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金曜日, 9月 22, 2023

【スタートアップ募集】「両備システムズ アクセラレーター2023」開催|ともに挑む、ともに創る。

『ともに挑む、ともに創る。』をブランドコンセプトに掲げ、オープンイノベーションに力を入れている両備システムズが、アクセラレータープログラムを開催! ICTサービスを通じて、世の中を幸せにする新事業を共創するパートナーを募集します。応募締切は、7月9日。

共創プログラムに取組む背景とは?

社会の変化のスピードは近年急速に加速しており、企業には素早い意思決定やイノベーション能力を持つことが求められています。変化に迅速に対応し、これまで以上に社会に貢献していくためには、イノベーションプロセスを加速化し、成果をより早く市場に投入する必要があります。

弊社では『ともに挑む、ともに創る。』をブランドコンセプトに掲げ、共創パートナーとのオープンイノベーションに力を入れております。その活動をさらに加速化し、パートナー企業との継続的な共栄関係を築くことで、産業と地域の活性化とスタートアップへ支援を行うことを目指して本プログラムを開催します。

『両備システムズ アクセラレーター 2023』概要

▶︎募集期限: 2023年7月9日(日) 24:00
▶︎対象企業:国内外すべてのスタートアップ。業種不問。
▶︎参加費:無料
▶︎主催:株式会社両備システムズ

共創プログラムで実現したいこと

1.次世代の公共サービスを創出し、暮らしをもっと便利に

両備グループのシステム開発企業である株式会社両備システムズでは、創業時より自治体様への業務支援システム開発サービスの提供を行っており、最近ではマイナンバーカードを起点としたデジタルIDサービスを提供するスタートアップ企業と共同で、様々な実証事業を実施してきました。

そして現在、自治体様向けの市場は大きな転換点を迎えており、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現するため、一人一人に最適化したサービスを追求していく必要があります。

今回は、弊社のお客様である自治体様、さらにはその先のお客様である市民や事業者に対して、今後も継続的に価値を届けていくためのアイデアを募集します。
自治体システムの標準化、マイナンバーカードの普及拡大、様々なIT技術の進化により、従来よりも進化したITを活用した仕組みやサービスを、自治体様とその先の市民や事業者に提供していきたいと考えています。

【実現したいアイデア例】
具体的には以下のようなアイデアを歓迎しています。

・マイナンバーカードや公的個人認証を活用した新しいサービス
・スマートシティなどの都市OSと連携した住民向けサービス
・ChatGPTやAIを活用した業務分析および効率化
・災害対策や復旧支援におけるドローンを活用したサービス

2.web3・メタバースなどのトレンド技術を活用した地域創造

両備システムズでは公共分野をはじめ、様々な分野のお客様に向けたシステム開発のノウハウを活かし、新たな価値を創造するための取り組みに力を入れています。

公共サービスのデジタル化という喫緊の課題に加え、高齢化社会に突入する日本では「持続的に成長していける、自律した活力のある地方自治」が求められています。

我々はデジタル庁の重点目標でもある「人に優しいデジタル化」や「活力を育むテクノロジーの利活用」が、地域および社会を元気にすることができると考えています。

【実現したいアイデア例】
・ブロックチェーンを活用した新しい住民サービス、庁内事務や議会向けサービス
・メタバース空間での新しい住民サービス、庁内事務や議会向けサービス
・仮想通貨やDAOを活用した自治体の資金調達
・メタバースやXR技術を使った新たな価値創造、地方活性化
・AIを活用した作業アシスタント

3.ヘルスケアITサービスを通じた『健康で明るい社会づくり』への貢献

弊社では「『健康で明るい社会づくり』に貢献する」というビジョンのもと、地方自治体向け健康管理システムや、医療機関向け電子カルテなどの様々なITサービスを展開しています。

少子高齢化や社会保障費の増大などが大きな社会課題となっている昨今、医療DXに代表されるデジタルヘルス改革では、ヘルスケア分野においてもITを活用した大きな変革となり、例えば検査・診断、治療などの技術やネットワーク、セキュリティ、データ分析などICTを取り巻く技術も、日々進化しています。

このような変化の激しい現代社会において、デジタルに強くない方も含む多くの方々が、負荷なくより良質なヘルスケアサービスを受けられることは、『健康で明るい社会づくり』を実現するためには不可欠です。
そのためにも、自社の持つこれまでの事業ノウハウや技術のみでなく、広く新しい技術やサービス、ノウハウなどを持つパートナーとの付加価値の創出、共創ビジネスを行っていくことが重要です。

【実現したいアイデアの例】
・肉体的にも経済的にも小さい負担で病気などのリスクが自ら確認できる技術、サービス
・病気の治療や健康改善、健康増進を無理なく継続できる仕組みのサービス
・個人の健診結果、検査結果や日常の生活記録をもとにその人にあった新たなサービスが提供できる仕組み
・医療機関や健診機関で始めるこれまでにない新たなサービス

4.クラウド領域での新たな共創パートナーとともに社会に変革を

弊社では、自社プライベートクラウドを活用したクラウド基盤サービスとパブリッククラウド(Salesforce、kintone、AWSなど)を活用した様々なクラウドサービスソリューションを展開しています。

あらゆる業界が大きな転換点を迎える昨今、クラウドを通してお客様のビジネスを加速させるために、そのデジタル基盤としての大規模なクラウド化に向けた開発人材リソース、技術の連携がこれまで以上に求められています。

本テーマでは、以下のような協業パートナーを探しております。

①クラウドサービス事業において緊密なパートナーシップを形成し、顧客への共同提案や共同開発により、両社のクラウドビジネスの拡大を目指していける事業パートナーを募集します。

②パブリッククラウドで提供されている画像認識・顔認識技術などをもっと手軽に利用した、対人サービスの人手不足を解消するためのクラウドサービスを、ともに創出することができる共創パートナーも併せて募集します。

【実現したいアイデアの例】
・店舗運営支援(自動顧客対応、来店者属性マーケティング)
・品質管理
・予兆保全

5.カーボンニュートラル実現に向けたGX領域の新ビジネス創出

経済産業省が提唱する2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、グリーン戦略による新たな価値、サービスの創出に繋がるGX領域の新ビジネスを模索しています。

電力状況や脱炭素の見える化だけでなく、新たなデータ分析・活用ビジネスを生み出すことで脱炭素・循環型社会に寄与したいと考えています。

下記のようなアイデアや関連するサービスをお持ちのスタートアップのご応募をお待ちしております。

【実現したいアイデアの例】
・Jクレジットに関連した新たな環境価値、NFT事業
・環境データ(スマートメーターなど)での利活用ビジネス
・スマートグリッド活用ビジネス

6.両備グループならではの安全・安心かつ楽しい公共交通の提供で社会に貢献

両備グループは「運ぶ」ことに特化したビジネスを展開し、人々の暮らしの中の様々なシーンに関わっています。

具体的には「運ぶ」をもっと便利にする最先端の交通環境システムへの取り組み、先進的な情報技術による各種情報システムの構築や優れたサービスの提供、都市環境やバリアフリーに配慮した快適で豊かな街づくりなど、「運輸・観光」「情報」「生活」の3分野を有機的に組み合わせて地域社会の発展に貢献しています。

本テーマではスタートアップの皆様の特異で魅力的な技術との協業により、
「人々がより快適に移動できる」
「運輸交通事業者がより安全に運行できる」
「モノがより確実に流通する」
これらの実現を加速化できるアイデアを募集いたします。

(参考 URL)
「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」を推進中
https://uchu1prj.jp/

スタートアップが活用できる株式会社両備システムズの経営資源(リソース)

・両備グループの広い事業領域における事業シナジーと実証実験グラウンド

両備グループは1910年創立の百十余年の歴史を誇る企業数約50社、従業員数約10,000人を擁する企業グループです。公共交通、レジャー、旅行、アグリビジネス、食品スーパー、運輸倉庫、不動産といった多岐にわたるグループ企業を有しています。

例えば交通事業においては、弊グループが運営する「両備バス」は、路線バス(51路線)・観光バス(152台保有)・高速バスを保有しています。
その他にも両備タクシー、両備フェリーといった交通事業も併せて、岡山県の交通を支えています。

もちろん交通だけでなく、両備グループ全体の多岐にわたる事業アセットを活用可能です。

グループ内でクロスインダストリー実証実験や共創を行うことが可能な日本国内でも稀有な企業グループです。本プログラムでは、スタートアップ皆様のアイデアに対してシナジーが高いグループ企業の担当者をご紹介することが可能です。

・専業特化した自社開発ソリューションへの連携と開発協力体制

弊社での豊富な開発実績や、開発技術をご活用いただけます。具体的には以下のような形でお役立てが可能です。

・公共、ヘルスケアなどの分野に専業特化した、パッケージ数100を超えるシステムとの連携が可能です。例えば、健康管理システム「健康かるて」は全国690団体以上の地方自治体に提供しており、初版のリリースから40年以上の歴史があります。

・特に、シェアNo1のパッケージを擁する「医療・健康」、国策として盛り上がりが見込まれる「こども施策」、Salesforce・AWS・kintoneなどのパブリッククラウド構築技術の提供が可能です。

・LGWANと外部クラウドサービスとの接続を可能にする「R-Cloud Proxy」を活用できます。

・自社で研究し新規事業に活用している、AIやRPAといった先端技術を組み合わせて事業確立を実施することが可能です。

また本プログラムでは、各パッケージと連携するアイデアが採用された場合に、各開発担当者による開発協力を行います。

・各種バックオフィス業務のアウトソース・データセンターの活用

各種バックオフィス業務のアウトソースや、データセンターのご活用も可能です。
具体的には以下のような形でお役立てが可能です。

・バックオフィス業務の運用を支援する包括BPOサービスを活用できます。また本プログラムでは、各種バックオフィス業務のアウトソースのトライアルも可能です。

・コンタクトセンターや窓口受付から、事務処理、データエントリー、システム開発、システムへのデータ取込みまで、最新のファシリティを備えたワンストップサービスで、職場の業務改善や生産性向上を実現可能です。

・官公庁分野、製造分野、流通分野、公共・交通分野などの幅広い分野でご利用いただき、一社一貫体制で運用を実施しているデータセンター(Ryobi-IDC)を活用することが可能です。

・SaaS、PaaS、IaaSなどの各サービス内容に順応したサービス提供が可能です。

・豊富な顧客基盤とビジネス設計ノウハウ

弊社では公共分野をはじめ、様々な分野のお客様に向けたシステム開発を提供して参りました。
創業約50年で培ってきた豊富な顧客基盤を様々な角度からご活用いただけます。

・自治体・官公庁、民間企業など、幅広い弊社の顧客基盤と販路を活用したサービス展開が可能です。

・弊社サービスを導入いただいている自治体数は1,000を超えており、実証フィールドとしての提供も可能です。

・販売パートナーとして、北海道~沖縄まで100社以上と業務提携・業務連携を実施しており、各地域の課題に即したサービスモデルの確立も可能です。

また本プログラムでは、サービス内容などについて、「ビジネスモデルの仮説」、「ソリューション開発」、「ビジネスモデル検証」などのBMC(ビジネスモデルキャンパス)を両社間で模索しながら実施することが可能です。

両社で協議しながらBMCを策定する際に、実証フィールドとして、サービスのターゲット顧客の紹介を行うことも可能です。

・CVCによる出資検討

弊社のCVC「Ryobi AlgoTech Capital」による、将来的な出資検討が可能です。

大手金融機関で18年間の知見を持ち、地上波経済番組でのレギュラーコメンテーターも務める人材を含めた専門家で構成するチームがあり、スタートアップの成長ステージに合わせた支援を行うことが可能です。

弊社では、新事業創出や事業シナジーを通じて投資活動にコミットします。出資検討のポイントは以下の3点です。
・オープンイノベーションやチャネル活用により、投資先の成長シナリオを検証します。
・両備システムズ各カンパニーやR&D部隊が有する専門家を交えて、技術詳細も含めたデューデリジェンスを実施します
・投資先の経営者がESGへの深い理解があり、持続的に推進する意思があることを重視します。

・大手SIerやヘルスケア業界などをはじめとする多方面へのコネクション

これまで築いてきた法人顧客基盤以外にも、多くのコネクションがございます。

創業以来広い領域でのシステム開発を請け負ってきたことで、国や業界団体との繋がりを強く持っており、特に健康・福祉分野に関しては、業界標準に携わることが可能です。

また、大手SIerやそのファミリー会とのコネクションを継続しており、ITビジネスにおけるトレンド領域にも早く対応することが可能です。

本プログラムでは、エントリーいただいたアイデア・事業領域に関して、弊社のコネクションによって得られた最新情報を提供します。

・密な社内連携による企画支援やビジネス展開支援

当社では、アクセラ事務局と事業部門は新ビジネス企画で密に連携しています。
またIT分野において、専門特化した海外子会社を含めたグループ企業との連携も密に行っています。

本プログラムでは、ブラッシュアップ担当者だけでなく、アクセラ事務局への企画相談も行うことができ、それを起点に海外チームへの海外展開の相談なども可能です。

・杜の街オフィス(会議室など)の活用

両備HD本社は、「杜の街グレース オフィススクエア」にある新オフィスで、
ABW(Activity Based Working)やWell-Being(社員の幸せ)の考え方を取り入れた、新しい働き方のパイロットモデルとなるオフィスです。

映画のロケ地にもなっており、ニューノーマルなワークスタイル・ワークプレイスの提案や、新しい仕組みのトライアルが可能です。

本プログラムにおいては、当社本社の杜の街オフィス会議室でのミーティングの手配が可能です。

プログラムへの意気込み

弊社の募集ページをご覧いただきありがとうございます。
弊社は『ともに挑む、ともに創る。』というブランドコンセプトのもと、オープンイノベーションに力を入れています。本プログラムでは、ともにイノベーションに挑戦していただけるパートナー企業を幅広い事業領域で募集します。
是非一緒にICTの力で社会に貢献し世の中をもっと幸せにしていける新事業を創出しましょう!
皆様からのエントリーをお待ちしております!


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