12.8 C
Japan
月曜日, 1月 24, 2022

新規事業開発に活かせるスタートアップスタジオとオープンイノベーションプラットフォーム

新規事業開発の方法として「スタートアップスタジオ」と「オープンイノベーションプラントフォーム」の2つがあります。スタートアップスタジオは起業初心者に適した方法で、オープンイノベーションプラットフォームは企業との連携を行いたい場合に適した方法です。
当記事ではそれぞれの特徴についてみていきながら、必要とされる理由やその役割などについて紹介します。
目次
・スタートアップスタジオの概要
・オープンイノベーションプラットフォームの概要
・新規事業開発の方法はさまざまに存在する

スタートアップスタジオの概要

スタートアップスタジオとは「新事業を作り出す場」のことです。事業を創る「人」を創るといったほうがイメージしやすいかもしれません。ここではスタートアップスタジオの概要や求められる理由について紹介します。

スタートアップスタジオとは何?

スタートアップスタジオとは簡単にいうと「同時多発的に新規事業(スタートアップ)が立ち上がるために必要な、人、機会、モノが揃っている場」を指します。スタートアップをしたいと考える多くは、アイデアをどう活用すれば良いのかがわからないといった場合が多いです。

そこでスタートアップスタジオを活用することで、スタートアップの進め方や人材や資金、物などの課題を総合的に支援してくれます。これがスタートアップを生み出す工房と言われる所以です。

スタートアップスタジオが求められる理由

スタートアップスタジオが求められる大きな理由は、専門的な知識を持つ人達とチームを組んで事業を推進できる点です。前述のとおり、良いアイデアはあるものの、それを活かすためのスキルや知識、人脈などの不足が原因となり、起業を断念するケースが多いのも事実です。

しかしスタートアップスタジオを活用すれば、経験豊富なアドバイザーから直接アドバイスを得られるため、はじめての起業でも効率的に事業推進できます。起業に関するサポートを受けることで、起業家が負う倒産などのリスクを大きく減らせる効果があるのです。

オープンイノベーションプラットフォームの概要

オープンイノベーションプラットフォームとは、オープンイノベーションによる連携の相手探しをサポートするサービスです。ここではオープンイノベーションプラットフォームの代表的なサービスを3つ紹介します。

オープンイノベーションプラットフォームとは何?

オープンイノベーションプラットフォームとはオープンイノベーションの連携先探しをサポートすることを目的に生まれたサービスです。オープンイノベーションとは経営戦略の1つで、他社の技術やノウハウを取り入れて商品やサービスの開発を行います。

オープンイノベーションを行えば、自社のみで行うよりも効率的な事業開発を目指せます。しかし自社に相応しい連携相手を見つけるのは容易ではありません。

そこで連携先を探す手間や時間を減らすために誕生したのがオープンイノベーションプラットフォームです。オープンイノベーションプラットフォームを活用すれば、様々な法人とのマッチングが容易となります。

オープンイノベーションプラットフォームの代表的なサービス

オープンイノベーションプラットフォームの代表的なサービスとしては「適切なプログラムの設計をサポート」「法人間のマッチング」「事業化に向けたフォロー」の3つがあります。これらの効果を考慮し、オープンイノベーションプラットフォームの利用を検討する必要があるでしょう。ここでは3つのサービスの内容について解説します。

適切なプログラムの設計をサポート

1つ目のサービスが適切なプログラムの設計サポートです。オープンイノベーションの成功可否は、適切なプログラムを設計できるかどうかにかかっています。

オープンイノベーションによって両社が共創するコンセプトやリソースの選出、アイデア創出、要件定義などもフォローしてくれるのです。初めてオープンイノベーションに挑戦する企業でも、オープンイノベーションプラットフォームを活用すれば適切な方向に導いてもらえるでしょう。

法人間のマッチング

2つ目のサービスが法人間のマッチングです。独自データベースによる連携相手の検索やプログラムのサイト掲載、コーディネーターによる連携相手の選定・紹介など、マッチングに向けた様々なサポート機能があります。より短期間で連携先を見つけたい場合にも効果的です。

事業化に向けたフォロー

3つ目のサービスが事業化に向けたフォローです。連携先の決定後も、プログラムが無事に事業化するまでのサポートを実施してくれます。

ただしフォローやサポート内容は全てのプラットフォームで同じではありません。共創の目的に沿い、自社に適したオープンイノベーションプラットフォームを選ぶ必要があります。

新規事業開発の方法はさまざまに存在する

新規事業開発におけるスタートアップスタジオとオープンイノベーションプラットフォームの概要について紹介しました。スタートアップスタジオを活用することで、特別なスキルや人脈などがない場合でも、起業リスクを軽減した起業を目指せます。

またオープンイノベーションプラットフォームを活用すれば効率的に連携先を探すことができ、世界中の有力な企業から自社の目的に合った連携先を見つけられるでしょう。新規事業開発にはさまざまな方法があり、適切な使い分けが成功へと近づけます。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

東芝が取り組む、“本気”のオープンイノベーションとは

【オープンイノベーションインタビュー】1875年に創業し、エネルギーや社会インフラ、ICTなど、人と地球の明日を支える「社会の基盤となる事業」に取り組む東芝。そんな東芝が “本気” のオープンイノベーションで新規事業創出に取り組んでいる。すでに法人化したプロジェクトもあるというが、具体的に何をしているのか。グループ全社で新規事業創出の旗振り役をしているCPSxデザイン部 CPS戦略室の相澤宏行氏と岩本晴彦氏に話を伺った。 #募集 #東芝 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【募集】古野電気の社内ベンチャーと一緒に、「建設DX」を実現するパートナーを求む!

【オープンイノベーションインタビュー】センシング、情報処理、情報通信の3つをコアテクノロジーに、魚群探知機等の船舶電子機器や、社会・産業に貢献するさまざまなソリューションをグローバルで提供している古野電気。その技術力を活用して、全く新たな領域に挑戦しているのが建設業界のデジタル化だ。社内ベンチャープロジェクトを立ち上げて、建設業界のデジタル化・遠隔施工の実現のため、現場環境に適した通信やセンサー機器を積極的に展開している。ただ、多様な建設業界の課題を解決する“建設DX”を1社で実現するのは困難なため、「FURUNO 建設DXアクセラレーター」を実施。具体的にどのような共創を目指しているのか、社内ベンチャー 建設DX事業責任者の石野祥太郎氏に話を伺った。 #募集 #古野電気 #インタビュー #アクセラレータープログラム #アクセラレーター #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【入山章栄×佐々木紀彦】30歳は動くとき。「大企業1社」キャリアからの脱却

【インタビュー】「入社すれば一生安泰」という“神話”を信じ、手にした大企業の切符。しかし、年功序列と終身雇用は既に崩壊している──。 転職や複業前提で働く「Z世代」とは違い、大企業神話を信じて1社で働き続けている30代、40代のビジネスパーソンは、このまま変わらない日々を送り続けても大丈夫なのか。 早稲田大学ビジネススクール教授で経営学者の入山章栄氏と、42歳で起業し新著『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』を出版した佐々木紀彦氏に、1社経験しかない30代40代がこれからすべきこと、ミドル世代のキャリア論を聞いた。 #複業 #転職 #Z世代 #Creww #大挑戦時代をつくる

【提言】転職だけがすべてじゃない。会社を辞めずに外に出よう

【インタビュー】転職、複業、兼業、起業──。 日本型雇用が崩壊し、自分らしく働く選択肢は増えたとはいえ、これらはまだ一部の人しか経験したことがないのが日本の現状だ。 国際社会と比較しても、日本は圧倒的に人材流動性が低い。超少子高齢化社会で労働力人口も減り続ける日本で、このまま人材の流動性が低いままでいるとどうなってしまうのか。 キャリアデザインの専門家である法政大学教授の田中研之輔氏と、新規事業や社会課題解決に挑戦したい個人・スタートアップ・事業会社をプラットフォームでサポートするCreww株式会社 代表取締役CEOの伊地知天氏に話を聞いた。 #複業 #ゼロイチ #インキュベーション#Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント