12.8 C
Japan
月曜日, 1月 24, 2022

【Public dots & Company×スカラ】マイナンバーカードと連動したワクチン予約システムを開発|自治体に提供へ

Public dots & Companyは、スカラと共に、コロナワクチン予約システムを開発し、滋賀県日野町へ提供を開始した。同時に、ワクチン接種に必要な紙の接種券に代えて、「xID」による予約管理の実証実験を開始した。今後、これらをさらに発展させ、自然災害などの際に機動的な申請システムとして、全国の自治体に展開する。

自治体DXでコロナワクチンの予約運用を改善

PdCとスカラはかねてからアライアンスを結び、デジタルを活用して住民の体験価値を上げる自治体DXを進めているが、現在、全国各自治体で最優先の課題となっているのがコロナワクチンの接種予約についてである。コロナワクチンの予約は、スピーディーかつ安定的な運用が求められていますが、現下における紙の郵送を原則とした予約は手続きが煩雑化し時間を要している。一方で、ワクチン予約は、全ての世代の住民の使いやすさに配慮した仕様であることも重要である。

そこで今回PdCが企画および自治体とのコミュニケーション支援を担当し、スカラのこれまで培ってきたIT、AI、IoTの技術力を活かし、WEB予約システムに加えて、自動音声応答や電話有人応答にも対応した、あらゆる利用者が不安なく予約できる仕組みを実現。この度の日野町への提供に至った。

また、今回の一連のワクチン接種については、「(接種券を)マイナンバーカードで代替できなかったのだろうか」という国民の声や期待を多く耳にした。そこで、スカラの資本業務提携先であるxID社と連携し、利用者がスマートフォン上に読み込ませたマイナンバーカードを接種予約に使えるシステムを開発。システムは利便性確保と個人情報保護の両面を満たすものとして開発し、同町の一部の有志職員の同意に基づいて予約の実証実験を開始した。

ワクチン予約システムイメージ

プロジェクトの背景

このプロジェクトの背景には、PdCとスカラ、日野町との「逆プロポ」サービスをきっかけとした官民共創の関係構築があった。大きな社会課題でも小さな一歩一歩の挑戦の積み重ねによって具体的な住民の体験を変えることができると考えられているのである。

今回のコロナウィルスによる社会課題は全世代でスピードが求められる課題だ。こうした非常事態にもマイナンバーカードがデジタルと融合して機能することで、住民の体験を変え、安心を少しでも早く得ることができる。また、国が全国民にマイナンバーカード所持を推進する中で、安心や利便につながる具体的な用途が示せることは大切だと言える。

官民共創プロジェクトによる今後の展望

国内でのワクチンプロジェクトは既に進行していますが、PdCとスカラは今回の実証実験の機会を得たことで、予約システムから派生した「自治体向け各種申請システム」の開発を共に進めている。
マイナンバーカードをデジタル本人認証に使うことで、ワクチンのみならず災害時の給付金申請などにおいても、即日の適正給付を目指している。
これまでの官民での連携関係を一歩前に進めることで、共創によって真に必要とされる社会の仕組みを全国の自治体に拡げることが可能となる。 

株式会社Public dots & Companyについて

社名株式会社Public dots & Company
設立2019年05月
所在地東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア15F SHIBUYA QWS BOOSTER7
代表者代表取締役 伊藤大貴
事業概要コンサルティング事業
教育・スコアリング事業
共創事業
URLhttps://www.publicdots.com
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

東芝が取り組む、“本気”のオープンイノベーションとは

【オープンイノベーションインタビュー】1875年に創業し、エネルギーや社会インフラ、ICTなど、人と地球の明日を支える「社会の基盤となる事業」に取り組む東芝。そんな東芝が “本気” のオープンイノベーションで新規事業創出に取り組んでいる。すでに法人化したプロジェクトもあるというが、具体的に何をしているのか。グループ全社で新規事業創出の旗振り役をしているCPSxデザイン部 CPS戦略室の相澤宏行氏と岩本晴彦氏に話を伺った。 #募集 #東芝 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【募集】古野電気の社内ベンチャーと一緒に、「建設DX」を実現するパートナーを求む!

【オープンイノベーションインタビュー】センシング、情報処理、情報通信の3つをコアテクノロジーに、魚群探知機等の船舶電子機器や、社会・産業に貢献するさまざまなソリューションをグローバルで提供している古野電気。その技術力を活用して、全く新たな領域に挑戦しているのが建設業界のデジタル化だ。社内ベンチャープロジェクトを立ち上げて、建設業界のデジタル化・遠隔施工の実現のため、現場環境に適した通信やセンサー機器を積極的に展開している。ただ、多様な建設業界の課題を解決する“建設DX”を1社で実現するのは困難なため、「FURUNO 建設DXアクセラレーター」を実施。具体的にどのような共創を目指しているのか、社内ベンチャー 建設DX事業責任者の石野祥太郎氏に話を伺った。 #募集 #古野電気 #インタビュー #アクセラレータープログラム #アクセラレーター #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【入山章栄×佐々木紀彦】30歳は動くとき。「大企業1社」キャリアからの脱却

【インタビュー】「入社すれば一生安泰」という“神話”を信じ、手にした大企業の切符。しかし、年功序列と終身雇用は既に崩壊している──。 転職や複業前提で働く「Z世代」とは違い、大企業神話を信じて1社で働き続けている30代、40代のビジネスパーソンは、このまま変わらない日々を送り続けても大丈夫なのか。 早稲田大学ビジネススクール教授で経営学者の入山章栄氏と、42歳で起業し新著『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』を出版した佐々木紀彦氏に、1社経験しかない30代40代がこれからすべきこと、ミドル世代のキャリア論を聞いた。 #複業 #転職 #Z世代 #Creww #大挑戦時代をつくる

【提言】転職だけがすべてじゃない。会社を辞めずに外に出よう

【インタビュー】転職、複業、兼業、起業──。 日本型雇用が崩壊し、自分らしく働く選択肢は増えたとはいえ、これらはまだ一部の人しか経験したことがないのが日本の現状だ。 国際社会と比較しても、日本は圧倒的に人材流動性が低い。超少子高齢化社会で労働力人口も減り続ける日本で、このまま人材の流動性が低いままでいるとどうなってしまうのか。 キャリアデザインの専門家である法政大学教授の田中研之輔氏と、新規事業や社会課題解決に挑戦したい個人・スタートアップ・事業会社をプラットフォームでサポートするCreww株式会社 代表取締役CEOの伊地知天氏に話を聞いた。 #複業 #ゼロイチ #インキュベーション#Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント