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導入の背景と概要
2011年に休刊した情報誌「ぴあ」の流れをくむメディアとして2018年にスタートした「ぴあ」(アプリ)は累計150万ダウンロードを突破。Web版とあわせて映画、音楽、ステージ、アート、クラシック、レジャーの作品・公演情報のほか、話題のニュースや人気アーティストの連載等、様々な企画やエンタメ情報のジャンル横断検索等、便利な機能を提供しています。

今回、「ぴあ」の「エンタメとの偶然の出会いと発見」という提供価値をさらに高めるため動画マーケティングプラットフォーム「Firework」を導入することで新たに縦型ショート動画と音声コンテンツの機能を実装。
「ぴあ」が提供しているコンテンツや機能を、視覚からわかりやすくまとめ、ショート動画の形で提供するとともに、新たに音声コンテンツ企画「きく♪ぴあ」もスタートしました。
音声コンテンツ企画「きく♪ぴあ」をスタート

「Firework」の導入と同時に音声コンテンツ企画「耳で聴く!エンタメ最新TOPICS『きく♪ぴあ』」を開始しました。「きく♪ぴあ」は、ぴあ編集部独自の視点で厳選されたトピックスをショートラジオ番組形式で毎日更新します。


今後はFireworkを活用したライブ配信などの実施も視野に入れ、レジャー・エンタテインメント分野の様々な情報を、それぞれに最適な手法で届けます。
ぴあ株式会社 メディア事業推進部 部長 /「ぴあ」統括編集長 岡政人 氏コメント
2018年にスタートした「ぴあ」(アプリ)は、おかげさまでこの秋に累計150万ダウンロードを突破し、多くのエンタメファンの方々にご利用いただいております。この間、Web版の開始とともに、好きなアーティストをフォローしてもれなく情報をチェックできる「ごひいき」機能や、エンタメの専門家・ツウがいまみるべき1本を教えてくれる「ぴあ水先案内人」コーナー等、「新しいエンタメとの偶然の出会い」を生み出す機能やコンテンツを拡充してまいりましたが、昨今トレンドになっている動画や音声等のコンテンツへの対応は、編集部として課題になっていました。
そんな中で、「外部のSNSではなく、自社のメディアに」「いまある写真やテキスト素材を活用して」コンテンツのリッチ化とマーケティング活用を実現することが可能なソリューション「Firework」との出会いは、タイミングも含めまさに「偶然の出会い」でした。情報誌「ぴあ」で重ねてきた資産やノウハウを活かしながら、そこに動画やライブ配信などの組み合わせにより「+α」を生み出すことができる機能を実装できたことで、企画の幅や提供価値の可能性が大きく広がりました。
何より「Firework」の日本のチームのみなさんが「メディアとコンテンツ」への理解と愛が深く、一緒に伴走していただけることに心強く感じております。いま、編集部内では次々と新しいアイデアが生まれています。これからの「ぴあ」にぜひ、ご期待ください。
Firework Director, Publisher Partnerships & Success 安藤雄二 氏コメント
1972年創刊の歴史ある情報誌「ぴあ」の流れをくむ、エンタメ情報メディア「ぴあ」のアプリ版とWeb版の同時実装をいただいたことを大変光栄に思います。わたしたちは、動画マーケティングプラットフォームとして、メディア企業のみなさまが目指される読者とのコミュニケーションや「らしさ」が光るそれぞれの活用手法をご提供できるよう努めております。
今回実装いただいた音声コンテンツ「きく♪ぴあ」は、「ぴあ」さまからのアイデアが実現されたものでした。私どもFireworkが考えている以上に、縦型ショート動画やライブ配信などの掲載事例にとらわれることなく「ぴあ」として、多くのエンタメファンのみなさまへどのように情報を届けていくかの可能性を追求したアイデア、そしてその実行力に感銘しております。
引き続きご意見をいただきながら、新たな縦型ショート動画の可能性を模索し、更なる飛躍へ向けたご支援をチーム一同で努めていく所存です。
Firework(Loop Now Technologies, Inc.)について
Fireworkは、縦型動画やライブコマース、動画編集ツール、広告マネタイズ機能を一気通貫で提供する「動画マーケティングプラットフォーム」です。わずか5分で自社のウェブサイトやアプリに、エンジニア要らずで導入が可能です。
昨今、巨大SNSの集客力・マネタイズ力がますます強まり、ブランドやメディアは巨大SNS上でのビジネス構築の必要性に迫られていますが、Fireworkは、その現状にアンチテーゼを唱えています。
各ブランドやメディアの自社のドメイン内への集客やマネタイズ強化を支援し、ひいては自社の将来をコントロールできるようにするという、本来あるべき姿のデジタル戦略をFireworkが持つ動画マーケティングソリューションにて包括的にサポートします。
2022年9月現在、世界で900以上のブランドや小売業者、メディア企業がFireworkを導入しています。日本国内においてはアパレルメーカーのヤマト インターナショナル、メディアにおいては『CLASSY.』『JJ』(光文社)や『dancyu』(プレジデント社)、『madameFIGARO.jp』(CCCメディアハウス)など多様なクライアントが利用しています。
縦型ショート動画やライブコマースによりサイト内のエンゲージメントやコンバージョンを改善し、売上向上に繋げているほか、店舗を持つブランドにとってはOMO(オンラインとオフラインの融合)の実現、小売企業にとってはリテールメディアの構築、メディア企業にとっては新たなマネタイズの創出など、各企業の動画DXを推し進める原動力になっています。
Firework(Loop Now Technologies社)は、シリーズBまでに累計約300億円の資金調達を行い、グローバルで370人が開発とサービス提供に携わっています。世界37カ国・24時間体制による圧倒的スピードの開発力を武器に、各国でサービスでの活用が拡大しています。
社名 | Loop Now Technologies株式会社 |
所在地 | 234 7th Ave 2nd Floor, San Mateo, CA 94401 |
代表者 | CEO:Vincent Yang Japan Country Manager:瀧澤優作 |
URL | https://jp.firework.com/news |
ぴあ株式会社と情報誌「ぴあ」について
最盛期発行部数:約100万部
・月刊~隔週刊~週間
・首都圏/関西版/中部版 ・最終号:通巻1,341号
・表紙イラスト作家及川正通氏 ※ 同一雑誌表紙描き手としてギネス記録
● 情報誌「ぴあ」の創刊
代表取締役社長である矢内廣が、中央大学在学中の1972年7月に、テレビの報道局でアルバイトをしていた仲間とともに映画・演劇・コンサートなどのエンタテインメント情報を網羅した月刊情報誌「ぴあ」を創刊しました。
“文化・街歩きの道しるべ”として、当時の若者たちから絶大なる支持を集めました。
● “ぴあ”の名前の由来
「ぴあ」の創刊当時(1972年)は、情報誌という言葉すらなかった時代。「既存の言葉に雑のイメージを縛られたくない」と、あえて意味のない言葉を雑誌名にしました。将来的にくの方々に受け入れられる雑誌になったときに初めて、読者の方に具体的な意味やイメージ持ってほしいという思いから名付けたものです。
ぴあ株式会社について
情報誌「ぴあ」創刊から2年後の1974年に、ぴあ株式会社を設立。現在のぴあグループは、音楽・スポーツ・演劇・映画・各種イベントなどの興行を常時約2万件登録し、年間約7千万枚のチケットを販売、1700万人を超える会員組織と約3万8千ヶ所の販売ネットワークを持つ日本最大手のチケットエージェントです。
加えて、コンサートやイベント等の主催・運営をはじめ、ホール・劇場、興行主催者、スポーツ団体などへのチケット販売ソリューションの提供、レジャー・エンタテインメント領域における出版物の刊行やWEBメディアの制作、ホールの開設や運営など、エンタテインメント分野におけるさまざまな事業を幅広く展開しています(東証一部/証券コード4337)。
社名 | ぴあ株式会社 |
設立 | 1974年12月 |
所在地 | 東京都渋谷区東1-2-20渋谷ファーストタワー |
代表者 | 矢内 廣 |
URL | http://corporate.pia.jp/ |
