
五反田バレーアクセラレーションプログラムについて
品川区の五反田・大崎エリアはスタートアップ企業が集積していることから「五反田バレー」と呼ばれています。また、五反田バレーのスタートアップ企業が社会課題を解決し、より豊かな未来を創っていくことを目指して、一般社団法人五反田バレーが2018年に設立されるなど、五反田バレーは区内外から大きな注目を集めているエリアです。
そこで品川区では、スタートアップの集積地としての「五反田バレー」の認知度アップや地域活力の向上、区内産業全 体の活性化を図るため、スタートアップや起業家の事業成長を支援する本プログラムを実施します。
本プログラムの受講のメリット

HOW TO:研修によるスタートアップのスケールに必要な知識・ノウハウの習得

MENTOR:メンタリングによるビジネスプランの強化

SUPPORT:Demo Day 等によるビジネス支援
※例:事業会社との連携やVCからの資金調達、広報マーケティングに関わる機会
本プログラムの研修とメンタリング
本プログラムでは、6回の研修を行うとともに「❶受講者の個別ニーズに応じた専門分野のメンターによるメンタリング」「❷ファシリテーターのもとに受講者同士が課題の共有・フィードバックを行うグループメンタリング」を実施していきます。研修・メンタリングについては株式会社ゼロワンブースターと連携のもと、実施していきます。
品川区は、京浜工業地帯発祥の地であり古くからものづくり企業が集積する街として発展してきました。一方、近年は大崎・五反田エリア(五反田バレー)を中心にIT企業の進出が目覚ましく、現在は製造業とIT企業が融合する地として、他にはない大きな特徴を有しています。また、国内外へのアクセスに恵まれた品川エリアには国内・海外の大手メーカーも数多く立地しており、ビジネス面において非常に高いポテンシャルを有する都市となっています。
株式会社ゼロワンブースターについて

「日本を事業創造できる国にして世界を変える」という企業理念のもと、大手企業とベンチャー企業が足りない部分を相互に補完し合い、イノベーションを共創し、事業の成長を加速するオープンイノベーションプログラム「コーポレートアクセラレーター」や社内起業家を発見・育成するプログラム「イントラプレナーアクセラレーター」を展開しています。また、起業家や社内の事業開発担当者を育成するアクティブラーニングプログラム「01Dojo」の運営やベンチャー投資、大企業の人材のベンチャー留学など、事業領域を拡大中。また、2020年2月から、個人のアイデアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」の運営を行っています。
社名 | 株式会社ゼロワンブースター |
設立 | 2012年3月 |
所在地 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル10階 |
代表者 | 代表取締役 会長 鈴木 規文 / 代表取締役 CEO 合田 ジョージ |
事業概要 | 起業家向けシェアオフィス、コーポレートアクセラレーター・イントラプレナーアクセラレータープログラム企画運営、企業内起業人材研修、投資および資金調達支援、事業創造コンサルティング、M&A仲介サポート等 |
URL | https://01booster.co.jp |
受講対象者
対象者:
IT分野の製品・サービスを提供するシード・アーリーステージ*の事業者および個人事業主
*サービス開始の準備を進めている、もしくはサービス開始後概ね1~2年程度で従業員が概ね10名以内の企業
応募資格:
・創業後、概ね5年以内の事業者とします
・学生の方も参加可能です
・原則として、品川区内に拠点があること、または今後拠点を設ける見込みがあること
定員:20社(1社から2名参加することも可能です。)
※原則として、別事業をお持ちの方による新規事業、既存事業の延長・関連分野への進出、分社化、事業分割、第二創業、事業承継等は対象外になります。
プログラム
※会場はSHIP(品川産業支援交流施設)およびパートナー企業の施設を予定しています。
※そのほかに、パートナー企業と連携したセミナー・ワークショップ等のイベントを実施予定です。
※不可避な理由以外で欠席した場合は支援を取り消すことがあります。
※プログラムの内容および日時等は予告なく変更する場合があります。
2022年9月16日(金) 17:00-20:00 | Kick-Offイベント オリエンテーション、講師とパートナー企業の紹介、講師・パートナー企業、受講者との交流。 |
2022年9月29日(木) 17:00-20:00 | 研修① スタートアップを立ち上げて世界を変えていこう 起業の一つの形であるスタートアップ。今、世界はスタートアップを通じて大きく変わろうとしております。今回はスタートアップを立ち上げる起業家の方々に向けてそのマインドセットを語ります。一緒に未来を創りましょう。 【講師:株式会社ゼロワンブースター 代表取締役 合田 ジョージ 氏】 MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計、国際アライアンスや海外製造によるデザイン家電の商品企画。村田製作所にて、北米およびMotorolaの通信デバイス技術営業後、通信分野の全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社のマーケティングや海外展開を指揮、KDDIグループによる買収後には、M&Aの調整、グループ子会社の海外戦略部部長。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレーターをアジアで展開中。 |
2022年10月13日(木) 17:00-20:00 | 研修② ITスタートアップが考えるべき正しい競合優位性について シード/アーリーのスタートアップに必要とされる競合優位性とは何か、正しい例や間違えた例を実際にあげて解説していきます。 【講師:株式会社tsam(ツァム) 代表取締役 池森 裕毅 氏】 1980年生まれ。千葉県松戸市出身。東京理科大学中退後、起業。2005年に株式会社ポケットを設立。オンラインゲームデータオークションサイトRMTを運営。2014年に売却。2011年に株式会社フリッグを設立。ソーシャル婚活サイトfriggを運営。2013年に売却。2019年に株式会社tsamを設立。経済産業省 近畿経済産業局主催による「U30関西起業家コミュニティ」を共同運営、一般社団法人超教育協会による「超起業学校スタートアッププログラム」を監修、起業家向けオンラインコミュニティ「IT startup community」を運営。他、情報経営イノベーション専門職大学にて客員教授を務める。 |
2022年11月17日(木) 17:00-20:00 | 研修③ スタートアップのための「広報・PR術」〜いくら素晴らしいものを作っても、伝えなければ、ないのと同じ(byスティーブ・ジョブズ)〜 iPhoneやMacを生み出したアップルのスティーブ・ジョブズがこだわったのが「伝え方」でした。世界最高の製品を作ったジョブズでさえ「どうやって伝えるか?」に全身全霊を注いでいたのです。昨今、日本でも起業家支援のための様々な仕組みが整いつつあり、多くの新商品や新サービスが世に生み出されています。一方、どんなに良いものを作っても、認知がとれず、日の目を見ることなく終わっていくものも多いのが実態です。本講演では、Fintech企業として有名なマネーフォワードなど、創業期から広報・PR活動に積極的に取り組みスムーズに事業成長した成功企業の事例をもとに、広報・PRに取り組むために必要なノウハウを解説します。 【講師:株式会社シプード 代表取締役 舩木真由美 氏】 大学卒業後、人気テレビ番組(とくダネ)の制作に携わる。その後、大手PR会社を経て、楽天株式会社の広報に従事。楽天市場のPR担当として広報組織の立ち上げに参画。訳あり品ブームを仕掛けるなど楽天賞3回受賞。2014年独立。PR代行業が主流のなか、企業の中の広報人材を育てる業界初の「広報・PRの家庭教師サービス」を立ち上げる。Fintechスタートアップのマネーフォワード社をはじめ、テック系スタートアップから銀行や製薬会社まで、約8年で150社以上の広報・PR担当者を育成し、ニュースになるネタの探し方から記者との関係作りまで幅広く指導。21年より、広報専門家として上場企業である不動産テックのロードスターキャピタル 社外取締役に就任。 |
2022年12月15日(木) 17:00-20:00 | 研修④ シード~アーリー資金調達に向けて ― 起業家が準備すべき投資家から見たポイント ― シード~アーリーステージで出資をする際に投資家がどのようなポイントに着目しているのか。資金調達を進めようとしている方、これからピッチを行う方に対して、これまでの投資の経験に基づいてポイントをお話します。 【講師:株式会社ストライク イノベーション支援室 アドバイザー 立山 冬樹 氏】 金融機関にて複数の国内大型プロジェクトファイナンスやシンジケートローン、コンサルティング業務に携わった後、金融系VCにてベンチャーキャピタル業務に従事。投資グループ長として複数のスタートアップ投資やIPO・M&Aに関与した後、ストライクに入社。同社ではスタートアップに特化したM&A EXITマーケットの創出を目指した新規事業開発に携わる。 |
2023年1月19日(木) 17:00-21:00 | 研修⑤ 資金調達のための1Dayピッチ講座 シード/アーリーステージのスタートアップが意識すべきピッチのポイントを、ワークショップ形式で直接指導いたします。 【講師:SEVEN Founder(Chatwork株式会社 創業者) 山本 敏行 氏】 昭和54年3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。中央大学商学部在学中の2000年、留学先のロサンゼルスでEC studio(2012年にChatWork株式会社に社名変更)を創業。2012年に米国法人をシリコンバレーに設立し、自身が移住して5年間経営した後に帰国。2018年Chatwork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証マザーズへ550億円超の時価総額で上場。現在はエンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティの「SEVEN」に注力している。最新著書に「投資家と起業家」がある。 |
2023年2月16日(木) 17:00-21:00 | 研修⑥ 先輩スタートアップとの交流会 資金繰りや雇用、商談獲得など苦労を先に経験している先輩スタートアップから実体験を紹介いただきます。 【講師:OurPhoto株式会社 代表取締役 平野歩 氏】 写真家と依頼者がもっと自由に繋がる「新しい写真文化」をつくりたいと思いOurPhoto株式会社を2015年に起業。2020年12月に株式会社うるるに売却。前職である大日本印刷株式会社にて、クライアントの販促支援から経営企画まで従事。米国サンフランシスコで新規事業立ち上げのリーダーを経験した後、起業。 |
2023年3月17日(金) 17:00-21:00 | Demo Day 最終成果発表として、事業プレゼンテーションを実施。パートナー企業をはじめとした大企業、VC 等が参加。事業会社との連携やVCからの資金調達、広報マーケティングに関わる機会を創出します。 |

氏名:小山 翔
所属:myProduct株式会社 CEO
得意分野:
ロボティクス / 物流自動化 / 地方創生 / 観光促進 / EC
プロフィール:BCGを経て、「答えを創る」ビジネスデザインの会社を創業。知的好奇心の追求と、マイノリティへの共感を大切に、戦略 × テクノロジー × デザインを融け合わせ、大企業からスタートアップ、地方自治体まで、未知の領域に踏み出すクライアントを伴走型で支援。テーマでは、ロボティクス /物流自動化 / 地方創生 / 観光促進などが得意。

氏名:吉本 正
所属:株式会社Catalu JAPAN 代表取締役
得意分野:EC / IT戦略 / 地方創生
プロフィール:大学を卒業後、システムエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後は外資系のコンサルティングファームにてIT・戦略コンサルタントとして活動。2011年に震災をきっかけにシステム会社を創業。創業以来、三期連続黒字後、共同代表に権利を譲渡。前職は過去の経験を活かしてシンクタンクにてスタートアップ支援、オープンイノベーション支援、地方創生の業務に中心に従事。現在は株式会社Catalu JAPANで二度目の創業、ショールーミング型E C【カタルスペース】を中心に事業運営中。同事業にてアクセラレータープログラム、ピッチイベントでの採択・受賞多数。2020年より中小機構 中小企業アドバイザー。

氏名:石元 玲
所属:株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ 取締役
得意分野:投資 / 融資 / 資金調達 / 地方創生
プロフィール:独立系VC、バイアウトファンドを経て、中国銀行の投資専門子会社の取締役に就任。Startup Go!Go!(福岡)、STARTUP KINGDOM(岡山)といった起業家コミュニティのファウンダーとして、地域のスタートアップ・エコシステムの形成に関与。中国銀行等が主催するアクセラレータープログラムにおけるメンタリングDayを担当、地域の起業家発掘、育成に注力する。MBA(経営学修士)、中小企業診断士。

氏名:坂 慎弥
所属:株式会社ライファヘッド CEO
得意分野:AI / マーケティング / コーチング / 現状突破
プロフィール:慶應義塾大学にて理論物理学で博士(理学)を取得。北欧系グローバル企業、AI関連マーケティングのベンチャー企業でのプロダクト責任者を経て、2017年独立起業。認知科学によるコーチングを、起業家など個人向けや、ベンチャー企業など組織向けに実施。また、国内最大手の俳優養成所では、俳優や歌手など約8,000人へ、逆境の中でも成長できる思考法を伝えている。経営者の思考力の限界が、組織の成長の限界を決めます。認知科学コーチングでは、経営者自身が自身の殻 (現状)を突破できるように、脳機能を最適に活かせる思考法を伝え、イノベージョンの実現を支援します。

氏名:坂本 真一郎
所属:myProduct株式会社 CEO
得意分野:知財戦略・権利化 / 事業計画立案 / 資金調達 / 営業
プロフィール:東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程単位取得退学。新卒で入社したスタートアップにて、様々な分野の事業開発を経験し、複数の事業部の事業部長、執行役員を歴任。CRO(Chief Revenue Officer)として事業計画立案、資金調達、営業遂行などの責任者を務めた。2019年、スタートアップの知財支援を行うためにOne ip特許業務法人に参画。スタートアップにおける経営と事業開発を経験した観点から、権利化、知財戦略立案を行っている。

氏名:相澤 恵
所属:BeBiz株式会社 代表取締役
得意分野:事業計画/販路開拓/マーケティング/販売促進/WEBサイト構築 /WEBサービス/技術シーズの事業化
プロフィール:マーケティング人材育成の専門家として、企業のマーケティング責任者を代行し人材育成や仕組みづくりをおこなっている。これまでに200社以上を支援し、100の商品企画と1,000名の人材育成実績がある。商品企画から販促、顧客サポートまでの一貫性ある支援そして企業の状況に応じた具体的な実務サポート力が強み。
参加者への特典
- SHIP(品川産業支援交流施設)のオープンラウンジ無償利用
- SHIPでのテストマーケティング・実証実験支援など※開発した製品・サービスの試験導入のサポート
- SOIL(Shibuya Open Innovation Lab)(東急株式会社)におけるイベント開催権
- プレスリリース配信サービスPR TIMES を最大6か月間、毎月1件まで無償提供
- AWS Activateによるクレジットや、技術サポート、個別技術メンタリングなどの提供
- TUNNEL TOKYO(セガサミーホールディングス株式会社)のフリーデスク1か月無償利用
- Innovation Space DEJIMA(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)の事業開発支援プログラムへの招待
- 五反田バレーの年会費(3万円)が初年度無料
- SMBCグループのオープンイノベーション拠点hoops link tokyoでのイベントへの参加及び会員のご紹介※その他、SMBCグループのVC、日本政策金融公庫(業務提携先)のご紹介
- 01Boosterパートナー企業の各種割引クーポンのご紹介
- 西大井創業支援センターコワーキングスペース無償利用※創業3年未満の方のみとなります
※1 年以上区内で活動している事業者様は各種助成金(ソフトウェア開発促進助成、エンジニア確保支援助成)をはじめとした支援メニューを活用頂けます。 https://www.mics.city.shinagawa.tokyo.jp/※特典内容等は変更する場合があります。
お申込み
受講費用 | 無料 ※受講者は書面審査・面接審査を経て決定します。審査・選考の方法は、募集要項をご参照ください。 |
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募集期間 | 2022年6月1日~7月22日17時まで |
定員 | 20社(1社から2名参加することも可能です。) ※原則として、別事業をお持ちの方による新規事業、既存事業の延長・関連分野への進出、分社化、事業分割、第二創業、事業承継等は対象外になります。 |
申請書類 | 下記ファイルをダウンロードしてください ※申請にあたっての留意事項などが記載されているため、確認の上ご申請ください 募集要項PDFファイル 申請書Wordファイル |
連携パートナー

■運営委託事業者
※申請内容、審査方法等プログラム全般について
株式会社キャンパスクリエイト オープンイノベーション推進部
E-Mail:open-innovation@campuscreate.com
TEL:042-490-5728
■品川区担当部署
※その他本事業の趣旨等について
品川区地域振興部商業・ものづくり課創業支援係
〒141-0033 品川区西品川1-28-3
E-MAIL : sho-mono-sougyosien@city.shinagawa.tokyo.jp
TEL : 03-5498-6333(直通)
