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日曜日, 5月 16, 2021

【Tips】インキュベーションプログラムに採択される人材の秘訣とは?

一般的なインキュベーションプログラム(新たに事業を起こす個人やベンチャー企業などを支援するプログラムのこと)などで、プロジェクトの推進責任を持つファウンダーやチームの素質として事務局がどういったポイントを見ているのか、またCrewwが主催しているスタートアップスタジオでは、どんな基準でファウンダーを採択させて頂いたのかについてまとめました。

ファウンダーに必要な基礎力の三要素とは

しばしば基礎力やポテンシャルという抽象的な言葉で曖昧になっているヒトの魅力という軸をSTARTUP STUDIO by Crewwでは3つのチカラに大別して言語化してみました。

※ファウンダーとは:創業者・設立者を意味する。ここではビジネスアイデア起案者

ファウンダーに必要な基礎力の三要素

  • ①責任力
  • ②現状打破力
  • ③巻き込み力

伴走支援をする事務局としての視点、メンバーとして一緒に事業を創っていく際の視点、事業に関わるステークホルダーとしての視点、様々な視点はあると思いますが、それぞれの共通点として『このヒトと一緒に事業を進めていっていいか?』という疑念を払拭して信頼を得ることが事業の第一歩です。

あえて断言しますが、仲間からすら信頼を得られない状態で顧客から信頼を得る、すなわち事業として成立させるということは不可能です。

事業のスケールを考えるのと同じくらい仲間や周りから信頼を得ることは大切です。上述の三要素について過去のプログラムの活動を通じて実感している点を深堀りしていきます。

①責任力 ~最後までやり切る覚悟~

まず、最低限のところで「今話しているプロジェクトをやり切る覚悟は本当にあるのか?」、「しんどい事がたくさんある中で、ちゃんと最後まで走り切る責任はあるのか?」といったポイントです。

よくある話ですが、例えば、企画時は楽しそうに色々案を出したりしますが、いざサービスを本気で実現するとなった際に、躊躇して動き出せない・・・みたいなシーンが多々あります。そうなった時に、その人の覚悟や責任、本気度が見えてきますが、ファウンダーである以上、少なからず、絶対にやらなくてはならないのです。

プロジェクト立上げ初期から発生する責任は仲間に対する説明責任、実行者としての責任です。プロジェクト中期以降は簡単な提携などの話も増えてくると思いますので、そういった支援者に対する実行責任が求められます。

アイデアを夢物語で終わらせず本気で実現させていくために、ゴールから逆算したKPI/KGIの設定、そのためのアクションプランが形成されており、行動にうつす準備ができているかどうか、が可視化できていることが事業を始めることに対する責任です。

以下はファウンダーの言葉の引用です。

当初はユーザーインタビューの本質的な意味がわからなかった。今になってユーザーインタビューの必要性がボディブローのようにジワジワ効いてきてる。ユーザーとの会話はプロダクトを創る上で大きな資産になっていた。」

「プロダクトをローンチすればユーザーがつくと思ってた。全然ユーザーが増えない。次なる手を19の選択肢から絞り込んでいる。」

テキストでは伝わりづらいですが、一喜一憂しながら寝る間も惜しんで自分の事業について脳から汁が出るほど必死に考え続け、次なる手を打ち検証に繋げています。そのくらい責任力は大事というお話です。

②現状打破力 ~吸収力と素直さ~

事業を前に進める上で、「このやり方は本当にあっているのか?」と現状を見直し、より良い方法を探ったり、あるいは事業を進める上で阻害要因となっている乗り越えなくてはいけない壁がどんどん出てきます。

そういった時に、今までの過去の成功体験に縛られたり、それに引きずられてしまい手段を比較検討しないで、「もうこれしかない!!」と答えを一つに絞ってしまう事はよくありません。

考えが偏らないためにも、日頃から情報収集などインプットをし、いざとなった時に選択肢を増やしておく吸収力や、周りからの意見を素直に聞き入れ、最適解だと思ったらすぐにピボットしていくことが大切です。

よくありがちなのが…

「人材を集める&開発をするには=お金が必要」という固定観念に縛られてしまったり…

できない事を言い訳に、なかなか前に進めなかったり…

状況が違ったらその時の最適な手段は違いますし、AがダメならBを考える。「絶対に方法はある」と考え現状突破しましょう。

『出来ない理由はならべるな!できる方法を考えろ!』

格言です。これに尽きます(笑)。

大切なことは、何が今のフェーズで一番最適解なのかを比較検討した上で、超高速で判断・検証をし、「これはダメ、これはよかった」というところまで立ち返られることです。

その際、感覚や思考ではなく、事実となるデータや数値に基づいていた判断材料を準備することを忘れずに。

③巻き込み力 ~1人で全部やるを捨てる~

最後に大切なのは、圧倒的「巻き込み力」です。
やはり事業を進める上では様々なヒトを巻きこんでいかないと前に進みません。

新規事業開発の領域においては自分が出来ないことを出来るようにすることだけが成長とは限りません。特に必要なスキルは出来るヒトをとにかく巻き込んでいくというスタイルを貫き通せる方が圧倒的に強いです。

全部自分でやろうとすると、途方もなく時間がかかってしまうので、できる人をどんどん探していくことが大切です。

株式会社バンクの光本社長も「実験思考」の本で以下のように書いてあります。

自分でできることなんて限られています。一人でやり始めても中途半端になってしまうことがわかっている。だから「自分はやらない」という決断をして、みんなに任せてみる。そこで自分が一番得意としていることに集中すればいいのです。ちなみにぼくは、プログラミングもできません。(…中略)できないことは任せる、が基本です。

巻き込み力にも様々な種類があります。自身のキャラクターや特性にあった巻き込み方でチームをうまくマネジメントしていたり、周りの支援者の方にてへぺろでお願いしたりと多種多様なので変に無理なキャラクターは作らない方がオススメです。頼るのか、引っ張るのか、自身に合った巻き込みスキルを伸ばしてみてください。

スタートアップスタジオプログラムでは以下のような巻き込み方でチームごとに特徴が大きく異なるので大変勉強になります(笑)。

  • 強い個々人が揃ってる「ガンガンいこうぜ」タイプ
  • 心強い仲間に囲まれてる「みんながんばれ」タイプ
  • 知見やノウハウが豊富な「おれにまかせろ」タイプ

巻き込み力を伸ばすには日頃から人脈をつくっておくことや、協力してもらえる人との関係値を築いておくということが大切です。

STARTUP STUDIO by Crewwでの採択基準

上記の要素を踏まえCrewwのスタートアップスタジオでは、Founderのマインドセットにおいて、【実行力】や【基礎力】など、いくつかの基準を設けております。こういった点をしっかりイメージを持たれていると採択されやすいというポイントを採択基準より一部抜粋しています。

【実行力】
※プロジェクトの実行力・推進力
●事業のマイルストーンやアクションプランが設計されている
●KPI/KGI基準を持っていたり、EXITから逆算した計画立てイメージがある
●事業を進める目的意識や何故あなたがやるのかがハッキリしている
●プロジェクトを推進する上で発生する問題をイメージしており解決方法の準備がある

【基礎力】
※ビジネスの基礎力
●ハードな環境、ハードなコミットメントを求められる状況下でのビジネス経験有無
●一定以上のマネジメントスキル、他者巻き込み力の有無の判断

【その他】
●平日でもある程度プロジェクトの稼働ができること
●サービスの原案がロジカル、5W1Hでわかりやすく記載されていること
●時間厳守、資料保有、質問が的確、STARTUP STUDIOへの理解があるかなど(全体の要素の内、2%くらいですが笑)

STARTUP STUDIO by Crewwがある理由

普段から情報収集やインプットをして選択肢の多さをもっておくことが大切と記載していましたが、もう一つとっても大切なこと、それは『経験』をすることです。

例えば、42.195kmのフルマラソンを走った事をある人とない人では、事前準備も違えば、途中で起こりうる問題、ペース配分etc…経験があるかないかで心の持ちようが全く違いますよね。

インプットをどれだけしても、実際に「行動」にうつしアウトプットしなければ、それは自己満で終わってしまいます。1回目で成功したかどうかではなく、1度経験をするというのは大きな財産になるのです。

STARTUP STUDIO by Crewwでは、そのような挑戦する個人がリスクを負わず、事業実現の『経験』をすることができます。また、様々なプロジェクトが同時に遂行するため横の繋がりも増えれば、圧倒的な選択肢を増やすことができます。

  • 起業を目指している方
  • 会社で新しい事業に取り組みたい方
  • 本業を続けながら会社以外でスタートアップに挑戦したい方

一緒にアイデアを形にし、想いを実現して、社会をより良くしていきませんか!

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Text by: Remi Terada/STARTUP STUDIO by Creww運営担当
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