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日曜日, 2月 28, 2021

シードアクセラレーターとコーポレートアクセラレーターの違いを解説

起業を志している方にとってシードアクセラレーターとコーポレートアクセラレーターはよく聞く言葉ではありますが、違いがいまいちわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事を読めば、それぞれの特徴がよくわかります。また、代表的なアクセラレーターもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

そもそもアクセラレーターとは何か?

シードとコーポレートの違いの前に、アクセラレーターとは何なのかを確認しておきましょう。

インキュベーターとも混同されやすい

アクセラレーターとは、大企業や国・地方公共団体などがスタートアップに対して実施する、事業を成長・加速させるためのプログラムのことです。場合によっては出資を伴う場合もあります。大企業や自治体がスタートアップを支援する目的は何なのでしょうか。

投資家の場合は上場させて利益を得るのが目的ですが、アクセラレーターの場合は、スタートアップとコラボして新規事業を開発するオープンイノベーションがその目的にあります。大企業や自治体のバックアップがあればお金やモノ、場所などの支援が得られるだけでなく、ノウハウなどソフト面でのサポートも受けられるため、事業を加速度的に成長させることが可能です。

また、しばしばインキュベーターという言葉が混同されますが、インキュベーターはもっと前の段階で、アイデアをどうビジネス化するかという部分をサポートする事業のこと。支援を受ける側のステージによってアクセラレーターかインキュベーターか違ってくると理解すれば問題ないでしょう。

アクセラレーターから世界的スタートアップが誕生

 海外にはY CombinatorTechstarsといった著名なアクセラレーターがありますが、DropboxAirbnb (エアービーアンドビー)はこのような名門アクセラレーターから生まれた企業として知られています。

こうした事例を見ても、アクセラレーターは事業を成長させるのに有効だとわかるでしょう。アクセラレーターに参加さえすれば成功するというわけではありませんが、アクセラレーターが「スタートアップを成長させるためのノウハウ」を持っていることは確かです。

シードアクセラレーターとは

アクセラレーターとは何かわかったところで、シードアクセラレーターについて解説していきます。

シードアクセラレーターの目的

シードアクセラレーターとは、アクセラレーターの中でも特にシード期(起業前、起業直後)に特化したアクセラレーターのこと。ビジネスモデルそのものよりはアイデアやサービスの優位性、創業者の資質などをみて判断する傾向があり、出資を伴う場合は数百万円からが多いようです。

政府・自治体のシードアクセラレーター

政府系のシードアクセラレーターは非常に限られていますが、なかでも政府出資による株式会社産業革新機構がよく知られています。日本企業の技術開発を支援し、海外展開することが目的です。民間企業だと難しい長期的な投資・サポートが可能なのが特徴で、特定の業種に限定せず、次世代のイノベーションを生み出す技術に対して幅広く支援しています。

株式会社産業革新機構

金融機関系のシードアクセラレーター

メガバンクや大手銀行は、高い技術力や優れたアイデアをもった企業とシード段階で関係をもつことによって、将来的な融資先を開拓するためにアクセラレーターを設置しています。

三菱UFJキャピタル
みずほキャピタル株式会社
SMBCベンチャーキャピタル
ニッセイ・キャピタル株式会社

コーポレートアクセラレーターとは

シードアクセラレーターに続いて、コーポレートアクセラレーターについてもチェックしていきましょう。

コーポレートアクセラレーターの目的

コーポレートアクセラレーターの目的は、新規事業の開発と協業です。おもに大企業が主体になり、人・モノ・場所などのリソース提供、社内ノウハウの提供、ネットワークの紹介などを行います。大企業はリスクテイキングな発想を苦手とすることもあり、スタートアップがもつアイデアや行動力に期待しているのです。

大企業側からすれば、社員とスタートアップ人材の交流が起こることによって社内人材の成長も促されます。大企業にとってもスタートアップにとってもメリットの多いしくみといえるでしょう。

代表的なコーポレートアクセラレーター

代表的なコーポレートアクセラレーターは以下の会社です。

HONDA XCELERATOR(ホンダ)
Open Network Lab(デジタルガレージ)
富士通アクセラレータープログラム
JR東日本スタートアッププログラム

自分に合ったアクセラレーターを選んで事業を加速させよう

スタートアップはいつもリソース不足に悩まされているため、資金不足やノウハウのなさを補ってくれるアクセラレーターはとてもありがたい存在です。アクセラレーターの進め方は自治体や企業によってかなり異なり、ゴール地点で望んでいることも違います。アクセラレーターに採用された時点で、お互いが求めていることをきっちりすり合わせておけばトラブルを回避できるでしょう。

星の数ほどもスタートアップがある時代なので、使えるリソースはしっかり使って、スピード感をもった成長を目指すことが必要です。

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