リリピア」京都の観光をDXします」
③アルティマトラスト株式会社 「監視カメラシステムを活用した公共施設の消費電力の削減」
④株式会社X-Scientia「水素の価格破壊で実現する地域再生可能エネルギーの主力電源化」
⑤鈴田峠農園有限会社 「世界初!『京都の街を涼しくし大気中の二酸化炭素をArtで長期貯蔵』Green Art Cycle」
当日のムービーはこちら
京都スマートシティエキスポとは?
IoTやビッグデータ、AI(人工知能)、ロボット等に代表されるICT(情報通信技術)の進展は、第4次産業革命として新たな産業構造の転換を生みだしています。国においても、これらの先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会課題の解決を両立していく新たな社会(=Society 5.0)の実現を目指しています。
2025年には大阪・関西万博が未来社会の実験場をコンセプトに開催されますが、「京都スマートシティエキスポ」は、こうした流れを踏まえ、様々な社会課題をICT等の活用により解決する「スマートシティ」を『超快適』スマート社会と名付け、その創出を目的として開催されています。
それにより、持続可能な開発目標(SDGs)が目指す、「『誰一人取り残さない』持続可能で多様性と包摂性のある社会」の実現に貢献します。
