12.8 C
Japan
金曜日, 6月 25, 2021

ヒトとAI・機械の懸け橋「コネクテッドワーカーソリューション」が現場DXを推進|フェアリーデバイセズ、10.2億円の資金調達を実施

FairyDevicesは、ダイキン工業を主要投資家とし総額約10.2億円の資金調達を実施した。

資金調達の背景

フェアリーデバイセズは、「コネクテッドワーカーソリューション*1」による現場デジタルトランスフォーメーション(“DX”)を加速するために、シリーズBラウンドの資金調達を実施した。本資金調達によって、日本及び海外におけるソリューション提供体制をより一層強化し、本邦産業現場に蓄積されてきた匠の技のデジタル化を加速化することで、『熟練工AI』を早期に実現する方針である。本ラウンドでは、増資及び融資により以下企業がフェアリーデバイセズのエコシステムへ参加する運びとなった。

株式会社商工組合中央金庫、株式会社DG Daiwa Ventures、株式会社みずほ銀行、株式会社りそな銀行、信金キャピタル株式会社、ダイキン工業株式会社、ユナイテッド株式会社、横浜キャピタル株式会社 (五十音順)

*1:コネクテッドワーカーソリューション詳細https://fairydevices.jp/cws

SeriesBラウンドの目的

・コネクテッドワーカーソリューションの国内外への提供体制の拡充
・コネクテッドワーカーソリューションの本格的拡大のための人材採用

コネクテッドワーカーソリューションに関して

「コネクテッドワーカーソリューション」は、製造・サービス・保守メンテナンス・建設等、様々な現場において「遠隔支援による熟練工不足の解消」と「現場ノウハウのデジタル化」、そして「AIによる現場支援」を実現する現場DXの為のソリューションである。
2019年11月に発表した新たな首掛け型ウェアラブルデバイス『THINKLET®』*2と現場データのデジタル化を司るクラウドプラットフォーム『THINKLET PLATFORM』により構成され、両者を組み合わせることで、既存の現場作業を邪魔することなく作業内容や状況を遠隔地とリアルタイムに共有可能である。
更にその作業データを蓄積・学習・解析することで、熟練作業者の技能やノウハウをデジタル化し世界中で再活用することが可能となる。加えて、「簡易に自社現場におけるコネクテッド・ワーカー化の実証実験を行いたい」という要望の高まりに応える、速やかに現場DXの実証実験が可能な「コネクテッド・ワーカーPoCパッケージ*3」の提供を2021年3月より開始する。

*2:THINKLETプレスリリース:https://fairydevices.jp/news_20191121
*3:PoCパックプレスリリース:https://fairydevices.jp/news_20210127

引受先からのエンドースメント

■本ラウンドのリード投資家
ダイキン工業株式会社執行役員テクノロジー・イノベーションセンター長 米田裕二氏

『世界150カ国以上で空調事業を展開している当社にとって、FairyDevicesの「コネクテッドワーカーソリューション」を活用した取組みは、グローバルな機会損失を防ぎ更なる事業成長を実現するための根幹を為すプロジェクトです。実際、本プロジェクトを始めとした社内外とのグローバルな協創により、経済産業省の「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄2020」にも認定されています。空調市場が2050年までに新興国を中心に3倍に拡大することが予測される中、特に海外における熟練人材の不足は喫緊の課題であり、グローバル需要の更なる拡大に際して大きな機会損失が懸念されていました。2019年11月にTHINKLET®導入を発表して以来、国内各地のサービス現場での実証を行い、現場エンジニア不足の解消や現場サービス品質の向上に取組んでおり、現場データの蓄積による教育研修のデジタル化や、熟練ノウハウのグローバル共有など、様々な形での活用を想定してプロジェクトを拡大しています。アフターコロナ時代を見据え、「本邦現場力の世界展開による高い事業成長」と「移動削減による環境負荷の低減」を両立し安心で健康な空気空間を実現していくためにも、今後もFairyDevices社との共創によるグローバルな現場DXを加速して参ります。』

■シリーズAラウンドのリード投資家
株式会社デジタルガレージ代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO 林 郁氏

『当社は、フェアリーデバイセズ社のVisionに共鳴し、2018年の初回ラウンドよりDG Daiwa Venturesを通じ、リード投資家として応援させて頂いています。以降、同社は藤野社長の構想通り次世代型のプロダクト開発を実現してきました。昨今、製造・サービス・保守メンテナンス・建設等、様々な現場のDX化が加速してきています。今後、ダイキン工業社との連携を契機に、「コネクテッドワーカーソリューション」を始めとした音声認識技術を活用したサービス、プロダクトが、急拡大している世界中のマーケットに浸透していくと思います。既存のDXプレイヤーに対して一石を投じる存在として、引き続きDGグループ全体でサポートしてまいります。』

フェアリーデバイセズ株式会社について

フェアリーデバイセズ株式会社は、「使う人の心を温かくする一助となる技術開発」を目指し、VUI*4・VPA*5関連技術や音声認識/音声翻訳関連技術とクラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を通して、音声技術を中心とした機械学習技術の実業務現場への適用を推進してきた。さらに、現場の人から生まれる各種のデータ解析や、それらに関わる最先端の応用研究を実装した業務ソリューションを、デバイスからクラウドまで一気通貫で提供することによって、様々な業界のデジタルトランスフォーメーションを支援している。
*4 :VUI:Voice User Interface
*5: VPA:Voice Personal Assistant

社名Fairy Devices株式会社(フェアリーデバイセズ株式会社)
設立2007年4月9日
所在地東京都文京区湯島 2-31-22 湯島アーバンビル 7F
代表者代表取締役 藤野 真人
URLhttps://www.fairydevices.jp
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

【募集】「人間と自然の掛け橋」に。兵庫県加古川市の優良企業ムサシがスタートアップ協業

【オープンイノベーションインタビュー】 明治時代に全国屈指の金物のまち兵庫県三木市で金物問屋として創業し、1983年にムサシを設立。加古川に本社を置く同社は、高枝切鋏のムサシとして業績を軌道に乗せ、今現在はセンサーライトと園芸用品のムサシとして事業成長をしている優良中堅企業です。 そんな人と自然に関わる事業を展開する地域の牽引企業として、ここ数年最前線で課題に感じているのは、高齢者が加速するライフスタイルの多様化についていけない現状なのだとか。 そこで、スタートアップとの協業により、企業の枠を超えて社会課題解決につながるサービスや製品を生み出すべく、Crewwのオープンイノベーション支援サービスを使い、アクセラレータープログラム開催に向けて一歩を踏み出しました。 オープンイノベーションに乗り出すに至るまでの思いを、株式会社ムサシ代表取締役社長の岡本篤氏に伺ってみました。 #アクセラレータープログラム #オープンイノベーション #スタートアップ #ムサシ #大挑戦時代をつくる #Creww

日野自動車「本気のDX」。デジタルがブルーオーシャンの物流業界を変革し、日本に活力を

【アクセラレーターインタビュー】 1942年の設立以来、社会にとって必要不可欠なトラック・バスづくりを担い、日本の物流を支えてきた日野自動車。しかし、技術革新やライフスタイルの多様化に伴い、人や物の移動を取り巻く環境は急速に変化。さらに、ドライバー不足やCO2排出量の削減、持続可能な交通網の維持など、解決すべき社会課題は多岐にわたっています。 そこで、自社でのソリューション開発・提供だけでなく、他社との協業による社会課題解決を目指し、「HINO ACCELERATOR 2021 -HINO DE SAFARI-」を実施。スタートアップの技術やアイデアに日野のアセットを掛け合わせることで、物流業界や社会の課題を解決し、新たな価値提供を目指しています。具体的にどのような思いで取り組んでいるのか、日野自動車CDO(Chief Digital Officer)デジタル領域長の小佐野豪績氏に話を伺いました。

「呼べば5分で届く世界」セイノーHDとエアロネクストがオープンイノベーションで描く空の革命

【アクセラレーターインタビュー】 既存物流とドローン物流を連結・融合させた新スマート物流サービスを確立すべく、2021年1月にセイノーHDとエアロネクストが業務提携を締結。現在、山梨県小菅村にて、無在庫化と無人化を特徴とする、スマートサプライチェーン「SkyHubTM」の実証と実装にむけたプロジェクトを展開中です。 今回は、セイノーHDの河合 秀治氏とエアロネクスト田路 圭輔氏にご登壇いただき、「 SkyHubTM」についての詳細や協業に至った経緯、今後のビジョンなどについてお話しいただきました。 #オープンイノベーション #業務提携 #アクセラレーターインタビュー #セイノーホールディングス #エアロネクスト #SkyHubTM #スカイハブ #小菅村 #実証実験 #ドローン物流 #大挑戦時代をつくる #Creww

物流ソリューションの未来を切り開く為、これまでの常識にとらわれない「次の物流」の開発に、スタートアップの皆さまとチャレンジさせていただきたい。

【アクセラレーターインタビュー】 物流業界大手の佐川急便が、2021年度もアクセラレータープログラムを実施します。2014年からオープンイノベーションに積極的に取り組んできた同社は、スタートアップとのアライアンス活動の要となる新たな基地として、昨年「HIKYAKU LABO」を新設。物流を取り巻く環境や顧客ニーズが激変する中、スタートアップとの協業によって持続可能な社会を作るべく、社会課題の解決に取り組んでいます。「アクセラの審査には通過しなかったとしても、応募いただいたスタートアップとは何かしらの協業を模索したい」と語る執行役員・藤野博氏に、佐川急便がオープンイノベーションに取り組む背景やスタートアップと狙いたい領域などを伺いました!
Facebook コメント