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金曜日, 9月 22, 2023

【スタートアップ募集】J-POWERビジネスサービス 第2回 共創プログラム開催|ITの力で課題解決へ

J-POWERグループの電力周辺業務を担ってきたJ-POWERビジネスサービスが、アクセラレータープログラムを開催。ITの力で、企業のさまざまな課題を解決し、従業員のウェルビーイングを向上させるアイデアと協業企業を募集します。応募締切は、9月3日。

共創プログラムに取組む背景とは?

わたしたちはこれまで、J-POWERグループの電力周辺業務を担ってきました。これまで培ってきた幅広い技術や知見と、スタートアップの皆さまの知恵やアイデアを掛け合わせ、社内のデジタル化や従業員のウェルビーイングを向上させたいと考えています。
また、新しい価値・サービスの創造をともに目指せるスタートアップの皆さまを広く募集しています。

『J-POWERビジネスサービス 第2回 共創プログラム』概要

▶︎募集期限: 2023年9月3日(日) 24:00
▶︎対象企業:国内外すべてのスタートアップ。業種不問。
▶︎参加費:無料
▶︎主催:株式会社J-POWERビジネスサービス

共創プログラムで実現したいこと

1.当社事業の効率化のためにデジタル化を進めたい!

J-POWERビジネスサービスでは、J-POWERグループの電力周辺業務を担っており、持続可能な社会創りとその発展に日々貢献しております。

当社にはIT部門・クリエイティブ部門(本店・現場)があり、IT部門については基本的なデジタル化は一定程度進んでおりますが、クリエイティブ部門(現場)においては、発電所・寮の施設管理、警備、食堂運営等の管理業務は、デジタル化が遅れているという現状があります。

これまで当社では、発電所の食堂衛生管理業務のペーパーレス化や、J-POWER本店食堂の社員証決済システムの導入、社内回議書の電子システム化などに努めてきましたが、これまで以上に多くの分野、多くの場面でのデジタル化が求められていると感じております。

スタートアップの皆様の様々なアイデアを、当社のデジタル化に活かせればと思います!

【アイデアの例】
■栄養士をサポートする情報システム
■紙ベースの作業の電子化による業務効率化
 ・オフィス環境面
 ・デジタルスキル面
■現場の人手不足をデジタル化でサポート
■食堂厨房・構内の導線・人流の実績に基づいて対策をとる
 ・利用者側:CS向上 提供側:安全
 ・混雑状況をデジタルで把握し、事前に利用者に伝える
■安全講習 動画・VR・ARなど利用
■高齢従業員の安全に対する対策
■研修の成果を継続的にモニタリングする
■若手従業員の離職率を下げるための支援プログラム
■若手と管理職層の間の社内コミュニケーションの活性化ツール

※上記以外にもたくさんのアイデアを募集します!

2.健康経営(従業員のウェルビーイング)の実現がしたい!

当社では、2023年度よりウェルビーイングサポートセンターを設立・運営し、J-POWERグループ全体の健康経営をリードすることになりました。

これまで、当社では、従業員の健康維持・増進の取り組みとして、従業員を対象とした年1回のストレスチェック、従業員満足度調査(3年に1回程度で実施)、THP活動(オンライン込みで実施)、外部講師を招いての睡眠指導などを行ってまいりました。

今後は、自社の健康経営の取り組みをより強化し、グループ他社への展開も推進していきたいと思っております。スタートアップのみなさんがお持ちのウェルビーイングのサービスの可能性について、日本各地で試してみませんか?

【アイデアの例】
■感情分析AIやストレスチェックAIの導入で社員の状態をモニタリングする
■フィジカル(睡眠/肩・首の凝り/腰痛/ダイエット/視力回復/食生活)の改善
■メンタル向上のための取り組み(オフィスBGM/レジリエンス)
■女性従業員が比較的多いことから、「フェムテック」も取り入れる

※上記以外にもたくさんのアイデアを募集します!

3.当社のリソースを活用した新規ビジネスアイデアを募集します!

新しいプロダクトやサービスなど、自由なビジネスアイデアや技術のアイデアを募集します。当社のリソースを活用できることであれば、当社既存事業以外のアイデアでも構いません。皆様からの幅広いご提案をお待ちしております。

【新規事業イメージ例】
■全国的に展開していることを利用したビジネス
■本社オフィス(東京・築地)の立地を生かしたビジネス
 ・コロナ禍明けで増えた観光客を直接あるいは間接的に狙ったビジネスなど
■安全研修(J-POWERグループのノウハウを新規事業につなげる)
■生成AIを活かしたビジネス

※上記以外にもたくさんのアイデアを募集します!

スタートアップが活用できるJ-POWERビジネスサービスの経営資源(リソース)

・国内・海外で展開するJ-POWERグループの事業拠点

当社グループでは、北は北海道、南は沖縄まで、日本全国各地に多くの拠点がございます。
また海外ではアジアエリアをはじめとして、豪州、英国、北米エリアまで進出しております。

・主なグループ会社:8社
・国内の101ヶ所の発電設備(地点)
・海外36件の運転中プロジェクト,7地点の新規プロジェクト(計画中を含む)

実証フィールドとしてのエリアでのサービス開発、テスト導入や、サービスのターゲット顧客の紹介を行うことも可能です。

※法規制に抵触する、または、発送電および関連事業、周辺地域等に支障のあるものは除きます

・これまでのIT事業において蓄積してきた技術・ノウハウ・データ

当社では電力分野をはじめとし、土木建築分野、ビジネス分野など、様々な分野のお客様に向けたエンジニアリング並びにシステムサービスを提供して参りました。

・電力需給解析、電力系統解析、電力取引、再生可能エネルギー解析、給電・監視制御、設備運用・保全、数理最適化・ビッグデータ
・地震応答解析、斜面崩壊解析、浸透流解析、構造解析、河床変動解析、濁水解析、ダム流入予測支援、降雨流入予測、緊急地震速報システム
・基幹システム開発、ITインフラ計画

グループ創業約70年で培ってきた豊富なノウハウ・データを様々な角度からご活用いただけます。

・発電周辺業務に従事する多様なヒューマンリソース

当社には豊富な人材リソースがございます。
発電関連以外にも各種工事・労務・不動産関係などに精通した技術者や有資格者を非常に多く抱えております。

・建築工事関係(建築士,電気工事施工管理技士,管工事施工管理技士、造園施工管理技士等)
・労務関係(社会保険労務士,行政書士等)
・不動産関係(不動産鑑定士、宅地建物取引主任等)
・その他(気象予報士,管理栄養士,技術士,中小企業診断士等)

スタートアップの皆様とこの先共同でサービス開発を行う際に、当社から最適な人員をアサインして、一緒に開発を進められればと思います。

・健康経営に関する実績

近年、健康経営に重点をおいており、具体的には以下のような取り組みをしてまいりました。

・ウェルビーイングサポートセンターの設立
 →J-POWER及び当社の健康診断やストレスチェック結果のデータ集約・分析、グループ単独健保組合と協議・連携
・各拠点での健康保持増進活動を通した活動
・各拠点における給食業務を通じた栄養管理
・女性特有の健康課題に対するセミナー座談会実施
・睡眠センサーを用いた睡眠改善PoC実施
・当社従業員へ健康に関するアンケート実施
・食堂未設置箇所へ健康志向の無人コンビニ設置

上記で培ってきたノウハウ、実績、人脈をスタートアップの皆様が最大限生かせるようなやり方で活用いただければと思います。

・安全研修に関する実績

安全研修の面においても、これまで多くの取り組み実績がございます。

・発電所での安全研修の実施(J-POWER)
・危険体感研修施設(J-POWER、茅ヶ崎研究所)
・階層別研修で安全の意識醸成の講義の実施 (J-POWER・当社)
・階層別で行う手上げ式の安全研修の実施 (J-POWER・当社)
・VRなどを用いて実際に労災の疑似体験などの実施(J-POWER)
・パワースーツなどの着用体験会の実施(J-POWER)
・安全業務に長年携わっていた社内講師(J-POWER)

上記で培ってきたノウハウ、実績、人脈をスタートアップの皆様が最大限生かせるようなやり方で活用いただければと思います。
※J-POWER(人事労務部)、当社(人材開発センター)

プログラムへの意気込み

わたしたちはこれまで、地域とのつながりを大切にし、J-POWERグループの発電事業を支援してきました。スタートアップの皆さまの新しい技術・アイデアとJ-POWERグループ内の技術・様々なリソースを駆使し、新しい価値の創造やサービスの創生をめざします。
今回のプログラムにご参加いただき、ぜひ、ともに実現しましょう!

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