12.8 C
Japan
日曜日, 5月 16, 2021

農業×AIにより独自の栽培方法を確立し、農家支援を行うアグリテックスタートアップ「Happy Quality」が資金調達を実施

農業×AIにより高品質・高機能な農産物を一年中安定的に栽培する方法を確立し、農業支援および青果卸売業務を展開するHappy Qualityは、Sony Innovation Fund、一般社団法人ベンチャー投資育成研究会より資金調達を実施した。

資金調達の目的と背景

Happy Qualityは、静岡県で「農業の新しいStandardを作る」というビジョンのもと、農家の減少や高齢化により匠の農業技術が失われるといった“農業における社会課題”を、“テクノロジー”で解決するためデータドリブン農業の実践および研究開発を行っている。

現在まで、新規就農者が抱える課題として最も高い「所得が少ない」、「技術が未熟」という点に対して(※1)、市場流通や農学、テクノロジーといった専門知識を持つメンバーが研究開発を重ね、ビックデータやAI、光学センサ等を用いて高品質・高単価なメロンやトマトの安定生産、FC農家からの全量買取および品質保証による高単価販売を実現してきた。

このたびの資金調達によって、中部地方をはじめとした更なるFC農家の展開に向けたマーケティング強化のほか、より高品質な栽培をしていくためのAI灌水システムの高度化、そして今後の事業展開に向けた採用強化を推進する。

※1 出典:【農水省】平成23年度 ⾷料・農業・農村⽩書

Happy Quality独自ブランド製品について

■Hapitoma
Hapitomaは「ストレス緩和機能」の機能性表示も取得しており、光センサー選果機によって一粒ずつ糖度・形・リコピンを計測、選別し、厳しい基準をクリアしたトマトである。リコピンは通常のトマトの2倍以上のもののみを採用し、糖度別に6度から10度のラインナップを用意、好みに合わせて選択することができる。

■DOCTOR MELON
DOCTOR MELONは温室メロン出荷量日本一の静岡県で生まれた、甘さそのまま低カリウムメロンである。カリウム濃度を低減化したことで、腎臓病疾患を持つ方などカリウム摂取制限の方にも提供できるようになった。またカリウム低減により、口内の刺激となるアレルギー抗原が低下、ピリピリとした刺激感が緩和、特有の青臭さも軽減されている。

投資家からのコメント

■ Sony Innovation Fund チーフインベストメントマネジャー 土川元氏

Happy Qualityは、農業に新しい考え方と技術を持ち込み成長する企業です。Happy Quality独自の栽培技術やAIを活用したデータドリブンなプロセスをより多くの農家に展開していくことが、ひいては農業全体の発展に貢献することを期待します。

私たちSony Innovation Fundは、Happy Qualityの取り組みに共感し、次世代技術の目利きや開発支援、オープンイノベーションの取り組み等を通じてHappy Qualityの成長を支援します。

<Sony Innovation Fund 概要>

2016年7月にソニー株式会社が設立。AIやロボティクスを始めとした今後ソニーが注力する事業領域において、優れた外部の研究者やスタートアップなどとの協業を従来以上にグローバルに推進し、また、グループ内リソースを活用した投資先の事業成長支援などを通じて、よりオープンなエコシステムの創出を目指している。
URL: http://www.sonyinnovationfund.com/

■一般社団法人ベンチャー投資育成研究会 理事 本庄 昌実氏

農業を取り巻く環境が時代の移り変わりと共に変容し、さまざまな課題がのしかかっている農業界へ革新を起こそうとする彼らに共感し出資いたしました。

AIや光センサを活用したHappy Quality独自の栽培手法の構築は、世界初の取組みです。農業が変われば、暮らしが変わる。世界中が豊かになる。浜松地域から世界を目指す彼らのチャレンジを、これからも応援し続ける所存です。

<一般社団法人ベンチャー投資育成研究会 概要>

一般社団法人ベンチャー投資育成研究会は、ベンチャー企業と投資家を繋ぐプラグとなり、ベンチャーへの積極的な投資とテクノロジーの社会実装を目指すために設立された社団法人です。ベンチャー企業と地域の課題解決、地方に住む起業家のマインドを醸成、コミュニティの構築支援をしております。
URL: https://shizuoka.ventures/

採用情報

・COO(Chief Operating Officer)候補
・エンジニア(プロジェクトマネージャー/データサイエンティスト)
・次世代農業家

興味のある方はWantedlyより連絡 ▼
【Wantedly: https://www.wantedly.com/companies/company_899287

社名株式会社Happy Quality
設立2015年2月
所在地〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町1567-1
代表者宮地 誠
事業概要農産品の流通販売、研究、流通業者や農業者向けコンサルティング等
URLhttps://happy-quality.jp/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

世界シェアNo. 1の日本金銭機械が、スタートアップとあらゆる社会課題の解決を目指す

【アクセラレーターインタビュー】 カジノ業界での金銭処理のパイオニアとして世界シェアNo. 1を誇る、日本金銭機械株式会社(Japan Cash Machine co.,ltd.)。世界中で貨幣の法的秩序を保ち、貨幣に対する信頼や社会の治安維持に貢献してきた同社は、既存のビジネス領域にとらわれない、新たな社会課題解決を目指して、アクセラレータープログラムを実施する。具体的に、どのようなスタートアップと協業し、どんな領域で新規ビジネスを創出したいと考えているのか。新規ビジネス開拓部の小林崇亮 氏にお話を伺った。 ※応募の締め切りは2021年4月30日(金)17時です。

日本生命とシェアダインによるオープンイノベーション!生活習慣病や働く子育て世帯、美容・健康に気遣う人に新たな価値を創出

【オープンイノベーション インタビュー】 「100年先も、大切な人の想いをいちばん近くで支える」をキャッチコピーに、人生100年時代を支える事業共創パートナーを募集した、日本生命アクセラレーター2018。スタートアップとの協業は初めてだったが、採択された出張シェフによる作り置きサービス「シェアダイン」とは、2019年の実証実験を経て2020年には資本提携を結び、コラボレーションを実現させている。具体的に、どのような課題を解決するためにアクセラを導入したのか、またシェアダインとはどのような取り組みを実施しているのか、日本生命保険相互会社 総合企画部イノベーション開発室の関 正之 氏と、本店法人営業第二部 法人部長(2018年当時)の大野 光明 氏に話を伺いました。 #日本生命 #オープンイノベーション #アクセラレーター #シェアダイン #協業事例 #大挑戦時代をつくる #Creww

「人の森」の挑戦ーオープンイノベーションでワクワクするような未来をつくりたい

【オープンイノベーションインタビュー】昭和15年創業、昭和40年代には日本最大の砂利会社となり、国土開発に貢献してきた「相模興業株式会社」が、2013年に「人の森株式会社」へと社名を変更。会社としての使命を、繁栄・発展から社会への貢献・人の幸せづくりへと大きく舵きりしました。事業領域を広げる中で、今回「ウェルネス・水・農業」の3部門において、アクセラレータープログラムによるオープンイノベーションを決意。スタートアップとの協業にかける思いを、人の森株式会社 代表取締役 加藤 政徳氏に伺いました。 #オープンイノベーション #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #スタートアップ #人の森 #大挑戦時代をつくる #Creww

まだ世の中にない新たな体験価値を創出する、「香り噴霧器」の製品化を目指す|アネスト岩田のオープンイノベーション

自動販売機から美味しそうなコーヒーの香りが漂ってきたら、新しい購入体験にならないだろうか――。スタートアップとの協業により、既存技術を生かした“飛び地”の新規事業創出に取り組んでいる、アネスト岩田。 そんな同社が2020年から導入したアクセラレータープログラムで、香り空間演出・プロデュース事業を展開するスタートアップ「SceneryScent」との協業を進めているのは、発電システムチームの和泉孝明氏です。具体的に、どのような挑戦をしているのかを伺いました。 #アネスト岩田 #オープンイノベーション #アクセラレータープログラム #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント