
共創プログラムに取組む背景とは?
2024年春に北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて越前たけふ駅が開業する福井県越前市は、越前和紙や越前打刃物、越前箪笥といった伝統工芸が根付くモノづくりが盛んなまちです。
これらを生かして産業観光などを進めようとする一方、高齢者や観光客の移動・交通に関する課題を抱えています。
越前市版スマートシティにおける官民連携プロジェクトのパートナー企業である弊社は、オープンイノベーションの推進、新幹線駅周辺での高次機能の集積や脱炭素に向けた取組みに着手しています。 本コンテストではテクノロジーを活用し、市の価値を最適化する「スマートな移動・交通」の実現に向けたアイデアを募集します。優れたアイデアには賞金授与も!
戸田建設「地域社会課題解決アイデア共創コンテスト」
▶︎募集期限:2022年7月19日(火)17時まで。
▶︎対象企業:国内外すべてのスタートアップ。業種不問。
▶︎参加費:無料
▶︎主催:戸田建設株式会社
共創プログラムで実現したいこと
スマートな移動・交通
地域柄、1人1台の車を所有しての移動が中心です。そのためバスなどの公共交通機関の運行本数も一路線で最低2〜3本/日、休日にはさらに減ることも。観光スポットも各地に点在していることから、観光客の二次交通の移動手段はタクシーが中心(初乗り運賃580円)。500円/回の定額利用タクシー(チケット制。事前購入必要)を試験的に導入している一方、決済方法が現金支払いのみ等の場合もあり、決済面の充実も発展途上です。 このような越前市における移動・交通の課題をスマートに解決するアイデアを広く募集します。
カーボンニュートラル
2021年、越前市は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。スマートな移動・交通を目指しながらも、環境への配慮も追求し、生活の中でカーボンニュートラルに寄与する考え方も取り入れていきたいと考えています。
スタートアップが活用できる戸田建設株式会社の経営資源(リソース)
・自治体の保有するリアルな情報やデータを活用
オープンデータだけでなく越前市が調査などにより取得した情報を活用することで、越前市に寄り添った地域・社会課題解決のアイデアを作りこむことが出来ます。
・活動を世界に向けてPR
戸田建設が、4回目の出展となるCEATEC 2022。今年は幕張会場とオンライン会場によるハイブリッド開催で、それぞれの当社ブースより、本プログラムの取組みを紹介します。 年々注目度が高まる“アジア最大級を誇る総合展”CEATECを、アピールの場、発信の場として活用します。
・戸田建設との協業の可能性
本プログラムはアイデアコンテストという位置付けで行われますが、優れたアイデアをもつスタートアップ企業様とは、協業について検討させて頂きたいと考えています。
プログラムへの意気込み
越前市がもつ地域資源や価値を有効に活用しながら、先進的で素晴らしい技術をもつスタートアップ企業の皆様と共に、人々が安心や幸福を感じられる未来社会システムの実現に向けてイノベーションを創出していきたいと考えています。 最優秀賞1社に50万円、優秀賞2社に各10万円の賞金授与予定です! たくさんのご応募をお待ちしております!
