12.8 C
Japan
月曜日, 9月 20, 2021

実ビジネスにつながる「Business Matching」と、会員制サービス「creww corporate membership」リリースのお知らせ

Crewwは、日本最大級のオープンイノベーションのプラットフォームとして、これまで圧倒的な協業実績を築いてきました。そこで今回、よりオープンイノベーションによる新規事業創出をサポートするべく、会員制サービス「creww corporate membership」をスタート。加えて、新規事業創出に限らない、より実ビジネスにつながるような共創を数多く生み出せるよう「Business Matching」のサービスも開始しました。

オープンイノベーションが当たり前になるまでのステップ

Crewwは設立からの7年間、122回のアクセラレータープログラムを実施してきました。その中で見えてきたのは、オープンイノベーションが本当に広まるには3つのステップがあることです。

オープンイノベーションの重要性が叫ばれるようになって、大企業とスタートアップが良好な関係性を築くようになりました。原理原則、2社間であればオープンイノベーションに取組むことでそれぞれ新しいチャレンジができ、win-winの形を作ることができます。この点はどれも変わらないのですが、2社間の共創による成果ができた前提で今後、オープンイノベーションがさらに広まる為には何が必要とされるのかということです。

1つ目は「ソーシャルインパクト」のステップ。「ソーシャルインパクト」のニーズは既に顕在化してきています。結局、2社間のwin-winだけで終わらせずにより多くのプレイヤーで、社会実装までやりに行く。社会実装を通して当事者だけではなく業界全体や社会全体にインパクトを与えるという事が求められてきています。

2つ目のステップは「コモディティ」です。新規事業を創り出していかねばならないのは今やどの組織も同じです。オープンイノベーションの数をこなす事でプロセスを標準化する事ができるようになる。そうなれば費用面や精神面でのハードルは下がり、おのずとチャレンジへの敷居は低くなります。そうして標準化されたプロセスによりオープンイノベーションによるチャレンジが民主化されていけば、より多くの企業や人が新規事業創出にチャレンジでき成功体験を得られるようになるでしょう。それがまた標準化へと組み込まれる事で良いサイクルが生まれていきます。

そして最後のステップは「インフォーマル」。イノベーションは法人プロジェクトから個人レベルまで分解されていきます。すでにアメリカやヨーロッパではそういった概念でスタートアップスタジオのようなものがどんどんと普及し始めてきています。スタジオとはハリウッドのスタジオのようにプロフェッショナルが集まって1本の映画を作り、出来上がると解散するというようなもの。同じように新しいサービスやプロダクトは法人に関わらず個人や個人の集まりから今後もっと作られていくようになります

どれも少しずつ顕在化されているものの、これらが当たり前の考えになるには、まだ時間がかかります。そこで、よりオープンイノベーションの敷居を低くするために、7月より新プログラム「Business Matching」サービスをスタートしました。

Business Matchingとは

事業会社とスタートアップのアクセラレータープログラムの課題は、ゴールが「新規事業創出」のため、コストと期間に高いハードルがあることでした。

そこで共創のハードルを下げるべく、 “新規事業に限らない”事業共創や業務提携など「実ビジネス」につながる商談を目的としたマッチングイベント「Business Matching」をスタートします。

これは事業会社とCrewwコミュニティが持つ全国4000社以上のスタートアップをつなぐイベントですが、最終的に名刺交換で終わってしまうものではありません。

まず事業会社にお申し込みいただくと、確度の高いマッチングに導くためにCreww が具体的にニーズをヒアリングします。目的や狙い、解決したい課題、障壁となる社内課題、提供できるリソース、そして担当者情報などを明確にして募集ページを作成

その募集ページを見てスタートアップはエントリーするのですが、エントリー時に「共創したい理由(ビジネススキームや解決したい課題、当該の事業会社と実現したい協業、生かしたいリソース等)」を詳細に記載してもらう仕組みを導入しました。

事業会社はそのシートを見て書類選考をし、最大5社を選んで商談会「マッチングDay」に参加。そのため、突発的にスタートアップと会うイベントとは違い、会いたいスタートアップと最初から具体的な商談ができるのです。

お申し込みからマッチングDayまでは2ヶ月弱のため、短期間でのパートナー探しが実現。加えて、従来のアクセラレータープログラムよりもはるかに低い金額で参加でき、実ビジネスにつながる確度の高いマッチングが可能となります。

7月より新たに始める会員制サービス「creww corporate membership」の会員になっていただくと、無料で参加いただけます。(第一回目のCrewwマッチングは8月29日(木)開催)

Business Matchingの詳細はこちら

会員制サービス「creww corporate membership」とは

「creww corporate membership」は、コミュニティスペース「docks」を活用した事業会社向けコミュニティで、ノウハウやナレッジを共有する会員制サービスです。

「オープンイノベーションに関する情報収集がしたい」「スタートアップとの共創戦略を整理したい」「他社事例を知りたい」といった事業会社向けに展開します。

このサービスで提供するのは主に4つあり、1つは約100社のスタートアップがコワーキングスペースとして活用している「docks」の利用権提供。このコミュニティスペースを利用することで、日常的にスタートアップとつながることが可能となります。

2つ目は、常駐のCrewwコミュニティーマネージャーによる、オープンイノベーションを実施するにあたっての悩みや相談へのアドバイスです。オープンイノベーションを行う前、担当者が最初に戦うのは社内だとよく言われますが、その一歩を突破するのに時間がかかるケースが散見されます。

コミュニティーマネージャーが介在することで、スタートアップ共創における考え方から戦略設計、プロジェクトにおける組織体制の構築などが整理され、プロジェクト全体の推進がスムーズになります。

3つ目は企業間のナレッジシェアを目的として、月に数回、会員だけを集めたワークショップ等の開催。オープンイノベーションを成功させた事業会社の話やナレッジ共有会、テーマに合わせた特別セミナー、専門家やオピニオンリーダーを招いたワークショップなどを想定しています。

そこでは、オープンイノベーション実施に必要な戦略設計や組織体制構築など、深い知識を持つCrewwメンバーが、ノウハウや知見をシェアします。

最後は、「Crewwマッチング」への参加です。アクセラレータープログラムを小規模に試したい、既存事業での共創から始めたい場合に役立つはずです。

会員制サービス「creww corporate membership」の詳細はこちら

最後に

いま、さまざまな分野での革新的なサービスの社会実装は、先進国ではなく新興国で進んでいます。

たとえば、ルワンダのスタートアップは、医薬品や血液、ワクチン等を病院に輸送する「救命ドローン」を数年前から実装しており、スイスでも国営郵便が山岳地帯の配達をドローンで届けています。

一方で、日本を含めた先進国は変革の必然性が低く、既得権益の関係から革新的サービスの実装は進んでいません。この動きは今後も加速し、新しい技術やサービスは新興国で試されて発展し、数年遅れて先進国に入ってくる、「逆タイムマシン」が成立することになるでしょう。

これと同じ現象が、日本の大手企業とスタートアップには起きています。革新的な技術やサービスが次々とスタートアップで試され、実装されている今、大手企業はいかにスタートアップと共創するかを考えるのが大切です。 Crewwはより多くの日本企業に新しいチャレンジをしていただけるよう、これからもさまざまな角度からサポートを続けたいと考えています。

執筆
INNOVATIVE PORT編集部 
「INNOVATIVE PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

【事業創出パートナー募集】社長と二人三脚で「明日の街を楽しく」する事業を生み出しませんか|店舗流通ネット オープンイノベーション

【オープンイノベーションインタビュー】 「飲食店の業務委託型ビジネス」を創ったパイオニア、店舗流通ネット株式会社。初期投資を抑えた出店サービスという唯一無二のビジネスモデルを確立させ、そこで培ったノウハウやネットワークをもとに、「店舗」を軸とした不動産・人材・プロモーション・工事など多角的なビジネス展開を続けている。新たに100の事業創出を目指して、2021年度よりアクセラレータープログラムを導入。すでに2回を開催し、実績が出始めている。そして今回、9月からスタートする3回目の開催に向けて、代表取締役社長の戸所岳大氏に話を伺った。 #募集 #店舗流通ネット #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【協業企業募集】日本のライフラインを支える渡辺パイプと、持続可能な地域社会に貢献し、ボトムアップで日本を元気にしませんか

【オープンイノベーションインタビュー】 水・住まい・農業。水道などの管材や電設資材、住宅設備機器、建材を取り扱う商社であり、農業の温室などを提供する農業メーカーでもある渡辺パイプ。日本全国の生活インフラを支えるリーディングカンパニーだ。これまでに培った潤沢なリソースを活用して、日本の国力をボトムアップで高めるべく、アクセラレータープログラムを実施する。スタートアップとの協業によって、小規模事業者の経営課題も解決できるようなサービス創出や、地域貢献を目指すという。プロジェクトを統括する副社長の渡辺圭祐氏に、具体的に活用できるリソースや描く未来について話を伺った。 #募集 #渡辺パイプ #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【ビジネスアイデア募集】近代国家を作った薩摩藩・鹿児島の企業と一緒に、次の未来を切り拓きませんか|NTTドコモ主催

【オープンイノベーションインタビュー】 2021年9月13日より募集が始まる、「鹿児島アクセラレーター2021」。これは、鹿児島県内の企業と全国のスタートアップとのオープンイノベーションにより、新たな価値創出を目指す、NTTドコモ主催のプログラムだ。参加する地域企業は、南日本新聞と南日本放送、主に建設業を営む渡辺組の3社。そこに、NTTドコモが強力なサポーターとして参画する。今回のプログラムを主催する背景や期待することなどについて、NTTドコモ九州支社 鹿児島支店 法人営業部 部長の坂本亨氏に話を伺った。 #募集 #NTTドコモ #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

伝統工芸品のカスタムオーダーサービスで、職人による手仕事のすばらしさを広めたい!|「magokoro(まごころ)」

【スタートアップインタビュー】 「大挑戦時代をつくる。」をビジョンに掲げるCrewwでは、毎月オンラインネットワーキングにて、事業会社・スタートアップ・個人起業家などの挑戦者をリコメンドしています。 CrewwのSTARTUP STUDIO(スタートアップスタジオ)プログラム運営をメインに担当する寺田 麗未が今回ご紹介するスタートアッププロジェクトは、magokoro(まごころ)です。 #studioインタビュー #インキュベーションプログラム #スタートアップ #STARTUPSTUDIO #magokoro #まごころ #伝統工芸品 #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント