12.8 C
Japan
火曜日, 6月 28, 2022

持続可能な宇宙環境を目指すアストロスケール、日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)を受賞!

持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組むアストロスケールホールディングスは、日本スタートアップ大賞表彰式において、最も評価の高い企業に贈られる「日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)」を受賞しました。

日本スタートアップ大賞とは

日本スタートアップ大賞(旧称:「日本ベンチャー大賞」)とは、次世代のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある事業を創出したスタートアップを表彰し、積極的に挑戦することの重要性や起業家への社会的な評価の向上、社会全体の起業に対する意識の高揚を図ることを目的に、2015年より実施されている制度です。

経済産業省、農林水産省、文部科学省、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会が応募者を募り、有識者等から成る審査委員会により受賞者が決定されます。

今回アストロスケールが受賞した内閣総理大臣賞は、グローバル市場への進出や社会課題の解決、地域経済の活性化などの事業ビジョンに関する項目をはじめ、事業の独創性や従来のビジネスモデルと異なる新規性・革新性、起業のチャレンジ性、事業の拡張性などを総合的に鑑み、最も評価の高い企業へ付与されるものです。

アストロスケール代表者 コメント

アストロスケール創業者兼CEO 岡田光信 氏

「日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)を受賞したことを大変光栄に思います。先日創業から9年を迎えましたが、このような名誉ある賞を受賞できたことは、グローバルなチームが一丸となって事業に貢献した結果に他なりません。また、この受賞はデブリの除去・低減を含め、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)の重要性やその取り組みへの評価および高い期待の表れだと考えています。宇宙利用の基盤インフラとも呼べる当社の軌道上サービスを実現し、スペースサステナビリティに貢献できるよういっそう精進してまいります。」

授賞式の様子(写真提供:日刊工業新聞社)

デブリ除去技術実証衛星のミッションについて

アストロスケールは、2021年3月よりデブリ除去技術実証衛星「ELSA-d(エルサディー、End-of-Life Services by Astroscale – demonstrationの略)」のミッションを行っています。
これはデブリ除去に係る一連のコア技術を実証する世界初の商業ミッションです。

同年8月には捕獲機による捕獲能力を実証し、2022年4月には、高難度の誘導接近の実証に成功しました。また、軌道上サービスやスペースサステナビリティの実現への道を切り拓くことで、2022年春にはTIME誌の「世界で最も影響力のある100社(TIME 100 Most Influential Companies)」に選出されるだけでなく、米宇宙業界誌Via Satelliteの「Satellite Technology of the Year」や内閣府主催第5回宇宙開発利用大賞の「内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞」を含む数々の賞を受賞しています。

日本スタートアップ大賞パンフレット:https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220602002/20220602002-1.pdf

経済産業省発表資料:https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220602002/20220602002.html

首相官邸発表資料:https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202206/02startup.html

アストロスケール について

アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止(EOL※1)、既存デブリの除去(ADR※2)、故障機や物体の観測・点検(ISSA※3)、寿命延長(LEX※4)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。

また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。 
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。 

※1 EOL:End-of-Lifeの略称 
※2 ADR:Active Debris Removalの略称 
※3 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称 
※4 LEX:Life Extensionの略称

社名株式会社アストロスケールホールディングス
設立2013年05月
所在地東京都墨田区錦糸東1-16-4
代表者岡田 光信
URLhttps://astroscale.com/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

【公募】循環炭素社会を目指し、スタートアップや起業家予備軍を含む研究者らを助成!

【オープンイノベーションインタビュー】循環炭素社会の構築を目的として誕生した一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、民間からの寄付金を原資にシード/アーリーステージのスタートアップにとって必要な見返りを求めない“GAPファンド”として、循環炭素社会の実現に向けてイノベーションを起こそうとする大学・企業等の研究者(研究チーム)に助成金を交付している。そんな同団体が開催する助成活動について、イノベーション部/部長代理 鹿島淳氏に話を伺った。 #募集 #カーボンリサイクルファンド #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【Creww ×メリービズ】管理部門の働き方を先進的にする、スマートバックオフィス

さまざまなスタートアップから次々と誕生している、バックオフィス業務のSaaSサービス。Crewwは、それらのサービスを複数導入することで、管理部門における新しい働き方とキャリアを創出し、社会に広めていくための「スマートバックオフィス化」を進めています。そこで、Crewwが導入している「バーチャル経理アシスタント」を提供する、メリービズの長谷龍一氏と、Creww取締役の高橋彗に、バックオフィスをデジタル化することの価値について話を伺いました。

スタートアップと地域企業が共創で挑む食品ロス課題解決〜hakkenの乾燥野菜によるイノベーション

【スタートアップインタビュー】 世界には、今この時も食べ物を求め飢えに直面している人々がいます。一方で、日本の食糧廃棄量は深刻です。食品を焼却処理する際に排出されるCO2は地球温暖化の原因ともなっています。大量の食糧が廃棄される現実は、誰もが知っている矛盾であり、誰も解決できなかった難題でもあります。株式会社hakkenは、驚きの発想で廃棄させずに野菜をリメイクし、扱いやすい乾燥野菜を使ったサービスを展開、フードロス解消にアプローチしているスタートアップです。可能性に満ちた乾燥ロス野菜が創るイノベーションは注目を集め、NAGANO-OIC 2021では、2社から採択されました。果たしてその協業内容とはどんなものなのか。地域に根ざした小規模生産を活かすhakkenのビジョンとはー。穏やかに淡々と語る言葉に秘められた熱い胸の内について、代表の竹井氏にお話を伺いました。 #hakken #SDGs #食品ロス #食糧廃棄 #乾燥野菜 #イノベーション #NAGANO_OIC_2021 #スタートアップ #地域創生 #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

蚕を使った「シルクフード」を次世代の代替タンパク質へ!フードテックのスタートアップ「エリー」

【スタートアップインタビュー】 Crewwが注目のスタートアップを掘り下げて紹介する『大挑戦時代を生きるスタートアップ特集』。今回は、蚕を使った代替タンパク質「シルクフード」を開発するフードテックのスタートアップ「エリー株式会社」へ伺いました。 サステナブルな次世代食品「シルクフード」は一体どのようなものなのでしょうか。また、昆虫食のなかでも、蚕に着目したのはなぜなのでしょうか。その社会実装の推進やマネタイズの面を含めた現在、さらには環境問題の解決を見据え、エリーが目指す展開とはー。 食品メーカー勤務の経験を生かし、新しい代替タンパク質の開発に向けて起業したエリー株式会社代表の梶栗 隆弘氏が、社会に広めたい想いーその熱い胸の内をお話くださいました。 #スタートアップ #インタビュー #FoodTech #シルクフード #エリー #昆虫食 #代替タンパク質 #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント