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月曜日, 9月 26, 2022

宇宙、AI、創薬、ロボットスタートアップ認定企業が10社決定|「J-TECH STARTUP 2020」

国内最大級の技術系ベンチャー企業の支援組織『TEP』は、シード・アーリー期の日本を代表する技術系ベンチャー企業を表彰する、「J-TECH STARTUP 2020」の認定企業10社が決まったことを発表した。

「J-TECH STARTUP 2020」認定企業は、宇宙、AI、創薬、ロボットなどの分野であり、ベンチャーキャピタル(以下、VC)等からの出資前の企業を対象とした「シード枠」で5社、VC等から出資を受け、資本金1億円以下の「アーリー枠」から5社を選出した。選出にあたっては、一般公募および各研究機関からの推薦などを含め応募した企業の中から、書類審査、ピッチ、面談などの審査を経て、「事業の革新性」「経済的な発展」「社会的影響力」「事業の実行力」の面から審査をしている。

2021年2月24日には「第5回J-TECH STARTUP SUMMIT」イベントを開催し、認定企業には、認定証が授与される。イベントでは認定企業のピッチの他、認定企業が登壇して技術系ベンチャー企業特有の課題や醍醐味、大手企業との協業への道のりなどを語るパネルディスカッションを予定している。また今回は、国内の名だたる企業が多数会員として名を連ねる一般社団法人日本能率協会が、共催として初めて参画することで、大企業とスタートアップとのオープン・イノベーションなどをテーマとしたパネルディスカッションも企画している。さらに日本能率協会が企画運営するイノベーション創出のための情報サイト「JMA GARAGE」(https://jma-garage.com/co-creation/tep/)にて、歴年のJ-TECH STARTUP認定企業の紹介に並んで、本年の認定企業も紹介され、大手企業との事業共創に繋げていく予定となっている。

イベントでは、これまで10年以上に渡り、シード・アーリー期を中心とした技術系ベンチャーの成長支援に取り組んできたTEPが選出した、今後日本を代表する技術系ベンチャーのピッチをまとめて聞ける機会となる。技術系ベンチャーの方や、起業を志す研究者の方へはもちろん、有望な投資先・提携先を探したい大企業へも参加が呼び掛けられている。

チケットの申し込みはこちら:https://j-tech20210224.peatix.com/

J-TECH STARTUP 2020認定企業

【シード枠】ベンチャーキャピタル等からの出資前の企業を対象。起業予定者を含む。

建設現場からの視点で生まれた、課題解決型ロボット
「建ロボテック株式会社」
https://kenrobo-tech.com/

「世界一ひとにやさしい現場を創る。」をビジョンに掲げ、協働型鉄筋結束ロボット「トモロボ」を開発し、ロボットと人が共に働く楽しい建設現場を実現し、生産性向上と作業者の負担軽減によって“人不足”という社会問題の解決を目指している。

物流倉庫に合わせたカスタマイズが可能な実用的搬送用ロボット
株式会社LexxPluss
https://www.lexxpluss.com/

物流倉庫向けに軌道走行と自律走行を融合させた独自ハイブリッド制御システムを搭載したヒト協調型自動搬送ロボットの開発を行っている。

藻を使った採算性があるパーム廃棄物の再利用事業
株式会社MoBiol藻類研究所
https://www.mobiol.tech/

特殊藻類を使ってパーム環境課題を解決し、生物に必須であるOmega3を世界へ向けて供給する、筑波大学発のスタートアップである。

無害な水を燃料とした衛星用小型推進機の実用化
株式会社Pale Blue
https://pale-blue.co.jp/

東京大学の若手研究者らが2020年に創業した、水を推進剤とした小型衛星用エンジンを提供する宇宙ベンチャーである。

どんな車にも簡単に後付け出来る独立型運転支援システム
株式会社Pyrenee
https://www.pyrenee.net/

カメラ映像や多数のセンサーの情報からAIが運転状況をリアルタイムに判断してドライバーをサポートし、交通事故の防止と楽しい運転を実現する「Pyrenee Drive(ピレニードライブ)」を開発している。

【アーリー枠】 VC等から出資を受け、資本金1億円以下の企業が対象。

COVID-19を含む血管炎を発症する疾患の治療薬
株式会社A-CLIP研究所
http://www.a-clip.jp/

30年以上にわたる炎症性疾患・感染症の基礎・臨床の国際共同研究の成果に基づき、診断薬や治療薬の研究開発を推進している。 

表情解析でオンライン・コミュニケーションの質を向上
株式会社I’mbesideyou
https://www.imbesideyou.com/

Zoomなどの動画データのマルチモーダル AI (表情・音声・視線・顔の向きなどを統合解析するAI)解析による、オンラインコミュニケーションのみえる化と質の向上を目指している。

世界市場を見据えた毛髪分析サービス
株式会社ミルイオン
https://miruion.com/

薄く切った試料表面を前処理し、質量分析という分析法を用いて試料表面に存在する成分をイオン化し、その分布情報を「みる」方法である「質量分析イメージング(MSI:mass spectrometry imaging)」でさまざまな事業を展開する大阪大学発スタートアップである。 

様々な衛星データを活用した土地活用解析サービス
株式会社天地人
https://tenchijin.co.jp/

高精度・高分解能な地球観測衛星データと地球上のデータを活用して世界各地の社会課題へソリューションを提案している。 

独自の中分子高速スクリーニング法の医薬分野への応用
Veneno Technologies株式会社
https://veneno.co.jp/jp

1:DRP焦点化ライブラリ、2:高速スクリーニング法PERISS™、3:DRP量産技術、の3つのコア技術で機能性ペプチドDRPによる創薬を進めている。 

「第5回J-TECH STARTUP SUMMIT」開催概要

開催日: 2021年2月24日(水)14:00~18:00(予定)
場 所: 浅草橋ヒューリックカンファレンス ※同時にオンライン配信も行います
主 催: 一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ、
共 催: 一般社団法人日本能率協会
後 援:
経済産業省 関東経済産業局、独立行政法人 中小企業基盤整備機構 関東本部、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(予定)、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構、独立行政法人情報処理推進機構、国立研究開発法人物質・材料研究機構

チケットの申し込みはこちら:https://j-tech20210224.peatix.com/
昨年のイベントの様子はこちら:https://www.tepweb.jp/event/j-techstartup2019/
過去認定企業:https://www.tepweb.jp/j-tech-ninntei/

「J-TECH STARTUP」とは

インターネットを使ったSNSやECサイト、ゲームなど様々なサービスが、我々に多くの利便性や新たな価値を生み出している。それらを実現するアプリケーションは、比較的短期間で製品開発が可能で、日本でも成功例や支援方法が確立されつつある。一方、それらを支え基幹技術である高速通信やAIエンジン、CPU/GPU技術などに代表されるDeep Tech(コア技術)は、裏方的で理解が難しく、製品化までに時間と人的リソースが多くかかる。そのため、事業化リスクが高く投資等のサポート体制は十分とは言えないのが現状である。
しかし、基幹技術であるDeep Techなくしてアプリケーションが成り立つことはない。アプリケーションとDeep Techは車の両輪であり、相互の発展によって真の価値や利便性を社会にもたらす事が出来るのである。このようなことから、シリコンバレーでは近年、サービス系技術を提供する会社への集中的な投資から、AI、IoT、バイオ、宇宙などのDeep Techへの投資が積極的に行われるようになっている。
「J-TECH STARTUP SUMMIT」は、技術系ベンチャー企業を「J-TECH STARTUP」として認定、表彰する制度である。認定によって技術系ベンチャー企業に焦点を当て、重要性に注目し、ベンチャーのサポート体制を確立するために必要なことを議論していくとした。さらに認定企業は専門家によるメンターやグローバル展開へのサポートが受けられる。TEPは、本イベントを通じて、ベンチャー企業と大企業や支援組織とのネットワーキングを行い、技術系ベンチャー企業成長のためのエコシステム構築を目指す。

<過去の認定企業の支援実績>
・ドイツ商工会議所が開催する「German Innovation Challenge-HighTech Startup Forum 2018-」へ、メディギア・インターナショナル株式会社を推薦
・経済産業省が取り決める「J-Startup」へ、ArchiTek株式会社を推薦

■主催
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)(https://www.tepweb.jp/

TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)は、日本のトップレベルの技術をビジネス化し普及させることを目的とする技術系ベンチャー企業の支援組織である。コア技術を持ち、そのビジネス化を目指すリアルテック・ベンチャー企業を中心に、起業・経営経験が豊富なエンジェル投資家、専門的アドバイスが可能なメンター、ベンチャー起業との連携を望む大手企業らを会員として組成されている。現在は、大学や研究機関、地域行政、そして海外の同様のベンチャーコミュニティにもネットワークを広げており、世界でも有数の技術系ベンチャー企業のエコシステムとなっている。

■共催
一般社団法人日本能率協会(https://www.jma.or.jp/

日本能率協会は「経営革新の推進機関」として1942年に設立した。産業界の健全な発展を先導すべく、現在から将来にわたる経営課題や社会課題について、産業界と共に考え、革新の方向を探っている。現在、「人材育成・組織開発」「ものづくり支援」「産業振興」「ISO審査・第三者認証」の4事業によって、あらゆる経営課題解決を支援している。重点活動としては「KAIKA」「アジア共・進化」の2テーマを掲げ、新たな領域に挑戦している。長年取り組んできたマネジメントに関する調査・研究と約1,350社・団体からなる会員ネットワークをベースに、常に高品質で実践的なサービス提供を行っている。

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