12.8 C
Japan
水曜日, 12月 6, 2023

在宅医療・介護のお悩み解決プラットフォーム「ケアエコ」がヒアリングを重ねてリニューアル!

Healthcare Ecosystem株式会社は、12月7日、在宅療養サポートのオンラインプラットフォーム【ケアエコ】をリニューアルしました。新しいケアエコでは、在宅療養を支える家族に向けて、専門職などが回答する在宅医療・介護の悩み掲示板、シミュレーション等メディアコンテンツ、医師への在宅医療相談、在宅介護サービスのマッチングなどを提供しています。

在宅医療・介護の困りごと解決プラットフォーム「ケアエコ」とは

他に類を見ない勢いで進む高齢化を背景として、人生の晩期まで「ずっと住み慣れた場所で過ごす」という在宅療養(自宅等で在宅医療、在宅介護を受けながら生活すること)が国の政策として推進されています。

しかし、その実現は簡単ではありません。人口動態調査によると、自宅で最期を迎えられる方はたった13.7%です。

もともと内科医であるHealthcare Ecosystem株式会社代表の安間氏は、在宅医療に従事する中で、住み慣れた場所で最期まで過ごすことの素晴らしさを実感する一方、ご家族やケアマネジャーの負担も非常に大きいことを目の当たりにしてきました。

そこで、「在宅医療・介護で苦しむ人を、一人でも少なくしたい」という想いから立ち上げたのが、在宅療養オンラインプラットフォーム【ケアエコ】です。

在宅医療・介護の困りごと解決プラットフォーム【ケアエコ】
▶︎https://www.care-eco.jp/

今回のリニューアルポイント

サービスを立ち上げて以降、ヒアリングを重ね、この度サイトがリニューアルされました。
主にリニューアルした点は、

1. ケアマネジャー向けからご家族向けへ
2. 在宅医療・介護のQ&A広場を開設
3. シミュレーション他メディアコンテンツ

の3つです。

■ケアマネジャー向けからご家族向けへ
当初ケアエコはケアマネジャーの方々の負担を減らすことを目的としていました。
それが結果として、ご家族の負担を間接的に減らすことにつながると想定していたためでした。
しかしヒアリングの結果、やはりご家族を直接的にサポートすべきであるという結論に至りました。

■在宅医療・介護のQ&A広場を開設
ご家族へのヒアリングで多く聞かれたのが、「在宅医療・介護について、なかなか相談できる人がいない」という悩みでした。
そこで、だれでも登録不要で悩みを投稿でき、専門職からの回答が得られる掲示板を開設しました。

■シミュレーション他メディアコンテンツ
「これからどうなっていくのかが不安」「そもそも何をどうしたら良いのか分からない!」という声も多く寄せられました。ケアエコでは、研究データを基に作成した介護の予測シミュレーションや、在宅療養の仕組み解説など、ご家族向けのメディアコンテンツを用意しました。

同社は今後も【ケアエコ】を通じて、在宅療養で苦しむ方が一人でも少なくなるよう活動していく予定です。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【安藤ハザマ × Cube Earth】日米特許技術で世界の都市OSにイノベーションを起こす

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」で、米国と日本で特許を取得している地理情報システムのプラットフォーム「Cube Earth」を活用し、自治体へ「スマート防災システム」を提供しているスタートアップ企業 「Cube Earth」を採択。自治体危機管理のDX化の一環として、防災システムやスマートシティ、ドローン、デジタルツインのシステムなど、次世代の社会インフラ基盤を開発するスタートアップだ。具体的にどのような取り組みを進めているのか。安藤ハザマ 経営戦略本部イノベーション部副部長の堀井浩之氏と、Cube Earth代表取締役会長の阿藻成彦氏、代表取締役社長の武田全史氏に話を伺った。

【三機工業 × スタートアップ】選ばれ続ける会社になる|スタートアップとの共創に挑む新しい歩み

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】2025年に創立100周年を迎える三機工業株式会社は、2050年ビジョンに掲げた「選ばれ続ける」企業になるため、コア事業の強化や三機ブランドの向上に努めると同時に、会社の「信頼」を高める新施策も積極的に推進しています。 そこで、新たな取り組みの1つとして、「SANKI オープンイノベーションプログラム2023」に挑戦。初めてのアクセラレータープログラムに挑むファシリティシステム事業部 佐々木 宏之氏、経営企画室 経営企画部 石綿 央氏、 徳田 直也氏に、それぞれの立場から率直な想いを伺いました。

【安藤ハザマ × エアデジタル × 久喜市】デジタルスポーツで健康寿命の延伸に挑む!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】オープンイノベーションによる新規事業創出を推進している総合建設会社の安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」でデジタルスポーツ空間開発やデジタルスポーツフィールドの運営を手掛けるエアデジタル株式会社を採択した。 その後、安藤ハザマ、エアデジタル、埼玉県久喜市の3者で連携協定を締結し、久喜市内のショッピングモール施設「アリオ鷲宮」に出店している国内最大級のデジタルスポーツクラブ「スポーツ60&スマート」で協業を進めている。具体的にどのような取り組みを行なっているのか。 安藤ハザマの本社経営戦略本部イノベーション部担当課長・榊原翼氏と、エアデジタル代表取締役・前田相伯氏、久喜市役所 健康スポーツ部スポーツ振興課所属・金澤剛史氏に話を伺った。

【スタートアップ募集】地域の健康をケア|新規事業で地域に根差した未来のアイセイ薬局へ

【スタートアップ募集】アイセイ薬局は、全国に400店舗を超える調剤薬局を展開しています。まもなく創業40周年を迎える今、次なる事業の柱を求めてアクセラレータープログラムに挑戦!地域の人々に必要とされる薬局を目指し、新規事業創出の可能性を模索します。本インタビューでは、アイセイ薬局がなぜ今スタートアップとのオープンイノベーションに挑むのか、株式会社アイセイ薬局 事業企画部部長の堀浩之氏に話を伺いました。
Facebook コメント
jaJA