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日曜日, 11月 27, 2022

【サッカー観戦の新しい体験価値を提供】湘南ベルマーレ×GATARI、協業開始でアフターコロナを見据えた実証実験を展開

Mixed Reality プラットフォーム” Auris” を開発する GATARIは、神奈川県が主催するオープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ」での採択をきっかけに、湘南ベルマーレと協業を開始した。コロナ禍でスタジアムの関連利益が9割以上減少したことを背景に、両社は VPS 技術を活用した先進的なデジタルコンテンツを共創し、来場者がより安全・安心に観戦できる環境づくりと、クラブ所属選手・サポーター間のエンゲージメントを維持・強化するサー ビス提供に取りくむ。11 月 27 日 ( 土 ) には、実証実験を行う予定である。

新型コロナウイルスの感染拡大から、プロスポーツの観客数制限が行われ、湘南ベルマーレも本拠地としている「レモンガススタジアム平塚」 の収容者数を従来の15000人から収容制限50%や5000人に縮小して試合を行っている。2020年はスタジアム全体の利益が9割以上減少するなど、依然として厳しい状況が続く中、湘南ベルマーレは感染対策を講じた上で臨場感のある観戦体験を維持し、クラブの特徴とも言える選手・サポーター間の強いつながりをなくさぬよう、新しいアイデアをベンチャー企業に期待して神奈川県が主催するオープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ (BAK)」に参加した。

一方 GATARIはAurisの「非接触」という強みを活かし、2021年3月には神奈川県と協力し鎌倉長谷寺に音声解説コンテンツを提供 ( 一般公開の体験会は感染拡大を鑑みて中止、延期日程検討中 )、同年6月には楽天イーグルスと連携してスタジアムを周遊するサウンドウォークプログラムを実施するなど、withコロナの文化観光推進に取り組んできた。この経験とMixed Reality(MR)※1コンテンツ制作の知見を応用できると考え、本プログラムに応募し、最終選考では湘南ベルマーレが課題とする本拠地のスタジアムから最寄駅までのアクセスに対してポジティブなオルタナティブを提案する。

徒歩約 20 分という距離と会場までのシャトルバスの本数に限りがあることを逆手にとり、来場者が密になることを避けるためにも、観戦前の道のりにAurisでサポーターが気持ちを高められる、いわば「WARM UP」となる音声コンテンツを提供するという内容で採択された。このアイデアは、感染対策の観点から制限されているサポーターと選手とのコミュニケーションの機会を創出すると同時に、積極的に分散を促す理由となり、デジタルツイン※2とVPS※3を活用しMRの世界観を実現する。

現在 11 月 27 日 ( 土 ) に予定されている徳島ヴォルティス戦に合わせて実証実験を予定しており、今後両社はデジタルとリアルをシームレス に往来するコンテンツづくりから、with コロナそしてアフターコロナを見据えたサッカー観戦体験のアップデートに向け、さらなる連携を強めていく。

※1 Mixed Reality(MR):リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し ( ミックスされ )、リアルなモノとバーチャルな情報を等価に表示・操作することができる状態のこと
※2 デジタルツイン:物理世界を同スケールでデジタル空間に再現した 3D データ
※3 VPS(Visual Positioning Service):スマホのカメラを通じて得られた情報を基に向きや方角などのより細かな位置情報を特定する新たなシステム

湘南ベルマーレ 代表取締役社長 水谷尚人氏 コメント

この度は、本プログラムに参加させていただき大変光栄でございます。神奈川県はじめ、関係者の皆様には大変感謝いたします。 このコロナ禍で、我々ベルマーレも大きな影響を受けており、現在進行形で安全面、収益面、ファンサービスの面で、日々難しい対応を迫られております。今回、大変有難いことに、たくさんのご応募をいただきました。その中で、独自の音声先端技術を活用し、サポーターの皆様に、感染対策も兼ねて、平塚駅からスタジアムまで歩いていただく時間を楽しんでいただけるご提案をいただいた GATARIさんと共創することに決めました。まさに、You will never walk alone です。この実証実験が、今後日本中、世界中のスポーツやライブエンターテインメント界のスタンダードになることを夢見て、しっかりと取り組んでまいります。

株式会社湘南ベルマーレについて 

株式会社湘南ベルマーレは神奈川県の 9 市 11 町をホームタウンとし、サッカーだけに留まらない総合型地域スポーツクラブとして、サッカーのトップチーム、U-18、U-15 の活動を管轄するほか、NPO 法人湘南ベルマーレスポーツクラブを設立し、ビーチバレーチーム、トライア スロンチーム、フットサルチーム、サイクルロードチーム、そしてラグビーセブンズチームの活動をサポートしている。

社名
設立1999 年 12 月 8 日
所在地神奈川県平塚市中堂 18-8 E 棟 3 階
代表者代表取締役社長 水谷尚人
事業概要サッカークラブの運営、サッカー選手・指導員の育成、サッカー試合の開催・運営、サッカー 競技場等スポーツ施設の保有・運営・管理、プロサッカー選手のマネジメント業務、スポーツに関 するイベント企画・運営・管理ほか
URLhttps://www.bellmare.co.jp

株式会社 GATARIについて


GATARI は新しいエンターテインメントを切り口に、Society5.0 を見据えた未来のインフラづくりを目指す Mixed Reality スタートアップである。「人とインターネットの融け合う世界を創る」というビジョンを掲げ、東京大学を拠点とした日本最大のVR学生団体UT-virtual( https://utvirtual.tech/ )創設者である代表の竹下によって 2016 年に設立された。 これまで、ゲームエンジンを活用しリアルとデジタルを融合させることで生まれる様々な空間サービスの開拓や研究開発を行ってきている。現在、Mixed Reality エンジニアリングと音響の専門家が在籍するチームがそれぞれの専門領域を活かし、既存フォーマットの100+1の体験ではない未来の音声体験を生み出し続けている。

社名株式会社 GATARI
設立2016 年 4 月 5 日
所在地東京都千代田区神田松永町 16 ダイキビル 4F 
代表者代表取締役 CEO 竹下俊一
事業概要Mixed Reality プラットフォーム『Auris』の開発、MR コンテンツ制作ほか 
URLhttps://gatari.co.jp/

Auris について

『Auris』は空間のスキャンから空間編集(トリガーとアクションの配置)、クラウドへの保存、マルチプレイヤーでの復元・体験までをスマートフォンのアプリケーション上でワンストップで実現可能な世界初の Mixed Reality プラットフォームである(iOS ア プリケーション/ iOS11 以降、iPhone6s 以降に対応)。
スキャンした施設のデジタルツインとカメラで取得した現実の風景を照合して位置測位を行うため、屋内外を問わず、環境にビーコンやセンサーの設置などを行う必要がなく、文化財なども傷付けずに、既存設備を生かした状態で空間の体験価値を向上させることができる。
また、カメラからユーザーの位置情報を三次元的に高精度で取得することで、自身の視線の向きや「椅子に座る」など自然な体の動作に合わせて音響演出が変わるといった細やかなインタラクティブ性を実現し、現実にいながらまるでゲームや映画の主人公になったような没入型の一人称音楽体験を届けている。 

多様なユーザーの一人ひとりに合わせて内容や言語をパーソナルに提供することで、 施設のアクセシビリティ向上に寄与し、空間を回遊する中で偶発的・受動的に情報が得られる、という探索型の体験を提供するす。既存施設では鹿島建設と協働した HANEDA INNOVATION CITY の「HICity AR」アプリに採用されており、ほかにも神奈川県・東京都・乃村工藝社・東北楽天ゴールデンイーグルスとの協業に取り組んでいる。

『Auris』公式 HP : https://auris-ar.com/

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PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
SourceGATARI
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