12.8 C
Japan
日曜日, 4月 11, 2021

ニューノーマル時代の新規事業戦略にはオープンイノベーションの実施が最適

コロナウイルス対策をしながら暮らすニューノーマル時代。時代に対応した新規事業開発には、スタートアップと協業するオープンイノベーションが最適です。なぜ今オープンイノベーションが注目されているのかについて、簡単にまとめました。

ニューノーマルによる新規事業戦略が今求められる理由

ニューノーマルでの成長には新規事業戦略が欠かせません。その背景には、もうビフォアコロナには戻れないという現実がありました。

もうビフォアコロナには戻れない

新型コロナウイルスは消滅しない可能性があるということをご存知でしょうか。WHOの発表によると、変異を繰り返しながら一部の地域に特有のウイルスになる可能性があるということです。ワクチンさえ開発されれば元の生活に戻るというわけにはいかず、長期的にウイルス感染対策を講じた生活を送っていくしかなくなってしまいました。つまり、ビフォアコロナにはもう戻れないということです。

ニューノーマルで成長する新規事業への着手が必要

コロナ後の新たな常識・状況のことを「ニューノーマル」といいます。これからの企業経営には、ニューノーマルに対応した事業を展開していくことが求められるでしょう。既存事業をニューノーマルに対応した形に調整していくことはもちろんですが、企業が成長していくのに欠かせない新規事業開発においてもニューノーマルの観点が必須です。

新型コロナウイルスの流行によって市場環境が大きく変化し、求められるビジネスモデルの新陳代謝も加速しています。これに対応していくには、新規事業に積極的に取り組んでいくほかにありません。

コロナ禍こそオープンイノベーションを実施する好機

実は、コロナ禍の今こそオープンイノベーションを進めるのに適したタイミングです。その理由についてご説明します。

ニューノーマルとオープンイノベーションの相性が良い理由

ニューノーマルに適応した新規事業を開発するのに相性が良いのが、オープンイノベーションです。大企業はさまざまな理由によって新規事業開発の足取りが重くなりがち。これに対してスタートアップは、実績やしがらみがない分思い切ったアイデアを出すことができますし、行動力やスピード感もあります。

ニューノーマルに対応したビジネス展開は大企業よりむしろスタートアップが得意とするところ。オープンイノベーションを通してスタートアップのアイデアや技術力に大企業の資本力やノウハウが加われば、スピード感をもって新規事業を成長させることが可能になります。

オープンイノベーションの数自体は減少傾向にある

コロナ禍の不況や自粛ムードもあり、オープンイノベーションの数は減少傾向にあります。これはオープンイノベーションが長期的に縮小することを示しているのではなく、一時的な様子見ムードに入っているという見方が大半です。むしろ新規事業によるニューノーマルの推進は強く望まれているところですので、今後はオープンイノベーションへの期待が高まっていくと想定されます。

競合が減り、相対的に良い協業相手が見つけやすくなっている

オープンイノベーションの数が減っているということは、競合企業が減っているということでもあるのです。良い協業相手を他者のオープンイノベーションプログラムに取られてしまうということが起きづらくなっているので、むしろ新規事業開発に取り組む良いチャンスでしょう。ぜひこのタイミングでオープンイノベーションに前向きに取り組んでいただきたいところです。

コロナ禍によって広がったオープンイノベーションの可能性

コロナ禍が深刻になるのに伴って、オープンイノベーションに求められる役割も変化しています。これからのオープンイノベーションの展望についてまとめました。

産業構造の変化により、新規事業戦略はより本質的なものへ

新規事業戦略は、より中長期的なビジョンを見据えたものへと変革が求められています。例えばコロナ禍において3密(密閉、密集、密接)を回避するために、テレワークが普及し、飲食店ではテイクアウトやデリバリー対応が当たり前になりました。ダメージを受けた業種が大半の中で、ネット関係や衛生用品など特定の業種は業績を伸ばしています。

では、新規事業を始める際にネットや衛生用品関係にすればよいのかというと、必ずしもそうではありません。オープンイノベーションに求められるのは、もっと本質的なニーズを取り込んだ、大きな市場を作り出せる新規事業です。コロナ禍で将来が見通せなくなった今、新規事業の可能性は無限大に広がっています。ライフスタイルそのものを変えてしまうような、偉大なイノベーションに期待したいものです。

ニューノーマルに適したイノベーションが生まれることに期待

ニューノーマルに合ったビジネスを意識して作ろうとしなくても、オープンイノベーションであれば自然と時代に合ったサービスが生まれてくることでしょう。柔軟な発想と行動力のあるスタートアップと協業して、ニューノーマル時代に合った新規事業を作り上げましょう。

オープンイノベーションがコロナ時代の新規事業の活路をひらく

コロナ時代は人類にとってつらい時代です。しかし、時代をさかのぼれば大きなイノベーションはいつも変化とともに生まれてきました。このコロナ禍も、新たなイノベーションが生まれる好機ととらえられるのではないでしょうか。これからの新規事業戦略は「協業」がキーワードになるでしょう。オープンイノベーションを活用して、時代に合った新規事業を開発していきましょう。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

まだ世の中にない新たな体験価値を創出する、「香り噴霧器」の製品化を目指す|アネスト岩田のオープンイノベーション

自動販売機から美味しそうなコーヒーの香りが漂ってきたら、新しい購入体験にならないだろうか――。スタートアップとの協業により、既存技術を生かした“飛び地”の新規事業創出に取り組んでいる、アネスト岩田。 そんな同社が2020年から導入したアクセラレータープログラムで、香り空間演出・プロデュース事業を展開するスタートアップ「SceneryScent」との協業を進めているのは、発電システムチームの和泉孝明氏です。具体的に、どのような挑戦をしているのかを伺いました。 #アネスト岩田 #オープンイノベーション #アクセラレータープログラム #Creww #大挑戦時代をつくる

協業で四角い頭を丸くする。既存事業の「飛び地」を狙った新規事業を形にしたい|アネスト岩田のオープンイノベーション

【イントレプレナーインタビュー】 日本の塗装用機械器具や空気圧縮機を90年以上リードし続けてきたアネスト岩田。そんな同社が、2020年から初めて導入したのがCreww(クルー)のアクセラレータープログラムです。 今回はスポーツ領域のスタートアップ「KuruSPO(クルスポ)」との協業を進めている、デジタルマーケティングチームの小針一晃氏にお話を聞きました。

【スタートアップスタジオ】大企業から4人のスタートアップへ転身ー「自分の時間をどこに投資したほうがいいか考える」

【スタートアップスタジオ】 Crewwが運営するスタートアップスタジオ「STARTUP STUDIO by Creww」の各プロジェクトには、ファウンダー(創業者)だけではなく、一緒にビジネスを加速させるための重要なメンバーたちがいます。確かな熱意と覚悟をもってジョインしているメンバーインタビュー連載第1弾は、スタートアップスタジオをきっかけに大企業からスタートアップへ転身した小栗さんにお話を伺いました。 #スタートアップスタジオ #インキュベーションプログラム #GiverGiver #大挑戦時代をつくる #Creww

【新規事業インタビューvol.7】ウェビナーをもっと効率的に。もっと出会いの場を。新しいイベント管理ツール – Connelva

【スタートアップスタジオ】「STARTUP STUDIO by Creww」は、“本業を退職せず”事業を実現できる、個人を主体としたインキュベーションプログラムです。プログラム運営担当の寺田が”社会を変える挑戦”に挑む新規事業開発について紹介するインタビュー第7弾ー。今回は「コネルバ」ファウンダーのせきともさんにお話を伺いました。 #STARTUP STUDIO by Creww #コネルバファウンダー/せきとも氏インタビュー #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント