12.8 C
Japan
土曜日, 3月 25, 2023

【AUBA×東京メトロ】共創プログラム『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』、最終審査通過企業3社が決定!

eiicon companyが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」は、東京地下鉄が保有する経営資源とスタートアップ企業のアイデアを組み合わせ、新たな価値を共創することを目的としたオープンイノベーションプログラム『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』の最終審査通過企業として、3社(VIA、GATARI、DO THE SAMURAI)が決定したこと発表しました。

『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』最終審査通過企業 および 共創提案内容

93件の応募より最終審査に残った6社の中から、厳選なる審査を経て、以下の3社が今後共創に取り組むことが決定した。

1 株式会社VIA https://via-corp.jp/

代表取締役:鴻池 智史

主な事業内容:子どもの生きる力を育てるサービス 「MY SCHOOL< https://my-school.via-corp.jp/ >」の運営

共創提案内容:
「『お金の勉強』を通じた、子どもの『生きる力』の育成(教育)事業」

教育や金融などの専門家を擁する株式会社VIAと、東京メトロが展開する子ども向けロボットプログラミング教室「東京メトロ×プログラボ」の連携を軸に、共同事業を進めていく予定である。
金融、キャリア、税金等、広義の「お金の勉強」を通じて、文部科学省が新学習指導要領のテーマとして掲げる「生きる力」の育成に取り組む。

2 株式会社GATARI https://gatari.co.jp/

代表取締役:竹下 俊一

主な事業内容:MR(Mixed Reality)プラットフォーム「Auris」の開発、MRコンテンツ制作

共創提案内容:
「今までにないエンターテインメントから未来のインフラを創る」

MR (※1)技術とMRコンテンツ制作に強みを持つGATARIと広大な地下空間を保有する東京メトロが共同で、未来のインフラを創る。リアル空間をデジタル空間に再現したデジタルツイン(※2)を活用し、顧客1人1人に合わせたパーソナライズドな情報や体験を提供できる駅空間の実現を目指す。
一歩目の取組みとしてMRを活用したユニークな体験ができる「地下エンターテインメント」のサービスを開発する。

※1 MR(Mixed Reality)・・・リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し、リアルなモノとバーチャルな情報を等価に表示・操作することができる状態。
※2 デジタルツイン・・・リアル空間をスキャンし、デジタル情報として再現した3Dデータ。

3 株式会社DO THE SAMURAI https://dothesamurai.com/

代表取締役:吉田 亮

主な事業内容:神社寺院検索サイト「ホトカミ」の開発・運用、神社寺院の経営コンサルティング

共創提案内容:
「神社寺院検索サービス『ホトカミ』と東京メトロ24時間券を組み合わせた需要喚起施策の実施」

日本最大の神社寺院検索サービスである「ホトカミ」と東京メトロ24時間券を組み合わせ、神社寺院・御朱印ファンに向けて東京のお出かけにつながる共同施策を実施する。
共同でのお出かけ喚起広告の制作を皮切りに、ポストコロナを見据えた都市型観光の一つとして「神社・寺院巡り」に寄与する取組みを進めていく。

『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』最終審査選考企業(上記3社を除く)

株式会社bilson、株式会社イノカ、合同会社渋谷肥料

東京メトロ『Tokyo Metro ACCELERATOR』について

https://eiicon.net/about/tokyometro2020/
東京メトロのオープンイノベーションプログラム『Tokyo Metro ACCELERATOR』は、東京メトログループの保有する経営資源と社外のアイデア・技術を組み合わせ、共創を通じた新規事業創出や鉄道事業の進化を目的としている。2016年より毎年開催され、これまでの4期では、累計13社が最終審査を通過。プログラムを通じた事業提携も多数実現している。
今回5期目となる『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』は、
「ポストコロナも『選ばれる鉄道会社へ』」
というコンセプトのもと、「東京の魅力・活力を引き出す新規事業創出」、「鉄道事業の進化」をテーマとし、2020年11月に協業パートナー企業の募集を行っていた。

『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』募集概要

□【募集テーマ】

❝東京の魅力・活力を引き出す新規事業創出❞
テーマ1:東京メトロの資産を活用した新商品の開発
テーマ2:リアル×デジタルで新サービスを開発
テーマ3:あらゆる世代が都心を楽しめるサービスを開発
テーマ4:「my!東京MaaS」との共創 ※
テーマ5:東京メトロの非鉄道事業との共創


❝鉄道事業の進化❞
テーマ6:安心な空間の提供
テーマ7:駅・メンテナンス業務の効率化

※「my!東京MaaS」:モビリティの枠組みを超えた多様なパートナーとの連携を通じ、大都市東京に集う一人ひとりにとっての「移動のしやすさ」や「わたし好みの東京」の実現を目指す東京メトロの取組み

□東京メトロが提供可能なリソース
(1)豊富な顧客接点
(2)事業検証フィールド・データ提供
(3)首都圏でのPR機会
(4)パートナー・資金提供

□スケジュール
・2020年11月19日(木) :  エントリー開始
・2020年12月14日(月)  :  最終応募締切
・2020年12月中旬 :  一次選考(書類)
・2020年12月下旬~2021年1月上旬 : 二次選考(面談)
・2021年1月中旬  : キックオフ
・2021年1月中旬~2月末  :   アイデアブラッシュアップ期間

共創ビジネスモデル策定・具体化、事業検証の計画策定など業界や会社の特性に精通した東京メトロ社員が、実現可能性を高めるサポートを実施
・2021年3月1日(月) :   最終審査会

□応募資格
・法人登記がなされていること。企業規模は問わない。
・プロダクトや技術をお持ちであること。
・単発的な施策ではなく、継続的に取り組んでいくテーマをお持ちであること。

AUBA×東京メトロ『Tokyo Metro ACCELERATOR 2020』https://eiicon.net/about/tokyometro2020/

東京地下鉄株式会社 概要

東京メトロは「東京を走らせる力」をグループ理念として、東京に集う人々の生活や経済活動を支える存在として、鉄道事業を中心に、様々な事業に取り組んでいる。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、生活・社会が大きく変化し、予測できない状況下であるからこそ、選ばれる鉄道会社になるために「安心な空間」、「パーソナライズド」、「デジタル」の3つのキーワードを軸にさらなる価値を創造していく。

社名東京地下鉄株式会社
設立2004年4月1日
所在地東京都台東区東上野三丁目19番6号
代表者山村 明義
事業概要旅客鉄道事業の運営
関連事業の運営
・流通事業(駅構内店舗、商業施設の運営等)
・不動産事業(オフィスビルの賃貸等)
・情報通信事業(光ファイバーケーブルの賃貸等
URLhttps://www.tokyometro.jp/

eiicon company 概要

eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施している。

1)「AUBA」: https://auba.eiicon.net/ 
「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数18,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現する。
2)「TOMORUBA」:https://tomoruba.eiicon.net/ 
事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信している。
3)「SHABERUBA」:「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現している。
4)「event」:ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出する。
5)「Sourcing Support」:専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援する。

以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供している。

社名eiicon company (エイコンカンパニー)
所在地〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
代表者中村 亜由子
事業概要オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、
イベント企画・支援サービス、ソーシングサービス
URLhttps://eiicon.net/about/corporate/

運営会社

社名パーソルイノベーション株式会社
設立2019年4月1日
資本金〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
代表者代表取締役社長 高橋 広敏
事業概要新規事業創造・オープンイノベーション推進、
グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務
URLパーソルイノベーション – PERSOL INNOVATION (persol-innovation.co.jp)

※オープンイノベーション
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法である。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

【SceneryScent × アネスト岩田】“香り噴霧器”で新たな価値と市場を生み出す

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】日本の塗装機器や空気圧縮機の業界を95年以上リードし続けているアネスト岩田。“開発型企業”として国内外で1,200件を超える特許出願数を持ち、世界20カ国以上の拠点、35社のグループ会社を持つ企業だ。 同社は2020年に導入したアクセラレータープログラムで、香り空間演出・プロデュース事業を展開するスタートアップSceneryScent社(シーナリーセント)を採択し、わずか1年半で、人感センサー内蔵香り演出機器「Ambiscent(アンビセント)」のデモ機を開発。社外でのトライアルがスタートした。 具体的にどのような取り組みを重ねているのか。アネスト岩田の和泉孝明氏と、SceneryScent代表の郡香苗氏にお話を伺った。 #アネスト岩田 #SceneryScent #シーナリーセント #Ambiscent #アンビセント #スタートアップ #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【熊平製作所 × MAMORIO】創業125年のトータルセキュリティ企業が、スタートアップ共創で未来の「安心・安全」を創る

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】広島銀行とCrewwは、広島県下のイノベーションエコシステムの構築に向け、広島県内に新たな事業の創出を図ることを目的に「HIROSHIMA OPEN ACCELERATOR 2021(広島オープンアクセラレーター2021)」を共催しました。本記事では、プログラム参加企業である熊平製作所と、「なくすを、なくす」をミッションに、紛失防止デバイス「MAMORIO」を始めとした 様々な製品・サービスを提供するIoTスタートアップ「MAMORIO」との共創プロジェクトにフォーカス。株式会社熊平製作所 新規事業開発部 取締役部長 茶之原 氏に、プロジェクトの共創に至った背景や、スタートアップとの共創から実際に得た体感や変化について、お話を伺いました。 #広島銀行 #広島県 #イノベーション #広島オープンアクセラレーター2021 #熊平製作所 #MAMORIO #IoT #スタートアップ #共創 #新規事業 #協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント