12.8 C
Japan
土曜日, 1月 28, 2023

上場企業から見たスタートアップ企業に関する意識調査 ―オープンイノベーションと協業編―

国内最大級のスタートアップコミュニティCrewwがスタートアップ企業(※1)のリアルを大調査し、日本の大手企業は、今スタートアップ企業に何を求めているかが明らかになった。スタートアップ企業との取引・協業経験は41.5%にのぼり、求めるものは、独自のアイデア・技術とスピードとの結果。また、オープンイノベーション(※2)に約8割が「興味あり」と回答。

国内最大級のスタートアップコミュニティ(※3)を運営するCreww株式会社は、2019年3月15日(金)~2019年3月29日(金)に従業員規模1,000名以上の上場企業の役職者(会社経営者、役員、部長、次長、課長)1,360名を対象にした「上場企業から見たスタートアップ企業に関する意識調査」を行い、有効数:200名の回答を得た。

本意識調査は、最早無視できない存在となったスタートアップ企業を大手企業がどう見ているのか、何を期待しているのかを明らかにすることにより、日本企業間の意識と役割のリアルな実態を探ることを目的とした。

※1 独自の技術やアイデアによる前例のないビジネスモデルの創造を通じて人々の生活や社会課題を解決することを目的とする、主に起業してから10年以内の少人数による新興企業
※2 オープンイノベーションとは、自社の有する経営資源や技術に頼るだけでなく、社外からの技術やアイデア、サービスを有効に活用し、革新的なマーケットを創造することを指す
※3 スタートアップ企業を中心に、投資家やアドバイザーなどのサポーターが参加するコミュニティ

「上場企業から見たスタートアップ企業に関する調査」トピックス

従業員規模1,000名以上の上場企業の役職者(会社経営者、役員、部長、次長、課長)であり、オフィスで働く20歳~59歳までの1,360名の、スタートアップ企業の認知は48.2%と約半数となった。以下、スタートアップ企業を認知している200名に対し、調査を実施した。

スタートアップ企業の認知者200名のうち、41.5%が取引や協業経験があると回答。上場企業にとってスタートアップ企業は既に身近な存在なのかもしれない。
スタートアップ企業に「知り合い」がいる方は24.5%、また、取引や協業経験がある方は41.5%となった。

 ➤イメージするスタートアップ企業の分野は全体では「AI」がトップ。次いで「フィンテック」。しかし、取引経験ありは「フィンテック」がトップと逆転。
イメージするスタートアップ企業の分野は「AI」が最も多く68.0%。次いで、「フィンテック」、「IoT」と続く。取引経験ありの方は「フィンテック」が第1位、「AI」が第2位と逆転する結果となった。

スタートアップ企業のイメージは、ポジティブなイメージが技術革新を起こし、少数精鋭で決断が早い。しかしネガティブなイメージは企業の信用力、財務基盤、安定保証が弱く、社員一人当たりの負担が大きいとも。

スタートアップ企業の「技術革新」の理由は「発想の豊かさ」にあり?実際に取引経験がある方のスタートアップ企業の印象は「仕事が速い」、「小回りが利く」、「発想が豊か」。

スタートアップ企業に転職してみたいと思うと回答したのは24.5%。4人に1人が転職してみたいと回答。
なかでも取引経験ありが45.5%と高い数値となっている。転職してみたいと回答した方の理由は、「自分の可能性を試してみたい。」、「能力次第で評価されるから。」など。

オープンイノベーションがトレンドとなっていることを72.5%が知っていると回答。協業には「独自のアイデア」、「独自の技術」、「行動の早さ」を期待。
オープンイノベーション※2がトレンドとなっていることを72.5%が知っていると回答した。協業には「独自のアイデア」、「独自の技術」、「行動の早さ」を期待。また、取引や協業経験がある方は、「決断力の速さ」を求めている傾向に。

スタートアップ企業と聞いて思い浮かべる企業名はスタートアップ出身の「メルカリ」が1位。
スタートアップ企業に関して具体的な社名が浮かぶ方はまだまだ少なく「特になし」と回答した方が115名。具体的な社名で最も多い社名は12票を集めた「メルカリ」。次いで「ZOZO」8票、「ユーグレナ」4票と続く。自由記述方式のためか、現スタートアップ企業よりもスタートアップ出身の企業が上位となっている。

配信元:PR TIMES
執筆
INNOVATIVE PORT編集部 
「INNOVATIVE PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

【熊平製作所×MAMORIO】創業125年のトータルセキュリティ企業が、スタートアップ共創で未来の「安心・安全」を創る

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】広島銀行とCrewwは、広島県下のイノベーションエコシステムの構築に向け、広島県内に新たな事業の創出を図ることを目的に「HIROSHIMA OPEN ACCELERATOR 2021(広島オープンアクセラレーター2021)」を共催しました。本記事では、プログラム参加企業である熊平製作所と、「なくすを、なくす」をミッションに、紛失防止デバイス「MAMORIO」を始めとした 様々な製品・サービスを提供するIoTスタートアップ「MAMORIO」との共創プロジェクトにフォーカス。株式会社熊平製作所 新規事業開発部 取締役部長 茶之原 氏に、プロジェクトの共創に至った背景や、スタートアップとの共創から実際に得た体感や変化について、お話を伺いました。 #広島銀行 #広島県 #イノベーション #広島オープンアクセラレーター2021 #熊平製作所 #MAMORIO #IoT #スタートアップ #共創 #新規事業 #協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント