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日曜日, 2月 28, 2021

Society5.0でのオープンイノベーションとは?見通しを解説

今Society5.0が進んでおり、パラダイムシフトが起こるといわれています。では、このような時代にオープンイノベーションはどう進めるべきなのでしょうか。
この記事では、そもそもSociety5.0とはどのようなものなのかをおさらいした上で、Society5.0下のオープンイノベーションの見通しを解説していきます。オープンイノベーションに関わっている方や興味のある方はぜひ参考にしてください。

Society5.0をおさらい

日本の行政機関、内閣府では、Society5.0を「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」と定義しています。具体的にSociety5.0で何が変わるのか、ここで確認していきましょう。

今までにない新たな価値を生み出す

そもそも、Society1.0からSociety5.0に至るまでには、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会という流れがありました。情報社会で十分最先端の社会に到達したように見えるかもしれませんが、少子高齢化や地方の過疎化という現代日本が抱える課題には対応しきれていません。

一方、Society5.0では、IoTにより全ての人とモノをつなげることで今までにない新たな価値を生み出し、日本を取り巻く課題に対応することができます。

Society5.0の仕組みとは

Society5.0では、現実空間に存在する膨大な情報を仮想空間に蓄積します。そして蓄積されたデータ(ビッグデータ)をAIが解析し、ロボットを通じてフィードバックすることで新たな価値を作り出すことが可能になるのです。

オープンイノベーションの現状と課題

Society5.0同様、オープンイノベーションにも変遷があります。ここからオープンイノベーションの今と抱える課題についてみていきましょう。

オープンイノベーション1.0から3.0へ

オープンイノベーションは企業が自社が有していない技術を持つスタートアップと1対1の関係で連携するオープンイノベーション1.0から始まりました。その後、自治体や大学など様々な関係者が絡む多対多の関係のオープンイノベーション2.0を経て、現在はオープンイノベーション3.0の段階にあるといわれています。

オープンイノベーション3.0は大企業がオーガナイザーとなり、産官学の関係者間を調整するため、いわば1対多です。オープンイノベーション2.0では、膨大な情報(ビッグデータ)を扱う局面で非効率になることからオープンイノベーション3.0が誕生しました。

しかし、オープンイノベーション3.0においても日本では様々な課題が残ります。

課題1 世界に比べて浸透していない

まず、オープンイノベーションに対する関心が高まっているにもかかわらず、世界各国に比べるとあまり浸透していないという点が課題です。日本企業の保守的な体質や外部に自社の情報を渡すことに抵抗がある点が要因かもしれません。

課題2 学への投資額がまだ低い

オープンイノベーションでは、産だけでなく学も巻き込んでいくことが大切です。しかし、大学などへの投資額はまだ政府目標とは大きくかけ離れています。

オープンイノベーションは今後どうなるか

では、日本のオープンイノベーションは今後どうなっていくのでしょうか。

Society5.0に対応する

まず、Society5.0に対応することが大前提です。Society5.0を実現するためには、競合他社や他業界はもちろん、大学や研究機関などの学もしっかりと巻き込んでいかなくてはなりません。

大学への投資額がまだ目標と乖離しているのは、共同研究で生じるマネジメントが不十分であることや大学の研究内容が企業にとってみえにくいのが要因です。今後はこれらの点が改善され、大学のリソースが十分に活用されることが期待されます。

イノベーションエコシステムは不可欠

Society5.0に対応したオープンイノベーションには、イノベーションエコシステムという概念が欠かせません。イノベーションエコシステムとは、産学官の各関係者が連携し、先端産業の育成や経済成長の好循環を生み出すことができる環境のことです。

これからはSociety5.0への対応が必要

日本が抱える課題に対応するため、今後Society5.0への移行がますます加速していくでしょう。大企業だけでなく、中小企業やスタートアップもこの動きに乗り遅れると、大きなビジネスチャンスを逃しかねません。

政府も日本のオープンイノベーションの現状にはまだまだ課題を感じていることから、Society5.0に対応するオープンイノベーションが進んでいくはずです。オープンイノベーションに関わる方は、Society5.0を意識しつつ取り組んでください。

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