※1 自社の有する経営資源や技術に頼るだけでなく、社外と連携することにより、革新的なビジネスやサービスを共創していく仕組み
【調査結果のサマリー】 ・コロナウイルス感染症拡大に伴い、大多数の85%が事業上で影響を受けている ・売り上げの減少・事業活動の一部停止により、早急な資金調達が「3か月以内 38%」「6か月以内 28%」に必要なことから緊急性が高い ・既存の助成金や融資は審査期間の長く、前年度の売り上げが立っていないスタートアップでは基準を満たすことができないため、「早急な資金面での支援」と「創業まもなく前年対比などがない企業への支援」など早急なスタートアップ向けの支援策が必要 |
調査結果は当社が加盟する新経済連盟が6月1日に政府に提出したスタートアップ支援に関する提言にも記載されています。提言では本調査結果等をふまえてスタートアップ支援の必要性を強く訴えており、二次補正予算を踏まえつつ、金融支援の早期実行のための体制確保や税制措置など更なる支援・振興策の必要性に触れています。
新経済連盟からは、「スタートアップ支援のあり方を考える上で、大変重要な調査結果であり、今後、提言の内容を政府等と議論していく中でも、スタートアップの生の声として伝えていきたい。」とのコメントがありました。
(参考)新経済連盟「コロナ問題を乗り越えるためのスタートアップ支援に関する提言を政府に提出」
https://jane.or.jp/proposal/pressrelease/10806.html
本調査では、回答を得た147社のうち「経営者 70%」と「取締役・役員(経営層)15%」が全体の85%(126社)を占めており、事業全体に関わるリアルな回答を得ることが出来ました。また、創業「1~3年未満 26%」と「3~5年未満 25%」が50%以上を占めており、従業員数は「5人未満 63%」の創業まもないスタートアップ事業が半数以上を占めています。
※調査結果は、事業全体の方針・意志として経営層126社のデータから紹介します。
①コロナウイルスによる事業への影響
・85%が事業上の影響があると回答。

以下の、調査結果は影響を受けたと回答した107社のスタートアップ事業を対象に紹介します。
②事業への影響について
・資金調達を検討と回答54%が「売上高の減少」、50%が「資金調達の検討」と回答
・45%が「事業活動の停止(一部)」と回答

③資金調達・資金繰りの緊急性
・②事業への影響についてで「資金調達を検討」と回答したスタートアップのうち、「1~3ヵ月 38%」と「3~5ヵ月未満 32%」と半年以内に追加の資金調達が必要なことから緊急性が高い
・期待する政策や意見についての書面回答では、「前年比の売り上げがたっていないこと」や「審査期間の長さ」が資金調達の妨げになっているという回答が多数あった

④コスト見直しについて
・「各種コストストップ 23%」。「見直し検討中 36%」、「検討予定 12%」と大多数が各種コストに関する見直しを検討している

⑤今般の影響をうけて最も困っていること
・「営業面 58%」と半数以上が回答しており、具体的には取引先のサプライチェーンの停滞や営業機会の損失で今後1~2年の見通しが見えないなどの声があがっている

【調査の概要】 調査対象:国内のスタートアップ事業者 調査エリア:全国 調査方法:インターネット調査 調査期間:2020年4月8日(水)~4月26日(日) |
※本調査結果を引用・転載する際はクレジットの明記をお願いたします。
(例)Crewwが実施した調査結果によると・・・・
Crewwは、スタートアップ事業者への支援のために以下のサービス提供をしています。
■人材シェアリングプラットフォーム「Fleet」の提供
https://port.creww.me/crewwnews/61782
人材シェアリングプラットフォーム「Fleet」は、コロナ状況下においてスタートアップの雇用維持をサポートするため、売り上げの減少や事業活動の一部停止により、マイナス影響を受けるスタートアップ企業の社員を「期限付き留学」として、需要がさらに上がるスタートアップ企業へ移籍する仕組みです。
■Steams「コロナ対策支援特別 プラン」の提供
https://spot.creww.me/features/inquiries/steams-dx-dl
オープンイノベーションクラウド「Steams(スチームス)」で、事業会社が直面している課題や困難に対して、コロナ対策支援になり得るテクノロジーを持つスタートアップとの協業で課題解決に取り組むことが可能です。本プランは、課題解決に向けた協業まで全てオンライン上で完結するため、リモートワークでもプログラムのを開催できます。
■「SMBCスタートアップ支援プログラム」(※Crewwとの共同プログラム)の提供
http://dev.steams.in/4a0bafaf-88fb-11ea-b251-9fb3f19e99c2.html
(※スタートアップのエントリー受付は終了しております。)
三井住友銀行が、今般の新型コロナウイルス(COVID-19)感染に関する様々な社会課題に対抗出来るサービスを持つスタートアップのプロモーション支援、資金調達等をサポートします。
短期のプログラムとして、応募開始から採択・リソース提供まで全てオンライン・遠隔対応で2か月の間に実施しています。
社名 | Creww株式会社 |
設立 | 2012年8月13日 |
資本金 | 8億2,955万円(資本準備金含む) |
代表者 | 伊地知 天(いじち そらと) |
URL | https://creww.in/ |
事業概要 | Creww株式会社は「大挑戦時代をつくる。」をビジョンに掲げ 、スタートアップ、起業家、事業会社、個人を問わず、挑戦したいすべての人のトータルサポート企業として、国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営をしています。 2012年の創業以来、企業とスタートアップによる新規事業創出を目的としたオープンイノベーションプログラムを270回以上実施し、これまで約750件の協業を実現しています。現在、Crewwが運営するオープンイノベーションプラットフォームには約6000のスタートアップが登録しています。 ■クラウド型オープンイノベーション支援サービス 「Creww Growth」 ■地域のオープンイノベーションプログラム「47(よんなな)クルーズプロジェクト」 ■挑戦者のためのオープンイノベーションメディア「PORT」 ■挑戦する個人のためのインキュベーションプログラム『STARTUP STUDIO by Creww』 |