12.8 C
Japan
金曜日, 6月 25, 2021

世界初!VRで海外と日本を繋ぐ遠隔VR国際医療セミナー開催

株式会社ジョリーグッドは、3月27日(土)に開催される日本国内最大規模の医学会「日本循環器学会学術集会」内、学会長主催セミナーにて、日本会場とアメリカ合衆国東海岸のラトガース ニュージャージー州立医科大学など、日米間3拠点をオンラインとVRで繋ぐ、世界初の遠隔VR国際医療セミナーを行います。

遠隔VR国際医療セミナーの概要

3月26日(金)より開催される「日本循環器学会学術集会」内にて、VRコンテンツの収録症例を執刀した奈良県立医科大学付属病院循環器内科講師の渡邉真言先生をセミナー講師に迎え、日本とアメリカ拠点の医療従事者に対し臨場感のあるTAVIの臨床体験を提供する、遠隔VR国際医療セミナーを実施。

<遠隔VR国際医療セミナー>
『VRによる最新医療体験』
日時:3月27日(土)8時00分〜9時30分
会場:パシフィコ横浜 ノース3F 第4会場(オンラインも同時開催)
登壇者:奈良県立医科大学付属病院 循環器内科 医長 渡邉 真言先生
獨協医科大学 埼玉医療センター 循環器内科 准教授 中原 志朗先生
株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路 健介
北米拠点:ニュージャージー州 ラトガース ニュージャージー州立医科大学
      マサチューセッツ州 ハーバード大学 ブリガムアンドウィメンズ病院

<出展>
遠隔VR国際医療セミナーで使用するVRコンテンツの体験展示を行います。
会期:3月26日(金)~ 3月28日(日)
3月26日(金)8時30分〜19時00分
3月27日(土)8時00分~19時00分
3月28日(日)8時00分~15時30分
場所:パシフィコ横浜 ノース1F ブースNo.6

医療教育VRコンテンツ制作の背景

現在、医療業界では新型コロナウイルスの影響によって、従来行っていたハンズオンセミナーや臨床実習などの学習機会などが制限されています。

各地で開催されている医学会においても、離島をはじめ国際間での技術発信や学びが困難な状況です。またその状況に加え、2024年からは医師の働き方改革により本格的な労働規制が行われ、医師の勤務時間や学習時間が圧迫されることで、医療全体の大幅な質の低下やさらなる医師不足が懸念されます。

これからのニューノーマル時代においては、国内外を対象に、医師の移動を伴わず密を避けた、医療技術の共有や学びの新しいツールが早急に必要とされています。

チーム医療における人材育成が課題

心臓の弁の病気である大動脈弁狭窄症の治療法TAVIには、心・脳血管X線撮影装置を組み合わせたハイブリット手術室や、循環器、心臓外科、臨床工学技士や麻酔医など複数の診療科をまたぐハートチームでの「チーム医療」が必要不可欠です。

チーム医療では、コミュニケーション不足による連携のズレなどが生じれば、致死的な合併症を引き起こすリスクにつながります。チーム医療の教育・訓練は実践以外での教育が難しく、TAVIの実施においても人材の育成が課題となっています。

TAVI手術を高精度360度撮影でVR化

本コンテンツは、実際の患者へのTAVI手術を高精度360度撮影でVRし、複数人で構成されたハートチーム全体の動きを把握することができます。

さらにTAVI手術の各工程の重要ポイントをまとめた執刀医目線のダイジェスト版を制作しており、場面ごとにチームでの声がけや連携が体感できる設計となっています。また執刀医が手術中に常時確認している患者の心拍や血圧などのバイタル情報に加え、カテーテル手技自体を確認するためのアンギオ装置や、経食道心エコーによる画像情報を付加することで、よりトレーニングに適したコンテンツになっています。

国際間で遠隔臨床実習を実現

ジョリーグッドが開発したVR臨床実習プラットフォーム「オペクラウドVRの遠隔機能「多接続リモートVR臨床システム」は、講師と受講者が一箇所に集まることなく、どこからでも治療スタッフの視野を一斉に体験できる次世代型医療教育システムです。

受講者らが多数の場合でも、現場の同じ位置に立っているかのようなヴァーチャル実習を一斉に体験でき、講師はタブレットアプリでアノテーションすることで、視野を誘導することができます。

ジョリーグッドは、「オペクラウドVR」により、国内外との医療技術の共有を可能にし、ニューノーマル時代に適応した医療従事者がどこからでも学ぶことができる環境を構築し、医療技術発展への貢献を目指します。

■『VRは間違いなく最も強力で効率的な情報共有ツールである』
奈良県立医科大学循環器内科学教室教授斎藤能彦先生

古来「百聞は一見に如かず」と言いました。学会の重要な使命の一つに、最新情報の発信とそれに関する意見交換を通して、医学・医療の発展に寄与することがあります。最新技術の共有は、理想的にはその現場に介して生の技術に触れ、意見を交わし切磋琢磨することですが、物理的に不可能でした。過去には、学会ではビデオによる供覧、手術現場からのライブ配信という手段がとられておりました。しかし、このVRシステムを使うと、あたかも手術現場と同様の情報量を共有できます。

今後、VRは間違いなく最も強力で効果的な情報共有ツールとして、医学教育(卒前卒後)、医学研究に必須のアイテムになると信じました。そこで、このシステム自体を学会員に知ってもらうことが重要と考え取り上げました。VRの潜在的な必要性は皆が理解していたことでしょうが、コロナ禍により後押しされ、一気に普及することでしょう。その端緒となれば幸いです。

一般社団法人 日本循環器学会

本法人は、循環器学に関する学理及びその応用の研究についての発表及び連絡、並びに知識の交換、情報の提供等を行うことにより、循環器学に関する研究の進歩向上に関する事業を行い、学術の発展及び社会に寄与することを目的としています。 

オペクラウドVR〜VR臨床教育プラットフォーム

オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバーを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線の技を360度視点で体験学習できるVR臨床教育プラットフォームです。
本サービスは、コロナ重症患者への治療で使用する人工心肺ECMOのトレーニングや、臨床実習ツールとして医科大学をはじめとする教育機関や研究センター、そして医療機器メーカーの安全教育など、医療技術を牽引する多様な機関で豊富な導入実績を誇っています。

株式会社ジョリーグッド
ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

【募集】「人間と自然の掛け橋」に。兵庫県加古川市の優良企業ムサシがスタートアップ協業

【オープンイノベーションインタビュー】 明治時代に全国屈指の金物のまち兵庫県三木市で金物問屋として創業し、1983年にムサシを設立。加古川に本社を置く同社は、高枝切鋏のムサシとして業績を軌道に乗せ、今現在はセンサーライトと園芸用品のムサシとして事業成長をしている優良中堅企業です。 そんな人と自然に関わる事業を展開する地域の牽引企業として、ここ数年最前線で課題に感じているのは、高齢者が加速するライフスタイルの多様化についていけない現状なのだとか。 そこで、スタートアップとの協業により、企業の枠を超えて社会課題解決につながるサービスや製品を生み出すべく、Crewwのオープンイノベーション支援サービスを使い、アクセラレータープログラム開催に向けて一歩を踏み出しました。 オープンイノベーションに乗り出すに至るまでの思いを、株式会社ムサシ代表取締役社長の岡本篤氏に伺ってみました。 #アクセラレータープログラム #オープンイノベーション #スタートアップ #ムサシ #大挑戦時代をつくる #Creww

日野自動車「本気のDX」。デジタルがブルーオーシャンの物流業界を変革し、日本に活力を

【アクセラレーターインタビュー】 1942年の設立以来、社会にとって必要不可欠なトラック・バスづくりを担い、日本の物流を支えてきた日野自動車。しかし、技術革新やライフスタイルの多様化に伴い、人や物の移動を取り巻く環境は急速に変化。さらに、ドライバー不足やCO2排出量の削減、持続可能な交通網の維持など、解決すべき社会課題は多岐にわたっています。 そこで、自社でのソリューション開発・提供だけでなく、他社との協業による社会課題解決を目指し、「HINO ACCELERATOR 2021 -HINO DE SAFARI-」を実施。スタートアップの技術やアイデアに日野のアセットを掛け合わせることで、物流業界や社会の課題を解決し、新たな価値提供を目指しています。具体的にどのような思いで取り組んでいるのか、日野自動車CDO(Chief Digital Officer)デジタル領域長の小佐野豪績氏に話を伺いました。

「呼べば5分で届く世界」セイノーHDとエアロネクストがオープンイノベーションで描く空の革命

【アクセラレーターインタビュー】 既存物流とドローン物流を連結・融合させた新スマート物流サービスを確立すべく、2021年1月にセイノーHDとエアロネクストが業務提携を締結。現在、山梨県小菅村にて、無在庫化と無人化を特徴とする、スマートサプライチェーン「SkyHubTM」の実証と実装にむけたプロジェクトを展開中です。 今回は、セイノーHDの河合 秀治氏とエアロネクスト田路 圭輔氏にご登壇いただき、「 SkyHubTM」についての詳細や協業に至った経緯、今後のビジョンなどについてお話しいただきました。 #オープンイノベーション #業務提携 #アクセラレーターインタビュー #セイノーホールディングス #エアロネクスト #SkyHubTM #スカイハブ #小菅村 #実証実験 #ドローン物流 #大挑戦時代をつくる #Creww

物流ソリューションの未来を切り開く為、これまでの常識にとらわれない「次の物流」の開発に、スタートアップの皆さまとチャレンジさせていただきたい。

【アクセラレーターインタビュー】 物流業界大手の佐川急便が、2021年度もアクセラレータープログラムを実施します。2014年からオープンイノベーションに積極的に取り組んできた同社は、スタートアップとのアライアンス活動の要となる新たな基地として、昨年「HIKYAKU LABO」を新設。物流を取り巻く環境や顧客ニーズが激変する中、スタートアップとの協業によって持続可能な社会を作るべく、社会課題の解決に取り組んでいます。「アクセラの審査には通過しなかったとしても、応募いただいたスタートアップとは何かしらの協業を模索したい」と語る執行役員・藤野博氏に、佐川急便がオープンイノベーションに取り組む背景やスタートアップと狙いたい領域などを伺いました!
Facebook コメント