12.8 C
Japan
土曜日, 6月 25, 2022

【AIで学習を個別最適化】atama plus、約51億円の資金調達を実施

atama plusは、シリーズBラウンドで約51億円の資金調達を実施した。本ラウンドでは、既存投資家であるDCMベンチャーズ、ジャフコ グループに加え、新たにシンガポールのテマセク・ホールディングス傘下のPavilion Capital、米運用会社大手のT. Rowe Priceなどを引受先としている。今回の増資により、2017年4月の創業以降、金融機関からの融資を含む累積調達額は約82億円となった。

atama plusは、「基礎学力」習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指し、AIで学習を個別最適化する「atama+(アタマプラス)」を全国の塾・予備校に提供している。駿台グループやZ会グループなどで導入され、2017年7月の提供開始から4年で導入教室数は2500以上となった。
 

コロナ禍においては、自宅でも使えるatama+ Web版を開発し、生徒の学びの継続を支援してきた。加えて、2020年7月に受験後すぐに復習につなげられるオンライン模試の提供を開始、12月には立命館とともにatama+の学習データを活用した入試企画を検討する共同研究会を立ち上げた。

今回の資金調達により、プロダクト開発の速度をあげるとともに、顧客支援体制を強化することで、より多くの生徒によい学習体験を届けることが可能となる。また、マーケティング活動への投資により、生徒・保護者の方々へのatama+の認知・利用拡大を目指す。

新規投資家コメント

Pavilion Capital /Head Japan Investments CHOUN Chee Kong

「コロナ禍でEdTechの需要が一層高まっており、アジアからもEdTechのユニコーン企業が次々と生まれています。彼らに続き、atama plusがグローバルにも通用するスタートアップとして急成長し、日本だけでなく世界中の生徒たちに欠かせない存在となることを期待しています。」

T. Rowe Price/Portforlio Manager Archibald Ciganer

「世界的に見ても日本の教育市場は大きい上に、EdTechによって大きく変化するポテンシャルのある市場だと捉えています。atama plusは創業4年で急成長を遂げており、今後学習塾市場以外の領域にも展開しうる可能性を持ったスタートアップだと思っています。日本においては、atama plusがマーケットリーダーとなり、教育業界を大きく変えていくと信じています。」

既存投資家コメント

DCMベンチャーズ/日本代表 本多 央輔

「ミッションを実現するための強い組織・カルチャーを維持し続けていることが、様々なステークホルダーの信頼を集め、競争力の源泉となっていると思います。日本を代表するスタートアップに成長することを期待し、シードラウンドから続けて3回目の出資をさせていただきました。」

ジャフコ グループ/パートナー 北澤 知丈

「atama plusは、前回出資させていただいた時から変わらず生徒や塾・予備校の方々と真摯に向き合い、よいプロダクトを届け続けています。コロナ禍の環境の変化にもすばやく対応し、私たちの期待を上回る事業成長を続けていることから、引き続き出資させていただきました。日本の教育を大きく変える存在になっていくことを楽しみにしています。」

新規投資家について

Pavilion Capitalとは
シンガポールのテマセク・ホールディングス傘下のプライベート・エクイティ・ファンド。世界で最も高い評価を受けている投資会社のひとつで、アジアを中心に投資し、広い企業のネットワークを保有している。
 
T. Rowe Priceとは
ティー・ロウ・プライスは、米国ボルティモアを本拠地とし、2021年6月末時点で1.62兆ドルの運用総額を誇るグローバルな資産運用会社である。これまで、海外のEdTech領域ではインドのByju’sに、日本では上場前よりSansanやfreeeなどに投資している。

AI先生「atama+」について

AIがつまずきの根本原因を特定し、一人ひとりに合わせた「自分専用カリキュラム」を作成する。適切な内容を適切な順番で学習でき、効率的に学力アップを目指すことができる。2020年には、国内の優れたe-ラーニングサービスを選出する日本eラーニングアワード(主催:一般社団法人e-Learning Initiative Japan、後援:文科省、経産省他)にて最優秀賞である大賞を受賞した。

対応学年・教科科目:
高校生=数学、英語、物理、化学、生物
中学生=数学、英語、理科、社会
小学生=算数

atama plus株式会社について

「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに、テクノロジーを活用して「基礎学力」の習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指している。現在は、教育を一人ひとりに最適化するAI先生「atama+(https://www.atama.plus/)」を全国の塾・予備校2500教室以上(2021年6月末時点)に提供している。

社名atama plus株式会社
設立2017年4月
所在地東京都品川区西五反田4-31-18 目黒テクノビル2階
代表者代表取締役CEO 稲田 大輔
事業概要AIを活用した教育プロダクトの開発・提供
URLhttps://corp.atama.plus/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

【公募】循環炭素社会を目指し、スタートアップや起業家予備軍を含む研究者らを助成!

【オープンイノベーションインタビュー】循環炭素社会の構築を目的として誕生した一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、民間からの寄付金を原資にシード/アーリーステージのスタートアップにとって必要な見返りを求めない“GAPファンド”として、循環炭素社会の実現に向けてイノベーションを起こそうとする大学・企業等の研究者(研究チーム)に助成金を交付している。そんな同団体が開催する助成活動について、イノベーション部/部長代理 鹿島淳氏に話を伺った。 #募集 #カーボンリサイクルファンド #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【Creww ×メリービズ】管理部門の働き方を先進的にする、スマートバックオフィス

さまざまなスタートアップから次々と誕生している、バックオフィス業務のSaaSサービス。Crewwは、それらのサービスを複数導入することで、管理部門における新しい働き方とキャリアを創出し、社会に広めていくための「スマートバックオフィス化」を進めています。そこで、Crewwが導入している「バーチャル経理アシスタント」を提供する、メリービズの長谷龍一氏と、Creww取締役の高橋彗に、バックオフィスをデジタル化することの価値について話を伺いました。

スタートアップと地域企業が共創で挑む食品ロス課題解決〜hakkenの乾燥野菜によるイノベーション

【スタートアップインタビュー】 世界には、今この時も食べ物を求め飢えに直面している人々がいます。一方で、日本の食糧廃棄量は深刻です。食品を焼却処理する際に排出されるCO2は地球温暖化の原因ともなっています。大量の食糧が廃棄される現実は、誰もが知っている矛盾であり、誰も解決できなかった難題でもあります。株式会社hakkenは、驚きの発想で廃棄させずに野菜をリメイクし、扱いやすい乾燥野菜を使ったサービスを展開、フードロス解消にアプローチしているスタートアップです。可能性に満ちた乾燥ロス野菜が創るイノベーションは注目を集め、NAGANO-OIC 2021では、2社から採択されました。果たしてその協業内容とはどんなものなのか。地域に根ざした小規模生産を活かすhakkenのビジョンとはー。穏やかに淡々と語る言葉に秘められた熱い胸の内について、代表の竹井氏にお話を伺いました。 #hakken #SDGs #食品ロス #食糧廃棄 #乾燥野菜 #イノベーション #NAGANO_OIC_2021 #スタートアップ #地域創生 #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

蚕を使った「シルクフード」を次世代の代替タンパク質へ!フードテックのスタートアップ「エリー」

【スタートアップインタビュー】 Crewwが注目のスタートアップを掘り下げて紹介する『大挑戦時代を生きるスタートアップ特集』。今回は、蚕を使った代替タンパク質「シルクフード」を開発するフードテックのスタートアップ「エリー株式会社」へ伺いました。 サステナブルな次世代食品「シルクフード」は一体どのようなものなのでしょうか。また、昆虫食のなかでも、蚕に着目したのはなぜなのでしょうか。その社会実装の推進やマネタイズの面を含めた現在、さらには環境問題の解決を見据え、エリーが目指す展開とはー。 食品メーカー勤務の経験を生かし、新しい代替タンパク質の開発に向けて起業したエリー株式会社代表の梶栗 隆弘氏が、社会に広めたい想いーその熱い胸の内をお話くださいました。 #スタートアップ #インタビュー #FoodTech #シルクフード #エリー #昆虫食 #代替タンパク質 #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント