調達の背景と引受先
アクセルラボは、スマートライフプラットフォーム「SpaceCore(スペース・コア)」を提供し、日本の住まいのIoT化を推進してきた。ユーザーの満足度向上のため、より多くのスマートホーム機器との連携開発を進め、現在では業界トップ水準となる17種類のスマートホーム機器の利用が可能となっておいる。今後、「SpaceCore」の更なる機能拡充を推進するとともに、全国の新築・既設の物件にスマートホーム機能を提供していく拡大フェーズとなったため、必要となる資金を調達した。
また、この度の資金調達で引受先となるFDCは、アクセルラボ筆頭株主で代表取締役小暮学の資産管理会社である。今回の第三者割当増資の引受により、小暮氏がより一層事業にコミットし、事業を牽引する。
今後の事業展開と資金使途
「SpaceCore」は、顧客からの評価が高く、導入物件が急激に増加している。アクセルラボは日本におけるスマートライフプラットフォームのデファクトスタンダードとなるべく、さらに積極的に事業を加速・拡大させていく方針だ。今後もユーザーの信頼と高い顧客満足度を維持していくために、サービスの質を維持し、きめ細やかなサポート体制を構築していく。
今回の資金調達により、主に以下の3つの領域に積極的に投資を行う計画である。
・カスタマーサクセスチームの拡充
・開発体制の強化
・アフターケアのためのサポート体制の強化
SpaceCore(スペース・コア)とは

「SpaceCore(スペース・コア)」は、不動産会社やハウスメーカー等の住宅・不動産事業者(以下、事業者)と居住者・オーナーのためのスマートライフプラットフォームである。2019年8月より提供を開始以来、賃貸マンション・新築戸建て・民泊等、約18,000※戸に導入されている。ホームIoT製品を設置し、専用アプリで家電製品や住宅設備が連動するオートメーション化や遠隔操作可能になる「スマートホーム機能」、物件のオーナーや居住者との契約事や日々のコミュニケーションが円滑におこなえる「リレーション機能」、住んでいる地域に関するさまざまな生活サービスをユーザーが利用できる「生活サービス機能」を備えている。これらの機能を一元化し、事業者と入居者の双方が活用できるクラウドサービスおよびアプリとして提供されている。
※2021年3月時点
社名 | 株式会社ACCEL LAB |
設立 | 2017年7月 |
所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー13階 |
代表者 | 代表取締役 小暮 学 |
事業概要 | プラットフォームサービスの開発・販売、WEBメディア運営 |
URL | https://accel-lab.com |