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火曜日, 12月 5, 2023

アメリカ3都市で「Deep Tech Forum North America 2024」来年1月に開催!

ハードテック・スタートアップ特化型投資ファンドを運営するMonozukuri Venturesが、世界最先端のディープテック・スタートアップとその支援コミュニティが集まり、ディープテック・スタートアップのあるべき姿を探る「Deep Tech Forum」を2024年から始めます!

2024年の主テーマは「製造業向けのRAAI(ロボット、自動化、AI)」

第一弾として、2024年1月中旬に、北米(米国、カナダ)のディープテックを推進する3都市で、大学やアクセラレーター、VC(ベンチャーキャピタル)など地元のスタートアップ・エコシステムの主要プレイヤーやディープテック・スタートアップを集める「Deep Tech Forum North America 2024」を開催します。

ディープテック分野は、大企業などと連携する「オープンイノベーション」との親和性が高い領域です。現在のスタートアップの主流である、ソフトウェアやSaaS(Software-as-a-Service)分野のスタートアップと異なり、起業初期のシード段階からサプライチェーンやバリューチェーンを構成するように企業を運営する必要があるため、スタートアップ・エコシステム側が、大企業のオープンイノベーション部門との連携に積極的です。

Deep Tech Forumの意義を、連続起業家でCarnegie Mellon大学Swartz起業センターのDave Mawhinneyセンター長は「大学発のディープテック・スタートアップは、アクセラレーターやVCの支援だけでは不十分。大企業のオープンイノベーション部門との積極的な連携が成功のカギになる」と述べています。

Deep Tech Forumの初年度にあたる2024年は、主テーマを「製造業向けのRAAI(ロボット、自動化、AI)」と定め、これらのテクノロジーに強いエコシステムを持つ都市であるトロント、ピッツバーグ、ニューヨーク(含むボストン、フィラデルフィア)で、スタートアップやスタートアップ・エコシステムと連携する機会を、2024年1月15日から19日の1週間に凝縮してお届けします。

Deep Tech Forum North America 2024の概要

(※ 印はツアー参加者向けイベント。行き先等、予告なく変更されることがあります)

2024/1/15(月)
トロント
(カナダ)
■トロント大学とイノベーション・ハブ「MaRS」訪問 ※
■Deep Tech Forum Toronto 2024
・基調講演「製造業がディープテック・スタートアップに貢献できるポイント(仮)」 by BDC Deep Tech Fund リード・パートナーのThomas Park氏
【参加登録】https://deep-tech-forum-toronto-2024.peatix.com/
2024/1/17(水)
ピッツバーグ(ペンシルベニア)
■Carnegie Mellon大学とSwartz起業センター訪問 ※
■Deep Tech Forum Pittsburgh 2024
・ 基調講演「世界をリードするピッツバーグのロボット・スタートアップ・エコシステム(仮)」by Robotics Factory所長のKevin Dowling氏
【参加登録】https://deep-tech-forum-pittsburgh-2024.peatix.com/
2024/1/19(金)
ニューヨーク(ニューヨーク)
■ハードウェア・インキュベーターNewlab訪問 ※
■Deep Tech Forum New York 2024
・基調講演「中国から東海岸へ: 気候変動スタートアップに注力するSOSVが世界初のハードウェア・アクセラレーターHAXの本拠地を東海岸に移した本当の理由(仮)」by HAX/SOSV (演者未定)
【参加登録】https://deep-tech-forum-nyc-2024.peatix.com

Monozukuri Venturesの北米でのベンチャー投資

Monozukuri Venturesは、Darma Tech Labs(本社京都)とFabFoundry(本社ニューヨーク)が2020年に経営統合して発足した、ディープテック分野のシード投資やオープンイノベーション支援を実施する、スタートアップ支援企業です。

前身のFabFoundry社が北米の東海岸と五大湖地域を中心に、ディープテック分野のスタートアップ・エコシステムと密接な関係を築いていたことを活かし、2017年から米国でのベンチャー投資を始め、製造業分野のスタートアップを中心に、7年間で30社以上に投資しています。

ニューヨーク本社で最高投資責任者を務める関信浩は、日米のスタートアップの経営経験を持つ起業家です。シリコンバレーのソーシャルメディア系スタートアップの経営幹部として資金調達や売却(M&A)を経験し、その後のエンジェル投資経験を経て、2014年にニューヨークに移住。日本の大手家電メーカーとの協業などの経験を活かし、ニューヨークでハードウェア系スタートアップの支援スタートアップFabFoundryを設立。その後、2017年からベンチャー投資を始めました。

シード投資を実現する上で不可欠な、スタートアップ・エコシステムとの密接な関係を築くため、ニューヨークのハードウェア・インキュベーターNYDesignsのアドバイザーや、Carnegie Mellon大学Swartz起業センターでメンターを務めるほか、ピッチコンテストHardware Cupの審査員を務めました。

また日米間のスタートアップ・エコシステムの連携を実現するため、日本版Hardware Cupである「Monozukuri Hardware Cup」を運営するコンソーシアム「モノづくり起業 推進協議会」を立ち上げ、2017年からMonozukuri Hardware Cupをスタート。「日本で開催しながら、ピッチや質疑応答をすべて英語で実施することで、日本のスタートアップが米国で活躍するための登竜門とする」方針を決めました(Monozukuri Hardware Cupは2024年3月に8回目の開催を迎えます)。

オープンイノベーションを実践できる有償プログラムを用意

Deep Tech Forumでは、より実践的なオープンイノベーションを支援するため、自社の紹介や関心がある分野を紹介する「リバースピッチ」や、スタートアップとのミーティングに同席し、その後のやり取りを支援するプログラムを別途、用意し、日本企業のオープンイノベーションを支援します。

同プログラムに参加することで、現地の大学やアクセラレーター、投資家やスタートアップとの継続的な関係を構築することが容易になります。

また1月15日から実施される北米3都市でのイベント参加にあわせて、各都市で大学やアクセラレーター、地元の投資家などと交流できるイベントを提供する「Deep Tech Tour 2024」の募集もあわせて開始します。

有償プログラムやツアーの詳細については、2023年11月28日にオンライン説明会をZoomで開催します。参加ご希望の方は、以下のイベントページからご登録ください。
https://intro-deep-tech-forum-2024.peatix.com/

またオンライン説明会に出られないなどの場合は、以下のお問い合わせフォームから個別にお問い合わせください。
https://forms.clickup.com/25504961/f/rab61-10343/GG2PPJPULF8WHF1TAU

Monozukuri Venturesについて

株式会社Monozukuri Venturesは、京都とニューヨークを拠点に、ハードウェア・スタートアップへのVCファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。

2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードウェア・スタートアップ支援の経営資源を結集して発足しました。これ までに日米のハードウェア・スタートアップ55社(日本24社、米国31社)に投資しています。またスタートアッ プ企業を中心に190以上の試作や量産化のプロジェクトを支援しています。 (数値はいずれも2022年12月初旬時点)

社名株式会社 Monozukuri Ventures
設立2015年8月
所在地京都府京都市下京区朱雀宝蔵町34番地 梅小路MArKEt 3F
代表者牧野 成将
事業概要ハードウェア・スタートアップを対象としたベンチャーファンドの運営。技術コンサルティング事業の展開
URLhttps://monozukuri.vc/ja/

■直近のメディア掲載実績はこちらをご覧ください。
https://monozukuri.vc/ja/news/?group0=gr1_media

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